身体のしくみ、特に食べ物がどういう経路を通っていくのかがとても分かりやすく描かれています。
ややもすると難しくなりがちな内容を、子どもの大好きな列車で一緒に探検の旅に出かけることで、ワクワクしながら読み進めることが出来ますね。
「食道トンネル」「胃袋駅」「肝臓ターミナル」「大腸本線」・・ネーミングもなかなか秀逸ですし、各場所の働きは勿論、どれくらい所要時間がかかるのかまで書かれてあります。小さく「いまここ」と全体図が描かれてあるのも分かりやすくてポイント高いですね。
表紙見返しには、絵本の中の働く人たちや菌たちが描かれていて、どの場所で出てきたか探してみるのも楽しそう。
個人的には「あんぜんウンコー!」がツボでした笑
最後のページには大きな「路線図」も載せてあり、かなり詳しい解説もあるので、楽しく読みながらしっかり学べて食育にもピッタリの絵本です。