わがままな大男」 みんなの声

わがままな大男 作:オスカー・ワイルド
絵:リスベート・ツヴェルガー
訳:北村 太郎
出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発売日:1987年06月
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,221
みんなの声 総数 11
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  • 大男を改心させた少年は?

    長年不在で子どもたちの遊び場になっていた庭でした。
    高慢な男の帰宅によって、庭は閉鎖され子どもたちは追い出されてしまいました。
    そんな話を崇高に変えたのは、その庭だけが冬のままだという象徴性でしょうか。
    花も咲かない、鳥も避けていく、季節の巡ってこない庭という空間は、男の心象風景のようでもあります。
    ある日、冬のままの庭の隅で泣いている男の子を見つけ、大男は大男は自分のしてきたことを悔いるのです。
    男は庭を開放し、人々とともに生き始めます。
    そして、あの時以来姿を見せない少年を探し求めるのです。
    最後に姿を見せた少年は、大男を天国に誘います。
    大男の死を看取った少年はキリストのように描かれています。
    でも私には、それが大男の少年時代の姿、心の中にあった愛の姿のようにも思えました。
    大男は自らの力で生きたのではないでしょうか。
    オスカー・ワイルドらしい物語です。

    投稿日:2026/05/26

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  • わがままな大男は、子供たちから、教えられたのですね。

    もちろん はじめは 子供たちが勝手に自分の庭で遊んでいるのが許せなくて、無断立ち入りを禁ず
    立て札をたてて  子供を追い出すのです。

    そのため この庭は 春が来なく 寒い冬の世界が、訪れるのですが・・・・

    わがままな大男は、子供たちから 教えられて自分の間違いに気づくのです。
    子供たちは、天使のようです。

    春の訪れは 子供たちが運んでくれるのですね!  小さな男の子はなんと キリストだったのですね!

    わがままな男は、導かれていたのですね 小さな男の子に

    このお話は、長いお話で、大人向きかなと思いますが、高学年の子供にも分かるとおもいます。

    絵もソフトでステキでした。
    誰にでもある わがままな心の戒めでしょうか?

    投稿日:2010/08/02

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  •  内容からして幼稚すぎ。絵本だからっていう理由もあるが大人が読む絵本としているようなところがあるため内容を読んでがっかり。
     人にやさしくしなければ自分は幸福にはなれないというような内容なのだが、自分の家に不法に遊びに来ている子供たちにやさしくしろという話。
     さらに子供たちにやさしくしなかった大男の家には春が訪れない。ある日、素敵な音楽が聞こえたと思い外を見るとそこには子供たちが楽しげに歌っていてそれに感化された大男。そこから大男は今までの行いを悔やみ子供たちに自由に遊ばせてみんな幸せ。ほら!みんなハッピーだね!
     別に子供たちに遊ばせるななんて言ってない。大男が不法に遊ばれて不満を覚えて追い出すことは当然であると思うし、その行動をとったため大男には春が訪れないとはおかしいと思わないのだろうか?つまり何もしていない大男が子供たちの遊び場を奪ったために不幸になり、幸せを手に入れるために不法侵入を許し遊ばせてあげ、幸せになるということ。
     意外と評価は高いみたいで驚いた。この本のどこが綺麗な話かまったくもって理解ができないからだ。自分はストーリー重視派なので感情に訴えかける話はつまらなかった。

    投稿日:2020/08/13

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  • 心優しくなれます

    読後感がとても優しくて胸がいっぱいになれる絵本です。

    孫の為に読んだのですが、文が長いので結果的には自分の為になりまし

    た。人付き合いが苦手な大男ですが、神様に出会ってからは、優しさを

    持つきっかけを貰い子供たちに囲まれる生活が送れてよかったです。

    閉ざした心を自分から開放する勇気を持てたら、自分への挑戦が出来た

    ら幸せって訪れると思いました。

    投稿日:2010/02/05

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  • オスカー・ワイルドさん

    オスカー・ワイルドさんの作品だったのでこの絵本を選びました。主人公の人生がガラッと変わっていく様子が美しかったです。自分の性格を簡単に変えてしまえる主人公はとても立派だと思いました。文章がとても美しくうっとりしました。文と絵がぴったり合っているのも良いと思いました。オスカー・ワイルドさんの素晴らしい世界を感じられる絵本でした。

    投稿日:2010/02/03

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  • あいのきずを負った小さな男の子

    • ベーベさん
    • 30代
    • その他の方
    • 長野県

    大好きなワイルドの話に、大好きなツヴェルガーの絵がたまりません。
    小さな男の子によって自分のわがままを悔い改める大男。
    キスをくれた小さな男の子を慕う気持ち。
    手足についた傷を「あいのきず」といった小さな男の子。
    何度読み返しても感動で胸がいっぱいになります。
    おとなもこどもも読んでほしい名作です。

    投稿日:2010/01/08

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  • 幼い自分が読んだなかで

    幼き日(4歳のころ)、買ってもらい、何度も何度も読み返した本です。
    でも、その当時の作品名は「わがままな巨人」でした。
    絵もここにあるものとは違っていて、巨人はチリチリの長髪で、太っていて…。表紙は、その巨人を正面から見上げているものでした。
    いまでは、その思い出のバージョンはもうないんですかね。
    幼心に、他人には大切にしなければならないということを
    実感したのを覚えています。

    投稿日:2009/03/25

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  • 心優しい大男は、天国に召された。

    • そうなんださん
    • 30代
    • ママ
    • 徳島県
    • 女の子10歳、女の子8歳

    「オスカー・ワイルドと言えば「幸せの王子」?」と思いながら、「絵も素敵だし、読んでみよう」と図書館で借りました。
    「このお話は、きっと昔よんだことあるね!!」と娘達。「そうだった?」と読んでみました。
    なるほど、少し違うお話でしたが、似たような話を読んだことありました。
    しかし、この絵本は何とも不思議な情感を漂わせています。
    大男は子ども達に庭を開放する喜びを知り、幸せな心を持つようになります。きっかけをくれた小さな男の子にもう一度会いたくて、毎日庭を見て待ち続けます。待ち続けて男は年をとりました。
    冬のある日、庭に待ち続けた男の子が現れます。年老いた大男は、急いで男の子に会いに行き、その子が神であることを知ったのです。
    男の子は「僕の庭につれて行ってあげるね。天国という庭ですよ。」と男を天国へ連れて行ったのでした。
    なんと!!あっけない終わりなのですが、残された寂しさとこれで良かったんだという充実感が両方感じられました。
    何度か、ゆっくりと読んであげるといいなと思いました。

    投稿日:2008/05/19

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  • 大人もしみじみ感動します

    図書館でオススメの本として飾られてました。
    きれいな絵にひかれ借りました。
    内容が悲しく、でも安らかさや人生の奥深さがあり、
    希少価値の物語と思いました。

    三省堂書店で絶版と知り、絵本のフェアでも、
    一般販売はしていないと知り、
    いい本と売り物になる本は違うものだと知らされた1冊です。

    投稿日:2007/05/06

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  • 心の垣根を取り外したら…

     自分の権利を主張することも大事だけれども、他の人に対しても心を開くことで「春」がやってくるのですね。
     隣人を愛することというのはこういうことなのかなあと漠然とですが思いました。 
     キスをもらい、天国へ招かれた大男の静かな死を、この本を読んだ皆さんはどんな風に受け止め、感じられるのでしょうか。
     小学校低学年以上の子供たちにおすすめです。

    投稿日:2003/05/12

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