ナナ・クインビィさんが木のてっぺんのネコを見つけて
消防署に電話をします。
でも、消防署ではネコはつかまえてくれないと言われます。
木を見るとネコは5匹に増えています。
ナナ・クインビィさんは今度は警察に電話をします。
でも、警察でもネコをつかまえてくれないと言われます。
そしてまた木を見るとネコは10匹に・・・
ページをめくっていくと、ネコが増えていき、
電話をかけた先々でネコはコチラでは捕まえていないと、繰り返し断られます。
ナナ・クインビィさんは話の途中とってもあわてている様子だけど
ネコたちは自由でのびのび楽しそうです。
ほのぼのした絵でかわいい絵本です。
ナナ・クインビィさんの受話器が反対になっていたり
郵便局や図書館に助けを求める電話をしたり
断られる時に付け加えられている言葉だったり
なんだがあれれ??な部分が少しずつあって楽しいです。
子供たちは”ネコの中にトラがいる”と言って
いろんな模様のネコ達の中からトラを探して楽しんでいました。