もこ もこもこ」 0歳のお子さんに読んだ みんなの声

もこ もこもこ 作:谷川 俊太郎
絵:元永 定正
出版社:文研出版 文研出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1977年04月
ISBN:9784580813953
評価スコア 4.73
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    初めてこの絵本に出会ったときは「何じゃこりゃ!一体どうやって読めば良いの!?」と衝撃を受けました。何の生き物かすら分からない物体と、シンプルすぎる言葉の数々。全く理解出来ないまま、半ばヤケクソで、当時赤ちゃんだった我が子に読んであげたところ、声をあげて笑うではないですか!10年経った今読み返してみても、頭の中はハテナでいっぱいですが、これは谷川俊太郎さんにしか書けない絶妙な世界観なのだと思います。

    投稿日:2023/06/04

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  • 0歳の子に届くことばのエネルギー

    • MaRiEさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子11歳、男の子8歳

    この絵本の素晴らしさは0歳だった息子に教えてもらいました。私が「もこ」と言葉を発するたびに、ぴくっと反応。家事をしながらふと見ると、一人で集中しながらページをめくる姿に驚いたこともありました。そして「もこもこ」「にょきにょき」に呼応するように「びりびり」とページを破いた時は、まるでその世界に入り込んでいるように見えました。「この子は心と体全部でこの絵本を楽しんでいるんだ」と感じました。

    8歳になった今は、私の読みに合わせて歌うようにことばを重ねながら、両手を大きく広げたりジャンプしたり、やっぱり全身で楽しんでいます。

    この絵本は0歳だった息子にことばのエネルギーや絵本の楽しさを、私には0歳ながら絵本を精一杯楽しむ息子の感性の素晴らしさを教えてくれた大切な本です。

    投稿日:2023/06/02

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  • 何度読んでも新しい発見に満ちている

    • たろう3さん
    • 30代
    • パパ
    • 熊本県
    • 女の子2歳、女の子2歳

     「大好きで何度も読んだ本だから」。妻の友人の中学生の息子さんははにかみながら「もこもこ」を差し出した。
    双子の娘に生まれてきたお祝いとしてプレゼンとしてくれるという。大人になりつつある彼からのプレゼントは新鮮だった。大人が子どもに勧めるものはどこか教育欲が透けているようで苦手だ。けれど彼の場合自分が愛読してきたからという強さがある。
     以来、娘たちが0歳の時から2歳半の今まで何度も読んでいる。読む度に新しい発見に満ちていて読んでいて楽しい。
     年齢に応じて娘たちの反応が変化するのも面白い。「もこもこ」はイラストレーターの元永定正さんの絵と詩人の谷川俊太郎の言葉が一つになったものだ。色の移り変わりが鮮やかで抽象的なイラストなので見方によって色々なものに見える。言葉も意味だけでなく、音やリズムがあって読んでいても楽しい。何度も読み聞かせをしてきて気づいたのは、どういうトーンで、リズムで読むかによって印象が大きく変わるということだ。そして絵本の最後は絵本の最初に戻る円環的な作りになっているから、子どもからもう一回と言われて読む時に物語が繋がっているということだ。子ども達の想像力は無限だから、もしかしたら、二回目には別の物語を想像しているかもしれない。
     それはパパやママが読み聞かせで何度も読む時にも新しい発見に満ちているということだ。人間、何度も同じものを読んでいると飽きてくる。しかし、同じ単語でも読み方やリズムによってイメージが変化する。イラストのグラデーションのように言葉にもグラデーションがあることを感じられる。それは子どもの反応の変化によっても変わる。赤ちゃんの時はびっくりしたように目をぱっちり開けたり、ある部分をじーっと見たり、反応していないようで親が目を凝らせばとても反応していることが良くわかる。言葉が出てきだす頃になると繰り返したりするから一層面白くなってくる。「もこもこ」と生えてくるのは何なのか、子どもと一緒に想像しながら読んで楽しみたい。
     36才のおじさんの僕ではなく14才の彼からのオススメとして受け取ってほしい。

    投稿日:2023/06/02

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  • ファーストブック

    4ヶ月になる息子にファーストブックを探していたところ評価が高く、昔からある絵本だったので購入をしました。もこもこと何もない地上から現れる不思議な生物。ここは地球が始まった時?それとも違う惑星?
    息子は食い入るように見るし、『もこ』『にょき』『ふんわ』など、擬音語を発する度にキャッキャと笑います。こちらも楽しくなって音に高低差を出したり、抑揚を付けたりとおもしろおかしく読み聞かせが出来ています。中身や絵もシンプルなのですが、それが赤ちゃんにとっては見やすくわかりやすいのかなと思いました。
    もう少し月齢を重ねるとまた、違った絵本の解釈ができるのかなと考えると、近い将来が楽しみです。

    投稿日:2023/05/30

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  • おかあさん指で紫の地面をなぞりながら
    しーん もこ
    こんどは両手を使って
    もこもこもこ にょきにょきと
    からだも動かしながら
    うでをのばしてこどもを包むように。
    ぱく

    つん
    はじぶんの鼻先につけた人差し指を
    移動させてこどもの鼻をかるくつん。

    そこからゆびはぽろりとはなれ
    両手をあげてぎらぎらから両手を合わせて
    声で ぱちん
    さいごにふんわふんわと両手がおりてくると
    しーん

    絵本を読むときにからだをつかいながら
    読むたびに
    こどもはつぎになにが来るかを知っていて
    ワクワクと期待して待っているなと。

    ママの鼻にあった指先が自分の鼻につぎは
    やってくるという予測と期待感をもって
    見つめてくるかわいい瞳を思いだします。

    投稿日:2023/05/28

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  • 「もこもこもこ」は、時を超えた母と子の心のリズム 受賞レビュー

    5歳の長男が0〜1歳の頃、絵本「もこもこもこ」が特にお気に入りで、何百回と繰り返し読みました。

    最近、生まれたばかりの次男にも同じ絵本を読み始めたとき、数年のブランクがあったにもかかわらず、言葉や読み方のリズムが私の体に染み付いていたのにびっくりしました。

    たとえば、「しーん」というページはゆっくりと、最初の「もこ」は、なにかでてきたぞ?という驚きの雰囲気で、「ぱく」は、あたかも美味しそうなおだんごにかぶりつくように、といった具合です。

    一番初めに長男に読み聞かせた頃は、どうやって読もうか、どんな風にめくろうかと試行錯誤だったかと思うのですが、繰り返し繰り返し読むうちに、すっかり「我が家の定番の読み方」が根付いていたのです。

    驚いたのは、長男が、まだ首のすわらない次男に、私とまったく同じリズムで読んであげているのを見た時です。親子のコミュニケーションの特別なリズムが、いつの間にかできあがっていたように感じました。

    育児をしているとひたすら慌ただしく日常が過ぎ、とりあえず元気であればいいと妥協しつつ過ごしてしまいがちです。でも、一緒に絵本を楽しむささやかな時間を紡いできたことが、子供たちとの絆を深めていたようで、これまでの子育てを褒めてもらった気持ちになりました。

    最近は、ふたたび「もこもこもこ」を繰り返し読み聞かせる毎日です。何年経っても色褪せない谷川さんの言葉の新鮮さと、元永さんの絵の不思議さを楽しんでいます。次男の心にも「もこもこもこ」リズムが染み渡って、心を豊かに満たしてくれるといいなと願っています。

    投稿日:2023/05/26

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  • 最初と最後

    40年以上前、生まれたての母が初めて読みきかせてもらった本が「もこ もこもこ」だったと聞いています。そして今年、私の娘(母の孫にあたります)に「もこ もこもこ」を読み聞かせてくれた母は、翌々週に永眠しました。母が人生で初めて出会い、人生の最後に読んだ絵本が「もこ もこもこ」でした。「はじまりとおわり」そして命が連綿とくりかえされていくというテーマは、奇しくもこの絵本の内容と重なっているように感じました。

    投稿日:2023/05/15

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  • 文字が少ないので読むのは楽

    初めて図書館で借りたときは正直意味不明だと思いましたが、色んなところでお勧めされるので、時期をあけてもう一度トライしてみました。月齢が絵本に追いついてきたのか、子どもがキャッキャ笑うようになり、読む方も楽しくなってきました。

    どう読めばいいかは試行錯誤中です。保育士さんに聞いたら、保育士さんによっても読み方はそれぞれなので、好きなように読んでいいですよとアドバイスされました。それなら適当に読もうと開き直ったら、文字は少ないので読むのは楽になりました。

    子どもは楽しそうなので、子どもの反応を見て工夫しながら読み続けていきます。

    投稿日:2022/12/16

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  • 0歳から

    • まいめろさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子1歳

    0歳から読み聞かせています。一時期読まなくなりましたが、最近は「もこもこ」「つん」など一緒に読めるようになり、読み聞かせがより一層楽しくなりました。何度も読んでいるので、次は何が出てくるか分かっているようで、感心しています。

    投稿日:2022/06/26

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  • 「へんなえほん」だから面白い

    4か月の娘に読んであげました。まだ全く理解できていないので、ページをめくるたびに絵をじっと見てから、「?」という顔で私の方を見ます。

    赤ちゃんだから分からない、たしかにそうなのですが、大人の私でも、この絵本を「理解する」のは難しいです。難しいのに、なぜか面白い。不思議です。

    絵の美しさと日本語の語感を味わうだけで充分楽しいし、何度も読むうちに、読む人がそれぞれ想像を広げられる絵本だと思います。

    カバーに谷川俊太郎さんのメッセージがありますが、「へんなえほんになりました。」と、はっきり仰っていて、思わず笑ってしまいました。

    投稿日:2022/03/02

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