十二支のお節料理」 みんなの声

十二支のお節料理 作:川端 誠
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1999年12月
ISBN:9784892387418
評価スコア 4.64
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みんなの声 総数 52
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52件見つかりました

  • 11月。二年生と三年生に、それぞれ別の日に読み聞かせしました。
    とくに三年生の反応が良く、先生にも参加してもらってみんなで作品を楽しみました。

    もうすぐお正月。十二支たちはお節料理を作ります。十二支たちは、それぞれ仕事が分担されています。

    今年度(平成28年)の三年生は、いのしし年とねずみ年。子供たちはみんな、自分の干支はどんな仕事をするのか興味津々の様子。
    ねずみは正月飾りの係で、鏡餅を作るためにお餅つきをします。
    子供たちがとてもじっくり絵を見ていて、その後もいろんな所に登場し、お手伝いをするねずみに反応していました。「またねずみがいる!」「働きものだ」って・・・。
    いのししは片付け係。これにはいのしし年のみんな、「えー、つまらない」と不満そう。片付けも大事な仕事だよというと、納得してくれたようですが(^-^;


    川端さんの版画の絵は、日本のお正月の雰囲気に凄く合っていると思いました。
    物語の最後は、十二支が着物を着て勢ぞろい。男女ペアっていうのがイキな演出だなあと思います。
    食いしん坊の私は、ほうぼうの国から集めたどっさりの食材、したごしらえ〜調理、お重詰め、年越しそば・・・ それらの場面がとくに好きでした。


    小学校の読み聞かせで、おススメの作品です。 年末の今の時期に、いかかですか? 

    投稿日:2016/12/07

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  • 楽しいおせち

    このお話は神様に言われて十二支のみんなでおせち料理を手分けして作るお話でした。動物たちの特徴を生かした感じの配役になっていて、絵を見ているだけでもとっても楽しくなる絵本でした。うちの子は、こんな楽しいお正月本当にあったらいいねって言っていました。

    投稿日:2015/03/21

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  • 十二支とお正月の行事がわかる本

    十二支が順に出てきて、順におせち料理の準備をしていく話です。○○は○年だから何のかかりだね、と子供と話しながら楽しく読んでいます。
    最後にはおせち料理ができあがり、お正月の雰囲気も描写されているので季節も感じやすいよい絵本だと思います。

    投稿日:2014/12/18

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  • 素敵な係り

    以前から気になっていた本を、やっと読むことができました。

    「十二支」と「おせち料理」がどうつながってくるのかと思ったら
    十二支の動物たちが、お正月準備、
    特に、おせち料理の準備にいそしむ
    とてもほほえましい設定になっていました。

    それぞれが、なるほどと思える係りに仕事を割り振られ
    おせち料理を準備する姿は、かわいいです。
    ページを繰るごとに
    「次は何の係りなんだろう」と
    ちょっとしたわくわく感もあります。

    日本の食文化に関する勉強にもなる一冊だと思います。

    投稿日:2014/01/19

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  • それぞれピッタリの仕事

    • ぎんにゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子3歳、男の子1歳

    落語絵本シリーズで川端誠さんの大ファンの娘に読みました。娘は2歳になったぐらいから干支を言えるようになって、自分の干支や人の干支に興味を持っているので、とても面白く読ませていただきました。
    十二支とおせち料理の関係は知りませんでしたが、それぞれの動物にピッタリのお仕事が与えられていて感心しました。寅は千里も走るので珍しい食べ物を集めてきたり、辰は一年中お天気の様子を見ていたのでこの日は仕事が無かったり、イノシシは後片付けで生ゴミの始末。なんだか、どれも妙に納得です。
    夜が明けてお正月の朝を迎えた後の数ページにいっさい文章がありません。ただ、ページをめくるだけ。私自身も何も話しません。すると、自分が小さいときに体験した妙に静かなお正月の朝を思い出しました。お正月って昔は静かでしたよね。店も開いていないし、みんな休みでした。あの雰囲気が甦りました。

    投稿日:2012/02/12

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  • お正月がよくわかる。

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    十二支の動物たちの新しい見方、お正月に向けての新しい役割を知ることができます。

    お正月は、新年を祝い、お節料理をみんなで食べて、年神さまから、一年の力を授かろうとする行事であることが、しっかりと書かれてあります。
    一年中、24時間どこかのお店があいている今日、お正月休みなんて関係ない部分もありますが、節目節目を大切にする日本古来の考え方を子どもたちにきちんと伝えていかないといけないと、改めて思いました。

    十二支の動物たちが、お正月を迎える準備を、それぞれ分担してやっています。忙しいなかでも、みんな明るい表情で、楽しんでやっているところ、新しい年を迎える喜びが、たくさん感じられるすばらしい一冊だと思います。

    投稿日:2010/03/10

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  • これぞ日本の正月!

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳

    こちらのレビューで見かけて気になって読んでみました。

    十二支の動物たちが順番に登場して、神様に割り振られた
    お正月の準備をしてゆく・・。
    まずわが子はひとつひとつの干支の動物に注目。
    「誰々はサル?トラの人はいる?」
    「とりはボクだね?」
    その傍ら、私は主婦目線で細かく描かれた正月の準備を目で追います。
    「クワイにレンコン・・鯛に鮭・・豪華だな〜。あっ蟹も!」
    我が家にはまだ無い重箱やお正月らしい器もステキです。
    それらを準備してくれる動物たちも頼もしい♪
    実際はそれを全部自分でするのですものね・・。
    こんな助っ人たちがいたらラクチンなのに。

    中でもサルの料理人がとてもサマになってます。
    和風割烹人のいでたち。
    いのしし君は・・ちょっとお仕事物足りないかな??

    おおみそかの夜が静かにふけて・・・
    元旦の朝。
    ぱりっとした空気に勢ぞろいのご馳走と干支の動物たち。
    日本の心ですなぁ〜・・・。
    まさに理想のお正月。

    子供には干支を知るきっかけになり
    私にはお正月準備のおさらいになりそう。
    一石二鳥♪
    落語絵本も手がける川端誠さんの絵、ピッタリでした。

    投稿日:2010/01/23

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  • お正月の準備の参考になります

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子10歳、男の子6歳

    お正月の準備を、十二支たちがそれぞれ分担して行っていきます。みんなテキパキと動いていて、人間顔負けです。この絵本を読むと、伝統的なおせち料理を、自らの手でつくり続けないといけないなあって思います。なかなかたいへんですが、子どもといっしょにつくるのもいいですよね。
    川端さんの絵が、このお話に本当にぴったりあっていますね。日本の食文化を表現するのに、いい味を出していると思います。文字も絵に組み込まれているところが好きです。
    お正月のいろはだけでなく、十二支たちの順番も覚えることができます。自分の干支のページを開いて、その干支のがんばりぶりを、自慢気に読んでみたくもなりました。

    投稿日:2010/01/04

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  • 気分は正月

    • リーパンダさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子8歳、女の子6歳

    十二支がお正月を迎える準備をするのですが
    みんなそれぞれ役割があって
    感心してしまいました。
    お正月が年神様から一年間の力をもらうための行事であることも
    改めて知ることもできました。
    十二支にも色々得意とすることがあって
    我が家でもできる事なら掃除から全て頼みたい(笑)。
    絵本の終りの方でみんな正装で座っている姿に
    お正月のにおいを感じてしまいました。

    投稿日:2009/11/08

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  • 干支が身近に

    • びえんさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子7歳、女の子4歳

    お正月の前に読みました。
    ちょうど帰省して、おじいちゃん、おばあちゃん、
    おじさん、おばさん、年の違ういとこたち、
    おとうさん、おかあさん・・・といろいろな干支の
    人たちとお正月をすごした娘たちは、

    「おじいちゃんはいぬだから、年越しそば係だね!」とか
    「○○くんは材料をさがす係」「もりつけ係」など
    とても盛り上がりました。

    「私はこんだて係!上手にかけるよ!」と
    干支を身近に感じ、自分の干支の仕事がお気に入りのようです。

    そしてみんなで年を越すために協力すること、そして楽しいお正月が
    迎えられるんだというメッセージが強く伝わりました。

    投稿日:2009/02/24

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