雨ふる本屋」 みんなの声

雨ふる本屋 作:日向 理恵子
絵:吉田 尚令
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2008年11月
ISBN:9784494019427
評価スコア 4.14
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  • 大人も楽しめるファンタジー

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子10歳

    久しぶりに、私自身がワクワクドキドキして読みました。

    激しく降る雨の中、ルウ子が駆け込んだのは市立図書館でした。
    そこで、カタツムリを追いかけて着いた先が、雨ふる本屋。
    一歩踏み入ると、そこは先が読めない不思議な世界でした。

    その不思議な古本屋には、これまた不思議な住人がいました。
    フルホンさんと呼ばれている気難しい大きな喋る鳥や、
    妖精使いという舞々子さんに、シオリとセビョーシというふたりの妖精など、
    個性的というか一癖もふた癖もある登場人物に、
    〈雨ふる本〉のつくり方ってなに?
    鳥の男の子ってなにもの?
    ほっぽり森ってどんなとこ?
    とにかく、奇想天外な展開が次から次へとやってきて、
    あれよあれよって感じで不思議な世界へ引き込まれていきました。
    ルウ子が体験する不思議な冒険は、
    息もつかせぬ展開で、どうなるんだろうとハラハラしました。

    現実にもどるころには、ちょっと成長したルウ子がいました。

    「面白いよ。」と、娘にすすめられて読み始めた私ですが、
    ほんと、面白かった。こういうお話は大好きです。
    大人の私でも、読み応えがありましたが、
    ちょうど娘と同じ小学校中学年からなら楽しんで読めると思います。

    投稿日:2011/03/29

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  • ミヒャエル・エンデの作品に似ています。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    とても素敵なお話だと思いました。
    この作品を読み始めて最初に頭に浮かんできたのは、
    ミヒャエル・エンデでした。

    主人公のルウ子が、物語の種を食べてしまう幽霊を追いかけていくシーンは、時間泥棒を追いかけていく「モモ」に似ていましたし、
    図書館から不思議な「雨ふる本屋(古本屋)」に来てしまったところは「ネバー エンデング ストーリー」を思い起こしました。
    似ていますが、そっくりではありませんし、物語のイメージもしっかりできていて、とても読みやすい童話でした。

    登場人物たちも個性的で、魅力にあふれていました。
    本好きのお子さんなら、たまらなくなる内容だと思います。
    イラストは、NHKの「みんなの歌」のイラストなども担当されている吉田尚令(ひさのり)さんで、お話のイメージにとても合っていました。

    女の子が主人公なので、男の子にはとっつきにくいかもしれませんが、面白いので、機会があったら男女に関係なく読んでほしいなぁと、思います。
    1人読みなら小学校中学年くらいから読めます。

    投稿日:2010/01/25

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    0
  • 最初は普通の設定のお話かと思うのですが、
    少し読みすすめるとあれよあれよと
    異次元へと引きずり込まれます。
    描写が独特ですが、子どもにもわかりやすいとは
    思います。
    挿絵もこの世界観をうまく表現できていると思います。
    作りこまれた設定で、ちょっと
    違和感を覚える人もいるかもしれませんが、
    小学校高学年から中学生くらいなら
    ぐーっと入り込める世界だと思います。
    出てくる妖精なんかもかわいいし!

    投稿日:2009/03/13

    参考になりました
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