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絵本 地獄」 大人が読んだ みんなの声

絵本 地獄 監修:宮 次男
構成:白仁 成昭 中村 真男
装幀:貝原 浩
レイアウト:貝原 浩
出版社:風濤社
税込価格:\1,760
発行日:1980年08月
ISBN:9784892190957
評価スコア 4.18
評価ランキング 24,752
みんなの声 総数 33
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  • なんともいえないもやもや感

    • ぽんたさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子18歳、女の子12歳、

    子供の怖いもの見たさ、残酷なもの見たさを否定するわけではない。
    自分もかつてそうであったし。
    しかし、本になって白日の下でおおっぴらに売られているのが自分には納得できない。
    私がこの手のモノを見たのは小学校の遠足で行った薄暗いお寺だった。
    衝撃的で強く心に残った。

    本に書かれてある文章は対象年齢の小さい子供に配慮してだろう、主人公は人間として生まれ変われるというほっとさせる展開になっている。
    が、もともとそういうストーリーがあったわけでもない。
    なぜ主人公は許されたのか。その部分が弱い。
    ただ、絵に関する説明は私も知らないところがあったので大いに参考にはなった。
    親より先に死んだ子供が賽の河原で石を積む場面の説明など涙が出そうになった。

    「悪いことをしたら地獄に落ちる」「嘘をついたら閻魔様に舌を抜かれる」今の子供たちには縁遠い言葉である。
    この絵本でそういう戒めの言葉に効果を持たせようとする大人の思惑は果たして良いのか。(なまはげのように。)

    厳しいことばかり書いたが古くから伝わっているものに後世の私たちが勝手に作った話を付け加えるのはいかがなものかと気になった。
    これが、読み聞かせる人が話を作って子供に聞かせるのならば良いとは思うが。

    これに興味を持つ子供さんには是非芥川龍之介の「蜘蛛の糸」や「杜氏春」を読んでもらいたい。

    投稿日:2012/07/18

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    5
  • しつけには使いたくない

    • こりえ♪さん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子5歳、

    以前何度かテレビで紹介されていて気になっていました。
    やんちゃな子のしつけに効果てきめんとか何とか…

    正直、幼稚園の娘にはまだ読み聞かせするのには早いと思いました。

    悪いことをすると地獄に行く。だから悪いことはしてはいけない。
    そんな風に脅しの道具のように使って、子供に言い聞かせると悪いことはしなくなって万々歳。
    果たしてそうなんでしょうか?
    しつけの方法としては、私には合いませんでした。

    例えば、幼児期にありがちな「お友達に意地悪しない」という話。
    「意地悪をすると地獄に行くからやめなさい」
    こういう教え方は違うと思ったのです。
    これでは考え方が、自分が良ければそれでいいってことになりそうです。
    もう少し大きくなって、「地獄なんてない」と思った子供は、どうなってしまうんでしょうか。

    ただ、命の大切さを教えるのにはいい絵本だと思います。
    今娘に読み見かせても、ただ怖さしか伝わらない・・・
    なので、もう少し大きくなって、時期が来た時に読んであげたいと思います。

    投稿日:2012/07/30

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    1
  • 蚊さえもたたけなくなりそう

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子10歳、男の子7歳

    この本を読んで、地獄にだけは落ちたくないと心の底から思ってしまいました。
    死んでしまった後にどうなるのかなんて、誰に聞いても分かりません。ほんとうにこの本のような地獄があるのだとしたら…
    絶対に悪いことはできません。何が何でも天国行きたいです。
    そのためには日々の生活を世のため人のため、思いやりの心をもって生活せねばならないですね。
    さいの河原に関しては、ここにいる鬼たちこそ、地獄に落としてやりたいです。

    投稿日:2019/11/07

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  • もう少し大きくなってから

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    子どもたちに寝る前に読もうと思い、開いたら、
    想像以上の怖さ、リアルさに、
    子どもたちの悪夢になると本能でページを閉じ、
    4歳児は「見ない方がいい」と言われると余計に気になるのか
    何度か開こうとしていましたが
    ちらっと見た絵が怖かったのか、
    もう自分から開こうとはしていませんでした。

    次の日の昼間に一人で読みましたが、
    ただの怖い絵ではなく、
    お話もわかりやすく、
    子どもたちがもう少し大きくなってから
    昼間に読もうと思いました。

    投稿日:2019/10/22

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  • 怖さを学び、時代を知る

    まだうちの子は2歳だし鬼やお化けが怖いため、これを読んで怖がりを助長したら大変なので、小学校くらいに触れて欲しい絵本です。
    でも親で大人の私も怖いので、家には置きたくないな。。なかんじです。
    私も小さい頃、小学校の図書館でみつけ、怖いけど見てみたい、そんな年頃でもあり、読みました。
    悪いことしたら死んだあとにこんな怖いことを永遠にされ続けるのか!と驚愕しましたし、悪いことしたらいけないなと思うようになったので、やんちゃなお子さんに向いてます。
    仏教の考え方も子供心に垣間見れるし、大人はその考え方を諭した時代を想像できるので、面白いと思う方には面白いです。
    とにかく皆痛そうで苦しそうで、今平穏に暮らすありがたみも感じられたりします。

    投稿日:2019/10/19

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  • 尊い命のゆくえ

    とても衝撃的な絵本でした。
    大人になった私でさえ、怖く、かまゆで地獄や針地獄に行かねばならないようなことはなかったかな…。おじぞうさまに救っていただけるような、良い行いをしてきたかな…。なんて、我が身を振り返ってしまいました。幼い子どもたちには、少しショッキングかもしれません。
    けれど、この絵本を、すべての子供達が、幼い日に、大好きな人から、愛情を持って読んでもらえたなら、この世界は平和になるだろうなぁと思いました。死を恐れ命を尊び大切にすること。それは、この絵本を読めば、子どもたちの心に、しっかりと刻まれることと思います。
    命を軽んじる今の世の中にこそ必要な、良い絵本だと思います。
    ただ、生きたくても生きられなかった、大人に手をかけられてしまった子どもたちが大勢いる今の世に、さいの河原は悲しすぎて…。心が痛くなりました。この部分は、私は、子どもたちには読みたくないなと思いました。
    さいの河原をなくす努力をしなければ。大人にこそ必要な絵本なのではないかと思います。

    投稿日:2019/10/07

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  • 歴史的な資料、絵画として貴重なものなのだと思います。
    また、「子どもたちよ、いのちをそまつにするなよ!」のくだりでは、作者(編集者?)の熱い思いを感じます。それでも星2つにしたのは、
    @私が怖くて読みたくない
    A「命を大切に」と説くより、「あなたが大切」と抱きしめることの方が、ずっと子供は自分自身を大切にできるから
    です。

    作中で鬼が罪人にしていることは、現実世界で人間が人間に対してしてきたこと(していること)と重なるものがあります。子供に対する虐待事件で、釜茹でとまではいかなくても、熱湯をかけて火傷させる事件は1件や2件ではありません。殺人事件で、刃物で何十か所も刺された、血の海だった、という事件はこれまで何度も起きています。国際的に大きな注目を集めた、サウジアラビア人記者の殺害についても、生きている状態で身体の一部を切断されていたと報じられています。ISに至っては火刑、斬首の動画をネット上にあげていましたね。地獄とどこが違うのでしょうか。
    また、日本兵として戦地に行った方の話と、なまなましく重なるところもありました。

    この本の怖さは、お化けが出てきて怖い本とは、全く質が異なります。
    一般人の日常では、凄惨な事件の現場がそのままニュースで流れることはなく、被害者の遺体やけがの状況も映像として見ることはありません。子供に見せたいと思う親もほとんどいないでしょう。
    ところがこの絵本は、現実世界で覆い隠されている部分を、あからさまに見せていることろがあります。もちろんそういう作品は映像、書籍など数多くありますし、悪だとも思いませんが、だいたい大人向けです。

    「この世の地獄」という言い回しがありますが、むしろこの世の酷いものを映す鏡が、地獄絵図のように思いました。
    この本に関しては、人間の真実の一部・・・残虐性・・・が伝わってきて、怖いです。

    投稿日:2019/10/09

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  • これは怖いです

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    地獄の絵本。
    興味を持って読んでみましたが、これは怖いですね。思った以上の怖さで子供たちに読むのはやめておきました。読むにしてももっと大きくなって確実に本の内容を理解できるようになってからかな…。絵が本当に迫力です。
    大人の私ですが、悪いことはしないようにしようと思ってしまいます。

    投稿日:2015/04/19

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  • 私自身も子供の頃に近所のお寺で地獄絵を見て、

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子2歳、男の子0歳

    その絵の悲惨さに衝撃を受け「悪い事をすると地獄に落ちる。悪い事はするまい」と心に決めて生きて来ました。ぞして、私が昔見た地獄絵がそのまま一冊の本になりました。実に素晴らしい本です。2歳の我が子はこれらの衝撃的な地獄絵を見て「痛いね」「怖いね」を連呼していました。

    投稿日:2014/10/14

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  • 子どもたちよ、命を粗末にするなよ!

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子20歳、男の子18歳

    千葉県安房郡三芳村延命寺所蔵の地獄絵巻を再構成したものです。
    不意に地獄に引きずり込まれた主人公が、地獄行きを危うくのがれたものの、
    地獄をしっかりと見学させてもらい、余命は正しい行いをすることを決意する、
    という筋立てです。
    やはり地獄絵巻の絵の迫力がすごいですね。
    老若男女問わず、責められる様はやはり残酷でしょう。
    とりわけ、親より先に死んではならぬ、という切実感は、子どもたちに伝わると思います。
    「子どもたちよ、命を粗末にするなよ!」の文章が印象的です。
    地獄に行きたくないから、善行をする、というのは少しポジティブな考えだと思いますが、
    地獄というものを造形し、人々の行いをいさめてきた、古来の知恵を体感した読後感でした。

    投稿日:2014/04/09

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