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たった ひとつの ひかりでも(評論社)

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にんげんごみばこ」 みんなの声

にんげんごみばこ 作・絵:のぶみ
出版社:えほんの杜
税込価格:\1,320
発行日:2008年04月
ISBN:9784904188019
評価スコア 3.54
評価ランキング 49,218
みんなの声 総数 62
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  • 今、一番考えてほしいこと

    • 夢見るアリスさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子15歳、女の子13歳、男の子7歳

    タイトルにドキっとし、書店で読み、購入しました。

    どっかいけばいいのに」「もういらない!」「ゴミ箱にすてちゃうよよ?!」等、簡単に耳に入ってくるこれらの言葉。


    読み聞かせをしたクラスの5年生児童の会話です。
    「言っている人は自分が言われたことあるのかなぁ?」
    「正直、人に言ったことある・・・」
    「うわ、さいてー。」
    「おまえは絶対ないのかよ?」
    「・・・やっぱり、ある。」
    「目の前にこんなのあったら”俺って心が狭い”って反省するよな。」
    「人間をすてるなんて、みんなムリだろ。できないし、人間はゴミじゃねぇし。」・・・等々。
    子ども達なりにいろいろ感じてくれたようでした。


    のぶみさんの最後の言葉「大事なのはゆるすこと 自分もその人のことも」は、大人の心にもずっしりと響きます。

    人を許すことの大切さはわかっていても、実際はなかなか出来ないこともあります。簡単なことではないこともたくさんあるかもしれないけれど、この本を読めば心の毒を出し切ることが出来るかもしれません。


    「にんげんごみばこ」の前にいる人は、自分が持っている「心」なのでしょう。だから必ず問いかけてくれる。
    このごみばこには、本当は誰も入れないし、入れない。
    私は、そう解釈しました。

    大人にもお薦めの本です。

    投稿日:2010/07/08

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    14
  • 涙がでました。

    タイトルや感想を見て、どきっとして読みたくなりました。
    自分の立場に置き換えたり、子どもからみての思いを感じたり、
    胸が苦しくなりました。
    色々な人に薦めて、それぞれの気持ちを感じてほしいです。
    今の世の中にはこれくらいはっきりしたタイトルの絵本で、
    合っていると思います。
    「許しあう」・・・今足りないのはこの事だと思います。

    投稿日:2010/11/07

    参考になりました
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    4
  • 人を本当に捨ててもいいの?

    この物語は、のぶみという作家が、作った絵本です。

    タイトルも、驚くほどすごい絵本です。

    内容としては、人を捨てるゴミ箱があります。そこに、要らなくなった人たちを捨てようとしている子供たちがいっぱいいます。

    人は捨ててもいいのでしょうか?いいえ、違います。ひとは、いなくなると二度と戻ってこれなくなるのです。

    僕だって、いやな人はたくさんいます。しかし、捨てようとしても、捨てられないのです。

    この絵本を読んで、人間は、ごみではないということが、その作品で、現れています。

    いやな人がいるから、捨てちゃえと思っている方には、必見な絵本です。

    人は人でありたいと思った作品でした。

    ぜひ、読んでみてください。

    投稿日:2010/04/14

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    4
  • 考えさせられます

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子4歳、男の子2歳

    タイトルからして、ちょっとドキドキしながら開きました。

    胸に 「ずん」 ときますね。


    のぶみさんといえば、もっと明るく楽しい、前向きな作品ばかりを見てきたので、少し意外でした。
    でもこの絵本も、やっぱり最後には、希望の光みたいなのが見えますね。

    「にんげんごみばこ」かぁ・・・。

    誰しも生きていれば、「あんな人、いなくなればいいのに」って思ったことありますよね。
    ない人なんて、いないと思う。

    でも、本当にその人をごみばこに捨てちゃうのかといえば・・・大多数がそうではないと思う。


    いろんなことを、考えさせられました。

    投稿日:2010/10/12

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    3
  • スゴイ逆説論でナットク

    怒られたり、遊んでくれなかったり、相手にしてもらえなかったり…。
    嫌だと思う人間を人間ゴミ箱に捨ててしまうという発想の恐ろしさ…。
    でも、捨てちゃったらもう戻ってこないんだよね。
    ゴミ箱に捨てる前に問いかけてくれるのは自分の良心。
    とどまってくれた子にはホッとしました。
    世の中、すぐに人を消したくなったり、傷つけたりって事件が、若年化しているのです。
    リセットボタンで登場人物が復活するゲームで、肝心な良心の感覚が鈍くなっているのでしょうか。
    この絵本にはドキッとしましたが、人の大切さ、人の一面で見ないこと、人を許すこと…。
    人間にとってとても大切なことを教えてくれました。

    投稿日:2011/04/26

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    2
  • ドキッ

    • きのぴいさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子4歳、男の子1歳

    中学校で読み聞かせをしました。

    中学生ってこれまで以上に好き嫌いが激しいような気がします。
    何をするにしても「きもい」「うざい」

    そういうマイナス面ばかり見る子たちをみて、いい部分も見て欲しいな〜、全部が悪いことじゃないんだよな〜、なんて思いをこめて読み聞かせをしました。

    中学生に読み聞かせなんて・・・と思われる方もいるかとは思いますが、自分でめくるのと他の人に読んでもらうのとでは味わいが違うような気がします。

    この読み聞かせの後、子供たちが少しやわらかくなったような気がします。子供たちに読み聞かせている中、私も自分を振り返って、少しドキッとしてしまいました。

    本の帯ある「大切なのはゆるすこと」という言葉が、この絵本を象徴しています。

    投稿日:2010/11/28

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    2
  • 永遠の課題です

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子9歳、男の子6歳

    全頁立ち読みで、読ませていただきました。
    明るい絵とは対照的にテーマはすごく重いですね。
    嫌だと思ってしまった人をゴミ箱に捨てようとする話ですから。

    他人の嫌いな部分、受け入れられない部分とをどうつきあうか。
    これは子供時代に限らず、大人になっても
    人が人と付き合っていく限り永遠のテーマであるような気がします。

    こんな嫌な部分があっても、でもいいところもあるし・・と
    このお話の子供達はファイナルアンサーを問われたときに捨てないで帰ります。
    そこが重要ですよね。

    自分の心の中に、「本当にいいの」と聞いてくれる
    魔女のようなお姐さんを持ち合わせていたいと思いました。
    シンプルだけど、深いお話でした。

    投稿日:2010/10/04

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    2
  • 自分の心に問いかけた本です

    • 図書うさぎさん
    • 40代
    • ママ
    • 香川県
    • 女の子13歳、男の子11歳

    タイトルと表紙の女の子にドキッとしました。
    そして最初のページで
    「いらないひとはいないかい。きらいなひとはいないかい。そんなひとはどんどんすてちゃおう。にんげんごみばこにすてちゃおう」
    子どもと読みましたが、最初は「きらいな子いるもん」と言っていた娘も
    にんげんごみばこの前にいる人が「ほんとうにすててもいいの?」と語りかけるのを自分が言われたような気がしたようで「やっぱりきらいでもすてられない」と読み終わった後一言だけ言ったのを聞いて、私自身も考えさせれれた一冊になりました。
    この本に出てくる子どもたちはいらない人を持って帰ります。
    「いいとこはなかった?」「もう会えないよ」と言われみんなにんげんごみばこの前で考え直すのです。
    殺伐とした世の中で、「うざい」「死ね」「きもい」と平気で言うこどもが増えていますが(学校で読みかせのボランティアをしているので時々耳にします)この本を読むと低学年から高学年まで静かに聞いています。短い絵本ですが心にズシッとくるみたいです。

    投稿日:2013/04/07

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    1
  • かんがえさせられました。

    タイトルがとても印象的で手をとりました。
    読んでみるととても深い…でも子どもにとってもわかりやすく書かれています。
    きらいなところがあったり、いやなところがあったりしても
    誰にでもいいところがあります。
    その『いいところ』を改めて気づかされたり考えさせられたりする絵本ではないでしょうか。
    保育園で子どもに読み聞かせしたいと思います。

    投稿日:2012/06/11

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    1
  • よっよかった...

    子供の反応です。

    タイトルで
    「ええ?」

    1ページ目でいらない人間は捨てちゃおうで
    「こわーい!!!」
    「にんげんすてちゃうの???」
    (結局、みんな思いとどまって捨てません。)

    最後は
    「よっよかった...」

    と、短いながらにも内容が凝縮されている文に、大反応でした。

    学校の読み聞かせにどうかな?と聞いたところ、「いっいや、やめたほうがいいよ」と言われました。理由を聞いたら「人間捨てるのいやだから」だそうです。

    しばらくしてから「すてたらどうなるんだろう....」とつぶやいていました。

    投稿日:2011/02/26

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