てん」 みんなの声

てん 作・絵:ピーター・レイノルズ
訳:谷川 俊太郎
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2004年01月
ISBN:9784751522639
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 95
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95件見つかりました

  • 身につまされました

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    私が読みましたが、大人として考えさせられました。。
    うちの上の子も絵が苦手。なかなかほめてあげられないです。

    だけど、この本の先生は点を立派な額に飾ってくれた。
    そしてワシテは自信を持つようになる。
    もっといい点が描けるよ。と思うようになる。

    勉強のことでも、楽器を習ってるのですが楽器の練習でも
    小学生の親として試行錯誤の毎日です。

    少しのきっかけで、確かに子供は変わることがあります。
    この先生のように接してあげれば、のびるのかなあと考えました。
    それが難しいんですけどね。。

    親にも読んでほしい一冊です

    投稿日:2008/11/07

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  • こんな先生いたらなぁ

    私は絵心が全くありません。
    子供の頃から絵を書くのが苦手。
    でも絵を見たり、色を感じたりするのは好き。

    この絵本の主人公ワシテも絵に苦手意識を持っている女の子。
    課題の絵も白紙で出してしまうほどです。

    先生はそんなワシテを怒りもせず、「なにかしるしをつけてみて」とアドバイスするのです。

    その「しるし」をきれいに額縁に入れて飾ってもらってから、ワシテの絵の価値観が変わってくるのです。

    息子のお絵かきはまだ「絵」からは到底遠いものですが、ぐるぐる真剣に取り組んでいる姿を見ると、このまま自由に描いて絵が好きになってくれるといいなと思っています。
    ワシテのように好奇心を突き詰めて自由に絵が描けたらいいな。

    投稿日:2008/05/19

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    1
  • すべての人に

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    この本いいですね。
    ワシテの先生最高に素晴らしいです。ちょっとしたきっかけを作って自然に促して、あとは温かく見守る。本当にこんな親でありたいと思います。なかなかそうはいきませんが。

    先生も素晴らしいですが、ワシテもすごいと思います。
    うまいきっかけを作ってくれても、ワシテのようにチャレンジしていく意欲がなければ始まりませんから。
    人に認められるということがどんなに大切なことか分かったような気がします。

    この本は、絵画苦手な子供に限らず、子供を持つ人や先生はもちろんのこと大切な人がいるすべての人にオススメしたい本だと思います。

    うちの長女はどちらかというと絵を描くことは好きです。
    だからワシテの気持ちは分からないかな?と思ったのですが、小さな点からイマジネーションが広がり、いろんな点を描いていくワシテの成長とカラフルなてんの展覧会が大変面白かったようです。
    もっと成長すると、もっと違った感想を持つようになると思います。

    最後に出てきた男の子はどうなったか楽しみですね。

    投稿日:2007/03/25

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    1
  • てんから始めよう

    • 花ぶらんこさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 男の子11歳、女の子8歳

    ナビの評価が高いので気になっていた絵本でした。
    私は絵を描くことが好きです(落書き程度ですが)。
    決して上手とかそんなことじゃないけど、
    でも子供にも絵を描くことの楽しみを知って欲しかったから
    一緒に描いてきたつもりです。
    でも長男は絵が苦手。
    「上手に描けない」って言うんです。
    決してそういう風に描くことを促したわけではないのに。
    絵を描くことが好きな子は真っ白な画用紙を前に
    嬉々として色を塗っていくでしょう。
    でも苦手な子はそれが苦痛になるんです。
    この絵本はたった一つの「dot てん」
    から始まります。
    真っ白な紙の上の「てん」から
    自信が広がっていってそれは他の子へ
    伝わっていきます。私もこの先生のように息子に
    「てん」から始めさせてみたくなりました。
    そしてできたらその作品を飾ることも忘れずに。

    投稿日:2006/08/27

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  • 何と声かけしますか??

    • ☆☆☆さん
    • 20代
    • せんせい
    • 神奈川県

    こどもが描いた絵が白紙なら何と声かけをするかな?と思わず考え込んでしまいました・・。お絵かき大嫌いなワシテがやっと描いたと思ったらちいさなちいさなてんひとつ・でもそのちいさなてんからワシテは大変身!常識にとらわれず、その子らしさをひきだしてあげられるような声かけをしてあげられるようになりたいな。と思いました。視点を変えるという大切さをおしえてもらいました。こどもはもちろん大人にぜひよんでもらいたい素敵な1冊でした!

    投稿日:2005/08/19

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  • こんな先生にいて欲しい。

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子9歳、女の子4歳

    文字も少なく、とっても簡潔な絵本でした。
    絵の授業の時、時間になっても白紙のまんまだった主人公の女の子に、絵の先生は言いました。
    「なにかしるしをつけてみて」
    それくらいだったらできると、女の子は紙の上にマーカーで一つの点を押し付けます。
    次の週、その子が教室へ入ってくると、先生の机の上にかかっていたのは、彼女が先週描いて提出した点の紙が額に入れて飾ってあったのです。
    そんな小さな切っ掛けで、女の子はいろいろな点を描いてみました。
    様々色の点、色と色を混ぜた点。大きな点。更には点を描かないで点を作ることまで!
    先生のとった一つの行動で、女の子は才能を開花させることが出来たのです。
    親であれ、先生であれ、人の前に立ち、子どもを導く立場の人間には、この絵本の先生のような気持ちの持ち方が大切なんだ。見習わなくっちゃと思いました。

    投稿日:2004/09/25

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  • 素敵な先生☆

    6歳の娘と読みましたが、大人の私の方が心に響く内容でした。子どもの可能性を信じて、どんな小さなアクションも見逃さず、そのやる気を伸ばして自信をつけさせてあげることができる先生。とても素晴らしいなと思いました。学校の展覧会に並んだワシテの絵に思わず感心してしまいました。

    親はつい「もっとこうしたら」「もっといろんな色を使ってみたら」「もっと」「もっと」…と正解はないのにも関わらず、口を出してしまったり、諦めてしまったりしてしまいがちです。

    お絵かきに限らず、子どもを育てる上でこの先生のような対応を見習いたいと思いました。

    投稿日:2021/08/01

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  • 私が5歳の頃、お芋ほりの絵を描いたときのこと。
    みんなとは違う自分だけの作品を作りたい気持ちで
    ワクワクしたのを覚えています。
    お芋の色付けに青や緑、黄色や赤を使って、
    いろんな色のお芋を描き
    『みんなとは違う自分だけの絵ができた!』
    と、満足感でいっぱいになっていると
    先生に「何やってるの!!」
    「お芋を全部丸く囲んで紫色に塗りつぶしなさい!」と怒鳴られてしまいました。
    私は『いけないことをしてしまったんだ』
    悲しい気持ちになり涙がポロポロ出てきました。
    泣きながら、青や緑、黄色や赤に塗られた
    私だけのお芋たちを、紫色に塗りつぶしました。
    今でも、あのときの気持ちは忘れられません。

    表現は自由であっていい。
    あなたの描きたいように描いていい。
    描いたものはどれもあなたの作品。
    あの時、先生が私にそう教えてくれれば私は絵を描くのが大好きな子供だったに違いない。

    ピーター・レイノルズが描くこの物語は、
    全ての大人たちに、
    ?子供の可能性は無限大。
    ?子供を尊重する気持ちは忘れてはいけない。
    それを伝えたいのではないか。
    子供に、それを教えてあげてるのは
    大人の役目なんだ。と、何度読み返しても
    そんな気持ちになってなりません。

    ◯絵本の感想◯
    絵が描けないだけ!と
    怒っているようなワシテの表情が
    夢中になって”てん”描いていく様は見事で
    苦手と思い込んでいたものに夢中になれるって最強!
    と、気づかせてくれました。
    ラストシーンの、展覧会を見に来た男の子に対する
    ワシテの振る舞いには、大拍手を送りたい。
    すごく粋で、大好きです。
    そして、大好き!と言いたいのは
    絵画教室の先生。
    ワシテを尊重する気持ちと行動が
    幼少時、私には出会えなかった先生と重なり
    羨ましくもあり、私はこのワシテの恩師のような
    存在でありたい。そう強く思わせてくれるのでした。

    投稿日:2020/12/05

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  • やってみようかな

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    4歳児の息子も描いたり、作ったりするのを嫌がります。
    一度も悪く言ったつもりはないのですが、
    自分でお兄ちゃんと比べてしまうのか、
    「やって」「へただもん」とぐちゃぐちゃとさえ書こうとしません。

    この絵本を読み、
    息子もやってみようかなという気になればいいなと思っています。
    と言っても、本人は読んでいる途中で寝てしまったので、
    また起きているときに読みなおします。

    投稿日:2019/09/18

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  • 不思議な絵本

    ちょっと大人向けなのかなと思いまいたが、子どもが何度も読んでと持ってきます。
    何か惹かれる所があるのでしょうか。

    主人公はワシテという絵が苦手な女の子。
    最後は素晴らしい絵描きになります。

    登場する先生が素敵です。
    私なら、何も書いてない真っ白な紙を見て「あら!吹雪の中の北極グマね」なんて言えないです。

    毎日の子育てで未熟な自分について考えさせられる絵本です。

    投稿日:2018/11/13

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