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かさ」 大人が読んだ みんなの声

かさ 作・絵:太田 大八
出版社:文研出版 文研出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2005年
ISBN:9784580815339
評価スコア 4.58
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みんなの声 総数 42
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  • 文字がないからこそ「読み」たい絵本

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子14歳、女の子12歳

    この絵本に文章はありません。すべてが白黒の絵で説明されています。白黒の絵の中に、実は女の子がさしたかさだけが赤く描かれています。
    文がないおかげで、読み手は赤いかさを目で追いながら、より一層の自らの想像力を駆使してページをめくっていくことになります。
    途中で出会ったお友だちとそのお母さんとはどんな話をしたのでしょう。跨線橋の上から通り過ぎていく貨物列車を見る女の子、ドーナツ屋のウィンドウをのぞいている女の子。何を思っているのでしょう。
    文章がなくても、いや文章がないだけに、女の子の気持ちがわかるだけでなく、彼女が歩いている街や車などの音も聞こえてきます。
    お父さんにかさを渡したときの、女の子のちょっと得意げな表情が印象的です。
    裏表紙に描かれている、お土産のドーナツの箱を持ちながら、お父さんのかさに一緒に入っている女の子の後姿が、とても幸せそうで、うれしくなります。
    幼児や小学生低学年の子どもたちが、どんな風景や会話を思い浮かべながら読んでいくのか、とても楽しみです。

    投稿日:2009/06/16

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  • 懐かしい

    懐かしい感じがしたのでこの絵本を選びました。作者を見て納得でした。私の大好きな“チョコレートのじどうしゃ”の太田大八さんだったのです!級友に久しぶりに再会したかのようなとても嬉しい気分になりました。主人公の傘を追いかけていく構図が映画のワンシーンの様でとてもかっこ良かったです。色の配置もとてもセンスを感じました。言葉が無い分味が滲み出ていて素敵でした。女の子の嬉しそうな笑顔が心に残りました。

    投稿日:2008/10/10

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    2
  • 赤いかさが 女の子には お似合いですね!(シンプルでいて インパクトのある 赤い傘)
    この女の子は いくつかしら?   一人で 結構遠くの駅までお父さんのお迎えにいけるのですもの 

    文字がないのも良いですね! 

    いろいろ読み手が 想像できて・・・・
    いけの かもの親子 ながめたり 

    いぬの散歩のおじさん 犬がブルブル雨をふるって うまくよけている 
    賢い子ですね!(おじさん 謝ったのかしら?)

    駅に着いたのは 4時35分? お父さんの仕事は早く帰れるのね?

    何だか 今の時代とは一昔前のような 光景ですがのんびりとして 
    帰りに お父さんに どうなつ ケーキ? 買ってもらって 嬉しそう!
    きっと ご褒美ね 

    文字のない絵本も 良いものですね!!

    投稿日:2010/05/14

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  • 文章がひとつもない絵本。
    絵だけで、物語が進む。

    父の傘を持って、駅まで迎えに行く小さな女の子。赤い傘をさして雨の中、町を通り抜けていく。途中にいろいろな見るべきものや、心がときめくものがあり、意外と長い道のりに…

    「字のない絵本」を初めて読んだが、しっかりした絵の構図や印象的な色使いで、話や登場人物の気持ちなどが自然に伝わってきた。むしろ台詞や情景描写などがあると、邪魔になるかもしれない。
    読者は自分の空想のなかで、女の子の気持ちや台詞などを、自由に想像して楽しむ余地がある。読者参加型の絵本、読者が読んで初めて完成する絵本とも言える。

    迫力のある画面は、しっかりとしたデザインの基礎に支えられている。視点がいろいろに変わるので、シンプルな話なのに見ていて飽きない。素敵でお洒落な絵本である。
    70年代のファッションや、ちょっと懐かしいような町の風景が楽しめた。大人世代が読んだら、自分の中にあるいろんな思い出がよみがえり、作者が意図したのとは別の新しい物語ができそうだ。

    投稿日:2020/12/13

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  • レトロでいて斬新!

     字がない絵本と知って、どんな本だろうと興味を持って購入しました。
    女の子が雨の日にお父さんを駅まで迎えに行くストーリー。少しレトロな絵の中で女の子のさしている傘の赤色だけ色づいており、雨の日の少し暗い空模様が表現されており、それと対比して赤色の傘が強く印象に残ります。
     文字がなく視覚で楽しめる絵本であり小さい子どもも楽しめるし、レトロな雰囲気でアートな要素もあるので大人も楽しめると思います。子どものときの雨の日を思い出してなんだか懐かしくなりました。おすすめの1冊です。

    投稿日:2015/12/15

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  • 音がきこえる

    雨のふるなか、傘をもって、お父さんを駅にむかえにいく、女の子がえがかれています。
    言葉はありません。色はモノクロで、女の子の傘だけが赤です。
    静かな絵本だなあ、と読み始めたのですが、ちがっていました。
    女のこの赤い傘を目で追っていると、だんだん、いろんな音が聞こえてくる気がするのです。
    女の子に重ねあわせてしまうんですね。
    駅で、お父さんと会えた時には、もう、いろんな音や声が頭の中にひろがって、文字がないことすら忘れてしまっていました。

    投稿日:2015/07/24

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  • 静かな時間

    字のない絵本です。
    白黒の絵の中で、女の子の赤い傘が目を惹きました。

    何気ない日常の風景で、静かで穏やかな時間を感じます。
    どこにでもありそうな、商店街や駅前の風景に、仲の良い父子の姿は、普通の幸せを描いているように思います。

    投稿日:2012/01/26

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