話題
都会のワニ

都会のワニ(小学館集英社プロダクション)

都会に生きる孤独なワニの姿を通じて「自分の在り方」を問いかける“あなた”のための物語

  • 泣ける
  • 学べる
話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ

アレクサンダとぜんまいねずみ」 大人が読んだ みんなの声

アレクサンダとぜんまいねずみ 作・絵:レオ・レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1975年01月
ISBN:9784769020059
評価スコア 4.79
評価ランキング 447
みんなの声 総数 86
  • この絵本のレビューを書く

大人が読んだ みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

15件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • 本当の幸せの姿

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子15歳、男の子13歳

    人間に邪険にされるねずみのアレクサンダは、
    ある日、ぜんまいねずみのウイリーと知り合うのです。
    ウィリーはおもちゃなので人間にもちやほやされているのが、
    アレクサンダはうらやましいのですね。
    自分もぜんまいねずみになりたい、と一途に思うアレクサンダの
    気持ちが伝わってきます。
    魔法のとかげに出会って、願いを叶えてもらう前にアレクサンダが見かけた
    ウイリーの姿が、とても切ないですね。
    子ども達にも馴染みのある「おもちゃ」だけに、リアリティがあります。
    色の魔術師と呼ばれるレオ=レオニの、独特の色彩の世界。
    とかげも独特の存在感です。
    シンプルな表情ですが、いろいろな気持ちが伝わってきます。
    アレクサンダとウイリーの友情もしっかりと描かれていて嬉しいです。
    幸せってなかなか実感しにくいだけに、
    そのあたりがうまく描かれていて良かったです。

    投稿日:2009/04/27

    参考になりました
    感謝
    3
  • 神秘的で美しい

    • キャッティーさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子6歳、男の子3歳、女の子1歳

    私が初めて読んだレオ・レオニさんの作品です。
    小学校の教科書に載っていました。

    ある日、国語のノートに文と絵を全部描きました。
    その時のことを今でも覚えています。
    箱を描くのが難しかったこと。
    魔法のとかげを描くのが楽しかったこと。
    切り絵の柄が印象的だったこと。

    1番のお気に入りは、
    満月の晩にむらさきの小石を持ってとかげに会いに行くところ。
    神秘的で、美しくて・・・
    小学生だった私も、この絵には力を入れて丁寧に仕上げた覚えがあります。
    レオ・レオニさんの作品、まだ全部は読めていませんが
    私にとって、この作品が1番であることは間違いありません!

    投稿日:2011/12/15

    参考になりました
    感謝
    2
  • 読後たくさんの方にさわやかな余韻を残す

     『田舎のねずみと都会のねずみ』をふと思い出しましたが、こちらの作品も魅力的です。

     お話会のお母さんの中に、熱烈なレオ・レオニのファンの方がいらっしゃいますが、彼の作品の核に流れる“思いやりや優しさ”が、読後たくさんの方にさわやかな余韻を残すからだと改めて納得します。
     また、この作品では、おもちゃを大切に長く愛してあげましょう、というメッセージもさりげなく読者に送られています。
     この押し付けがましくない手法もレオ・レオニの作品の味のあるところですね。

     ゼンマイ仕掛けのねずみウィりーをうらやむアレクサンダでしたが、願いがが叶うチャンスに彼が望んだことに、お子さんはどんな反応をするか、そばでそ〜っと見つめる楽しさもある作品ですね。

     素敵なお話でした。

    投稿日:2010/08/30

    参考になりました
    感謝
    1
  • 仲間がいる幸せ

    • ピーホーさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    人間に嫌がられるねずみのアレクサンダと可愛がられるぜんまいねずみのウィリー。
    嫌がられはするものの自由な生きたねずみが幸せなのか、人間にちやほやされるけど、ねじを巻いてもらった時にしか動けないおもちゃのねずみが幸せなのか?
    最初は、ウィリーをうらやみ、自分もぜんまいねずみになりたいと思ったアレクサンダでしたが。。
    まほうのとかげに、ウィリーを自分のような生きたねずみに変えてもらえるようお願いします。
    人間に嫌がられ、生きていくのも大変ではありますが、仲間がいるってそれ以上に幸せなことですね。
    レオ=レオニの神秘的でとても美しい世界に魅了されました。

    投稿日:2020/06/06

    参考になりました
    感謝
    0
  • ねずみの アレクサンダは おなかがすいて パンくずをほしいだけなのに・・・・・ でも 人間は ほうきで追いかけたりする

    そんな時であった ぜんまいねずみのウイリー
    自分も ぜんまいねずみになりたいと思うのです

    でもね ウイリーはかわいがられていたのに・・・・
    ある日  おもちゃ箱に捨てられてしまう運命に

    ああ〜

    いきものに変えてくれる まほうのトカゲがいることを知り 
    まんげつの時 むらさきのこいしを持って行ったら  ねがいを 叶えてくれるというのです

    そして その願いを叶えてもらえる日が・・・・
    アレクサンダは 何を願ったと思いますか?

    それは ひみつ 絵本を読んだ人への プレゼントです

    願うがかなうならば・・・・・ 友だちができた喜びを 
    なんだか 嬉しいですね
     
    ちょっとせつなく 嬉しいお話でした

    投稿日:2019/03/07

    参考になりました
    感謝
    0
  • 正しかった願い事

    アレクサンダが最初に言った通りだと思います。
    ほんの少しのパンのかけらがほしいだけなのに、人間は大騒ぎ。
    つらい思いをしみじみ味わっているアレクサンダには、ウィリーの
    境遇が、素晴らしくうらやましいものだったでしょう。
    ゼンマイネズミにあこがれて、来る日も来る日も紫の石を探し続けたアレクサンダ、
    ぎりぎりのぎりぎりで、ぜんまいネズミの運命と、いま何を願うかを悟ることができました。
    最後の喜びのシーンは、ほっとします。

    投稿日:2016/12/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • おもちゃのともだち

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子6歳、男の子4歳

    切り絵になっている絵もきれいで素敵だし、物語もいろいろと考えさせられる深いお話でした。
    うちの息子たちも、昔はとっても大好きだったおもちゃやぬいぐるみで、今は見向きもしなくなったものはいくつかあります。それは飽きたということもあるかもしれませんが、息子たちが成長したことによって、他のものに興味が移ったということでもあります。
    アニーもウィリーに興味がなくなったのは、単に飽きたからではなくて、成長したっていうことでもあるんじゃないかと思います。ウィリーが悲しいのも分かりますが、大好きなアニーが成長したってことなんだよと教えてあげたい気になります。
    うちのそんなおもちゃたちは未だ捨てられずにいます。たまに取り出してみると息子たちが小さかった頃の思い出がよみがえってきます。けれど、いつか処分する日がくるかもしれません。たとえおもちゃでも、仲良しだった友達です。そのときは、息子と一緒に、今までありがとうの気持ちをしっかり伝えたいなと思いました。

    投稿日:2016/07/16

    参考になりました
    感謝
    0
  • お互い、自分にないものが羨ましくなりますよね。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子2歳、男の子0歳

    じゃあもし自分が実際に自分の望むものになれるとしたら…?そのへんの葛藤がよく描かれている絵本だなと思いました。新しいものが増えたら古いものは捨てられてしまうのですね。愛着があれば古くても捨てないと思うんだけどな…。

    投稿日:2014/10/11

    参考になりました
    感謝
    0
  • おもちゃから生身へ

    子供に愛された、ぜんまいネズミ。
    みんなから嫌われた、生きているネズミ。
    二匹は、友達になりました。

    生きているネズミは、ぜんまいネズミになりたいと願いますが、ぜんまいネズミが捨てられたことにより、願い事を変えました。

    生きているネズミになったことにより、自由を得ましたが、困難なことも多くあるでしょう。

    私は、様々な角度から読みました。
    友情の物語・機械と生きている命・自由に生きること
    読むたびに新しい発見があり、何度読んでも、読みきれないほどのメッセージを感じました。

    投稿日:2011/12/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • 素敵な話!!

    前から気になっていたので、読んでみました。

    「アレクサンダ」とは、本物のねずみの名前です。
    ある日、ゼンマイで動くおもちゃのねずみ「ウィリー」と出会います。

    ウィリーのようにお気に入りのおもちゃになってチヤホヤされたいと
    願うアルクサンダは、自分もぜんまいねずみになりたいと願うのですが・・・。

    壊れていなくても、古くなれば捨てられることのあるおもちゃ。
    遠回しに、物を大事にしない人間を皮肉っているかな。
    そして、捨てられる運命になってしまったウィリー。
    ぜんまいねずみに変わるチャンスを掴んだアレクサンダ。

    捨てられるかもしれないのに、ぜんまいねずみになっちゃうの!?
    とドキドキさせられつつ、ラストには素敵などんでん返しが待っています。

    友達を思う気持ち、アレクサンダの決断に天晴れな気持ちになりました。
    まさに、副題「友達を見つけたねずみの話」の通りですね。
    読み終えた後は、きっと微笑ましい気持ちになると思います。

    投稿日:2011/12/02

    参考になりました
    感謝
    0

件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

「アレクサンダとぜんまいねずみ」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / おててがでたよ / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / わたしのワンピース / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

みんなの声(86人)

絵本の評価(4.79)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット