おおきな木」 みんなの声

おおきな木 作・絵:シェル・シルヴァスタイン
訳:ほんだ きんいちろう
出版社:篠崎書林
税込価格:\1,218
発行日:1976年
ISBN:9784784101481
評価スコア 4.63
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みんなの声 総数 146
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  • 究極の愛!

    高校生の時の倫理の授業で、先生が教壇で読んでくれました。
    当時はそれほど心に響かなかった(授業の中でだったので、いい話だなあ、くらいにしか届かなかった)のですが、その後、大学生になって心から大切に思える人ができたときに、とてもとても読みたくなりました。
    タイトルも覚えていなかったので、当時見た表紙の雰囲気と、確かシンプルなタイトルだった・・、ということだけを頼りに、本屋さんの絵本コーナーを探し回りました。何日もかかって!
    やっとの思いで見つけることができた「おおきな木」・・。もう一度その内容の深さをじっくり噛みしめたのでした・・
    そうやってでも探す価値のある本です!

    投稿日:2007/02/22

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  • きは それで いいの?

    • りなりん★さん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子3歳、女の子5ヶ月

    読んでいて、なんだかとてもせつなくなりました。

    大好きなちびっこに全てを与え続ける木は、本当にそれで嬉しかったのでしょうか?
    与え続ける木に対して、何一つ愛情を与えないちびっこがそれでも大好きなんでしょうか?
    どんどん姿が変わっていく木。
    最後はただの切り株になってしまいますが、とても美しさを感じます。
    それに対して、ちびっこの醜い変わり様。

    人は、変わらずにはいられないのでしょうか。
    醜いちびっこに、つい自分を重ねてしまいます。
    小さな幸せで満足していたはずなのに、与えられ、得ていくうちに、
    「もっと、もっと」と求めてしまいます。

    最後に、木に腰掛けている老人になったちびっこ。
    木にちびっこの温もりが伝わったのでしょうか?
    私も手遅れになる前に、求めてばかりいた回りの人達に
    温もりを与えてあげよう、と反省できました。

    私に軌道修正をさせてくれた絵本です。

    投稿日:2007/02/14

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  • 大きな木は私の両親、そして男の子は私だと思いました。

    大きな木の男の子に対する無償の愛ははたして良いのか悪いのか、簡単には判断できませんが、私はこのような愛情を娘に注いであげたいと思いました。

    この本を読んであらためて両親が注いでくれた私に対する愛情について考えました。
    そして、私の娘に対する愛情についても考えました。

    他のみなさんが言うように、いい絵本だと思います。

    投稿日:2007/02/13

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  • 涙が・・・

    はじめ図書館で借りて読んだのですが、読んでいる最中に娘が涙ぐんできました。まさに与える木・・・親が子を思う気持ち・・・無償の愛です。まだ年中の娘がクリスマスプレゼントにこの本を選びました。まだ読んだ事の無い方・・・ぜひ読んでみてください。

    投稿日:2007/02/07

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  • 奥が深い!!

    男は自分の希望をどんどん告げて、それを嫌な顔せず
    全て受け止め答えてくれるりんごの木…。
    見返りを求めるわけでもなく、無償の愛で男を愛し続ける姿は、
    なんだかとても切なく感じます。
    この本の面白さが分かるのは、中学生くらいかな…と思いました。

    投稿日:2007/02/01

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  • 与える木

    • 花明りさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子1歳

     この木の一生。親のあるべき姿なんだろうなとおもました。
     こどものペースに振り回されていらいらしている私には、まだまだ程遠いけど、いつかこの木のように、子供を受け入れ、旅立たせ、疲れた時は慰めになる。包容力のある、大きな存在になりたいと思わせる、そんな絵本でした。

    投稿日:2007/01/31

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  • 無償の愛

    • meiさん
    • 20代
    • せんせい
    • 熊本県

     この本をよむたびに、木から男の子への無償の愛に涙がでてしまいます。
     
     明確に答えが示されていないので、いろんな学び方ができる絵本だと思います。考えさせられる事もたくさんあり、大切なことに気付かされます。
    また、絵については、色が付いていないのに不思議な魅力があり、とても好きです。
     一見、子どもたちには難しそうな内容にもみえますが、豊かな感性で、子どもたちはたくさんの事を感じ取っているようです。

     私にとってもいろんなことを教えてくれる、大切な絵本です。

    投稿日:2007/01/28

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  • 無条件の愛情。

     これは大人向けだね。と、思っていたのですが、子どもにも何かひきつける魅力があるみたいで、本棚からひょこっと持ってくる絵本です。

     これは、親の子どもへの愛情について書かれた絵本なのか、見返りを期待せず、子どもが要求することをその木ができることで満たしていく事が、喜びとなる。とっても、奥の深い何度も読み返したくなる絵本です。

    投稿日:2007/01/22

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  • からだのなかで

    もうすぐ高校受験を控えた女生徒が「あたし、この絵本すき」
    なんだか、考えちゃうんだよね。悲しいっていうか、せつないっていうかさ」と、もらしてくれた一冊です。
    「あやまるのよね、この木・・・・」と沈黙する彼女の
    からだの中で、今なにがおきているのか、そっと覗いてみたくなりましたが、「そうだね」とうなずいて揺れている時間を共有しました。
    言葉ではなく、彼女から流れ出る空気を、感じるだけで充分だと思ったからです。
    人間の内面にゆさぶりをかけて、そのままほっといてくれる。
    なんともいい時間をくれる絵本です。

    投稿日:2007/01/20

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  • 木の「少年に対する愛情」は強くて切ない

    • ねこちんさん
    • 30代
    • せんせい
    • 岐阜県
    • 男の子6歳、女の子4歳

    少年が幼い頃から共に暮らした木 その木は少年を愛し、少年が老人になるまで愛し続ける様は、まさに皆さんの書いているとおり、無償の愛!少年は木に色々な要求をするが、木はそれをすべて受け入れ、与え続ける。少年は木の気持ちを受け入れようとすることはないのに、ひたすら少年の要求に答えようとする木の姿は何だか切ない。幼い子どもに理解できるか心配でしたが、終わった後、また読んでほしいと言っていたので、何かは感じてくれたと思います。奥の深い一冊です。

    投稿日:2007/01/13

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