ソフィとお母さんがお茶を飲んでいたところに、やってきたのがトラ。
しかも、大きな大きなトラです。
そんな話の出だしもすごいと思うけれど、おなかがすいているというトラに、びっくりするでも、恐れるでもなく、
「どうぞお入りください。」
というこの親子もすごいです。
この家族にとって、けして、トラは、迷惑な客ではないのです。心の広い、おおらかな家族。
お茶の時間にトラがやってきたら?...そんな設定は、まず思いつかない。でも、思いつかない設定だからこそ、魅かれるお話です。
うちの子は、ソフィがトラのために買ったタイガーフードに心魅かれたようで、
「タイガーフードがあるっていうことは、トラもおうちで飼っていいってことだよね?」
って。
子供にとって、お茶の時間にトラが来るというのは、猫や犬が来るのとそう変わりない感覚なのかも。