おまえ うまそうだな」 みんなの声

おまえ うまそうだな 作・絵:宮西 達也
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,540
発行日:2003年03月
ISBN:9784591076439
評価スコア 4.81
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みんなの声 総数 213
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213件見つかりました

  • 素敵なお話でした

    • ゆっきんぐさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子6歳、男の子4歳

    競走するとみせかけて、黙って背をむけて立ち去ったティラノサウルス。

    ここが一番 グっときました。

    「さようなら、ウマソウ。」赤い実を一つ食べました。
    肉食恐竜なのに。ウマソウがおとうさんのために毎日取ってくれた赤い実を、ウマソウの目の前でなくても食べたおとうさん。

    そんなティラノはすでに本物のおとうさんになっていましたよね。

    子供たちも、シンとして聴き終えていました。

    「おまえ うまそうだな」・・・子供の耳には、「ウマソウ」って名前に聞こえちゃうところがユーモアがありました。もうこれだけでまずは掴まれちゃった!って感じでした。

    他のシリーズはまだ読破してませんが、なんだか、この1冊で終わりたいような気がしないでもありません(笑)

    投稿日:2011/01/15

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  • たまたま 徹子の部屋に宮西さんが、出演されていて、うまそうだなを読んでくださいました。
    宮西さんの読み方に 愛情を感じました。

    むかし 恐竜がいた頃 アンキロサウルスの赤ちゃんが生まれました。独りぼっちでさみしいとき 出会った ティラノサウルスは、おまえ うまそうだな」といったら 赤ちゃんは 「おとうさーん!」としがみついてきて なんと二人の間に愛情がうまれるのです
    恐竜同士が 殺しあってた頃です。 食べられてもおかしくないのに・・・
    いつのまにか お父さんとなつかれ 食べようと思っていた心が この子を守ろうという風に変わるんですね
    「お父さんみたいになりたいんだ」 この言葉はぐっときますよね!
    おとうさん!(父子でよんだらいいとおもいますよ)  

    こわい 恐竜のはずが お父さんとして、体当たりの仕方やしっぽの使い方を教えたり、すっかり お父さんですね。

    宮西さんの 優しさがこの絵本を生んだのですね

    しかし、別れの時がくるなんて・・・・
    じ〜んとくる場面です!

    アニメになるとのことですが たのしみですね!  

    投稿日:2010/10/26

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  • 立派な父親

    ティラノサウルスの父親ぶりに感動させられました。

    最初の出会いからは想像もつかなかったですが、無邪気で自分のことを

    信じるウマソウに愛を注ぐティラノサウルスに感動しました。

    ウマソウを守り、背中の傷より心をずきんずきんさせたティラノサウル

    スの愛に感動しっぱなしです。

    自分の為にウマソウも遠くまで、赤い実を採りに行ってくれるのに感謝

    して嬉しいティラノサウルスもきっとその気持ちをいつまでも思い出と

    して生き甲斐にして生きられると思わずにはいられません。

    ウマソウが、両親と出会えたことがせめての慰めでした。

    感動して泣ける絵本でした。

    投稿日:2010/05/09

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  • 一見は百聞にしかず、一触は百聞にしかず

    • えばーんさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子7歳、男の子5歳

    もう絵本界の大御所とも言える宮西達也さんの絵本。その中でも更に絵本の中の絵本といってもいいくらいのこの本ですが…
    先日、次男の通う幼稚園で図書館の書士さんによる「読み聞かせの勉強会」があり、読み聞かせサークルにも入っているので行ってきたのですが、年配の書士さんには宮西達也さんの絵本が漫画の延長のように見えるらしく、第13回剣淵絵本の里大賞授賞作品にも関わらず、この絵本に対する評価は「この本は消える本です」と散々でした。
    そういう古く硬い頭の人にもぜひ読んでいただきたい。
    読めば絶対良さは分かるはずです!
    宮西さんの本には怪獣やウルトラマンなどの『子供は好きだけど、親や有識者にとっては排除したいような』キャラクターが出てきます。一見、漫画の本や玩具の本のように見えてしまいますが、人間に欠けてはいけないあたたかいものが宮西達也さんの本には必ずあります!
    そういう意味では、宮西さんの本は学識を持った一部の人にしか分からない良い絵本ではなく、絵本の良さをハードルを下げて子供にも分かる、本当の意味で「子供にとって良い絵本」だと思います。
    パっと見で判断しないで、しっかり読み込んで頂きたい本です!!!!

    投稿日:2008/01/24

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  • 信じられる喜び

    • とむままさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 男の子10歳、女の子8歳

    一人ぼっちでうまれたアンキロサウルスの赤ちゃん、ティラノサウルスに今にも食べられそうになったんですが・・・
    なんとおとうさんだと勘違いしてしまったのです。
    『お父さんみたいにおおきくなりたいな』『お父さんみたいに強くなりたいな・・』
    そんな言葉にポロリ・・・
    信じられているって感じると愛情って湧き出てくるものなのだなぁ・・・と思いました。

    恐竜のお話で興味を示した子供たちも読むにつれ優しい心の変化が伝わっていくようで最後の別れの場面は子供たちも静かに別れているような感じがしてきました。
    最後にアンキロサウルスの親と会えるのですが・・・「ティラノサウルスはどうなるの?」「さみしくないの?」「本当の赤ちゃんは生まれるの?」
    ティラノサウルスのゆくえが気になるこどもたちです。

    投稿日:2007/04/29

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  • 愛情たっぷり!

    恐竜の世界にも愛があったのかと思うとほっとしました。生まれたばかりの小さな恐竜も一番始めに見た物はやはり両親なんですね。そしてなんと「うまそう」というのがまたまた面白い名前。とにかく引きつけられたのは聞いている息子ではなく、読んでいる私でした。いつもなら恐竜らしく食べてしまうのに、なぜか見守ったり、庇ったり、教育したり、まるで人間でいう「育ての親」をかんじました。別れの際には、私も本のなかに引きつけられました。そして、涙も。身近によくある話を恐竜にしたてたのがとても、新鮮でした。恐竜の生き物としてのこわさ、強さより恐竜のココロのような物を感じさせてくれました。

    投稿日:2007/03/20

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  • 硬くなっていた心が柔らかくなる感じ。

    • よち坊さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子1歳

    ひろーいところに一人ぼっちで生まれたアンキロサウルスの赤ちゃん。
    そして、おまえうまそうだな・・・と言いながらよだれを垂らしてやってきたティアノサウルス。
    二匹の素敵な出会いと別れが、読んだ人を“絶対!”温かい気持ちにさせてくれます。

    本屋さんで表紙だけ見たらこの本は買わないかなぁ(^^;)
    恐竜の本みたいだし。でもこの絵本ナビのみなさんの感想を読んで、手に取ってみたら・・・・。
    泣ける泣ける。。こんなに絵本で泣いたのは初めてかもしれないです。娘は1歳なので、残念ながらストーリーは理解できてないかな。でもいつかわかるようになったときには何度も何度も読んであげたいと思いました。
    心がトゲトゲしちゃったり、疲れを感じてる方がいましたら、どうぞこの本で癒されてください。

    投稿日:2007/02/25

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    1
  • 沈黙するほど感動しました!

    息子は大の恐竜好き。表紙に、自分の知っている恐竜が
    4匹も描かれているのを見つけて、喜んでもってきました。
    本屋さんで、数ページ読んでみると、あまりにおもしろそうで、
    立ち読みするにはもったいないと思ったので、迷わず買いました。
    家に帰ってから、息子とゆっくり読んでいくと、すっかりお話にひきこまれてしまいました。
    ラストシーンは、しばらく沈黙してしまうほど、感動しました!
    シリーズの他の本も、とても素敵なお話ばかりで、
    親子で楽しんでいます。

    投稿日:2006/11/16

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  • ジーンとしちゃいました

    • めりぃさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子7歳

    恐竜の絵本??と思って、娘には興味ないかな・・と読まずに
    いましたが・・・・。
    わぁ・・・やられたぁ〜〜〜と、思ってしまういい絵本でした(涙)

    ほんとに発想が素晴らしい。
    おまえうまそうだな・・と言ったティラノザウルスとそれを聞いた
    アンキロサウルス・・・。
    この誤解が素晴らしくて、読んだ時にわぁ〜〜さすが作家さんと思いました。

    読み終えた時には、娘より私がジンと熱くなってしまったし、すごく
    お勧めの1冊です。
    学校の読み聞かせでも数クラスで読みましたが、みんな見入り聞き入って
    いました。

    投稿日:2006/09/24

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  • 登場人物の感情・態度の理解度

    なぜか、このティラノサウルスのシリーズ、第1作目のこれだけ読んでいませんでした。
    今回手にしてみて。
    ちょっと期待して読んだのですが、大人が読んで、「カンドー!!!!」という度合いで言えば、後の三作の方が大きいような気がします。
    でも。
    この絵本は、子供にも理解がしやすいらしい。
    うちの息子に限った事ですが、
    「登場人物の感情や態度に気づく」という度合いで言えば、これが一番だったようです。
    (それでもまだ、すべてを理解はしていないと思いますし、ただ単に、あとの三冊を読んだ時期が、今より幼い時期であったせいだとも考えられますが)

    でも、この絵本を読み終えて、神妙な顔をしていた子供の顔は忘れられません。
    このシリーズはぜひ、手元に長くおいておきたい、と思った本でした。

    投稿日:2006/07/18

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