ほっきょくで うしをうつ」 みんなの声

ほっきょくで うしをうつ 作:角幡 唯介
絵:阿部 海太
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:2022年01月27日
ISBN:9784265089543
評価スコア 3.8
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  • 私たち人間も 牛もみんな生きている

    私た人間は命を戴いて生きているのです(私たちは ブタもウシの肉も魚もいただいて生きています)

    そのことが この絵本を通して 残酷なようにも見えますが
    生きるためには、これもまた 当たり前のことかもしれません  そう思えました

    実体験から この絵本ができたこと
     
    北極で生きるジャコウウシたちにであい 鉄砲で撃ち殺した 

    母牛とは・・ 先ほど この母牛から生まれたばかりの
    こうしが・・・・ ビエー! ビエー!と 泣きながら突進してくる姿  すごい迫力で描かれています!
    「こうしは どうしておかあさんを ころしたんだー」
    そんな叫び声が聞こえてくるようだと思う

    しかし、また 北極でこうしがひとりで生きていけないと思い判断して こうしも銃で殺す
     
    この選択もまた 生きるということだ 
    このような 厳しい 残忍さも 現実にあることが ヒシヒシと伝わる絵本でした!

    子供に読んであげるのは ちょっと考えますが・・・ 

    投稿日:2024/07/15

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  • 生きるか死ぬか…

    自分が生きるために、大きな牛を撃った。その牛は母牛で、子牛を生んだばかりだった。子牛は死んだ母牛のそばをはなれようとしない。きっと生きていけないと思った私は、その子牛の命も奪った。
    私たち人間は、豚、牛、鶏など、命を頂いて生きている。そのことを当たり前と思っていてはいけないのだなと思う。

    投稿日:2025/03/08

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  • ビエー! ビエー!

    • レイラさん
    • 50代
    • じいじ・ばあば
    • 兵庫県
    • 女の子1歳、女の子0歳

    「闇は光の母」シリーズの4巻。
    この表紙絵の、牛のまなざしがずっと気になっていました。
    でも、題名の「撃つ」って?
    冒頭での主人公の独白で納得。
    北極を旅しており、腹が減った状態。
    生きるためには、獲物を、なのですね。
    確かに生きている動物を見て、それを食べようとするのは、
    不思議な感覚。
    でも、私も生きるにはそうするしか。
    多くのまなざし。
    え?母牛?
    しかも、生まれたばかりの子牛がそばに。
    その泣き声が迫ります。
    でも。
    作者の実体験から紡がれたエピソードだけに、
    命が迫ってきます。

    投稿日:2024/07/09

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  • 考えてしまいました

    探検家が語る話だから実話でしょう。
    でも、この絵本が描かれた理由について考えさせられました。
    生きるための、食べるためには食糧は不可欠です。
    だからといって、無抵抗のジャコウウシを撃ち殺すのは、人間のエゴに他ならないのではないかと思ってしまうのです。
    しかも、このジャコウウシは出産したばかりの母牛であって、探検家派生まれたばかりの子牛まで撃ってしまいます。
    きっと、悔いを残した事実として心に刻まれたのでしょう。
    探検家は、母牛の肉を食べながら旅を続けます。自分には、この探検の意義が解りません。
    10年前の記憶として、探検家が初めてジャコウウシを撃ち殺した実話を語る意味は何でしょう。
    その後のことが、この絵本からは読みとれないので、未消化のままです。

    投稿日:2023/12/17

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