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ふようどのふよこちゃん」 大人が読んだ みんなの声

ふようどのふよこちゃん 作・絵:飯野 和好
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2005年09月
ISBN:9784652040447
評価スコア 4.43
評価ランキング 11,681
みんなの声 総数 29
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  • 腐葉土のふよこちゃんの日常を描いた物語。
    特別な冒険があるわけでも、大事件がおきるわけでもありません。

    草や葉っぱをポリポリたべて、ひなたぼっこをして、おかあさんに甘えて、プッとおならをする。そうする間に、ふよこちゃんからは、いい匂いが漂って、自然の音が聞こてくる。

    小さな子ども、そのまんま。
    生きている、そのまんまのふよこちゃんの絵をみると、ほーっと安心します。

    人間の手で里山が消されていく現実も描かれています。

    飯野和好さんご自身による「あとがき」にある「こどもの私は、本当に安心な豊かな毎日でした」が、心に沁みました。

    時間の流れは止められないけれど、子ども達を、安心な、豊かな毎日で包みたい、そのために、自分ができる事をやりたいな、と思いました。

    投稿日:2021/03/16

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  • タイトルに驚いて

    腐葉土が主人公だなんて!
    タイトルと表紙の絵に驚いて、手に取りました。
    のんびりとした雰囲気が漂いますが、日本の里山問題を指摘する、スケールの大きい内容です。
    でも、飯野和好さんの味のある絵で、ユーモアもあり、お説教くささを感じないのがいいですね。
    ふよこちゃんのお話は、続編が出ているようなので、ぜひ読んでみたいと思います。

    投稿日:2020/07/30

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  • 腐葉土から見た里山

    作者の実体験から生まれた作品です。
    腐葉土のふゆこちゃんから見た里山の様子を描きます。
    半酪半農の家の様子、農薬散布、無人の家。
    環境学習にもなりそうです。
    荒れた家や畑、川に戻ったホタルが印象的です。
    何よりも、腐葉土の何とも言えない存在感がいいですねえ。
    小学校中学年くらいから考えてほしい作品です。

    投稿日:2017/08/25

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  • 飯野さんの絵本はたくさんありますが  ふようどのふよこちゃんのえほん 好きになりました!
      子供は 腐葉土って知らないのでしょうが 飯野さんの後書きを読んで この絵本が 心からわいた絵本だと知り感動です!

    絵本の構成もなかなか おもしろく 家族で構成されていて 飯野さんの思い出が いっぱい 詰まっているのが感じ取れます。ふよこちゃんは ろくにんめのおんなのこ 里山の風景 生き物たちの役割がちゃんとあって暮らしていたのに・・・・

    お母さんが ふよこちゃんに話してくれた話し、 暮らしぶりがよくわかりますところが・・・   田んぼに 農薬をまく時代に変わると  ほたるもいなくなり  年よりも 若者もいなくなり、さびしくなるのです。
      ふようどは変わらぬ暮らしをしているけれども 人間の暮らしはずいぶん変わってしまうのです・・・・・

    ふよこちゃんのおなら  ぷっぷっぷっ(笑えます!) 木の芽や くさがおならにあわせて いっせいにのびをして きもちよさそう!

    その夏 ほたるが 現れたんです! なんだか うれしくなりますね

    時代の変化で 田舎の生活が ずいぶん変わってしまった今。
    飯野さんが 懐かしく思い出しながら この絵本を作られたのを うれしく読ませていただきました

    子供たちにも 読んであげて 伝えていきたい絵本ですね!
    こんな暮らしもあったんだよと!

    投稿日:2011/09/29

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  • 自然の力はすごい。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    最近の絵本かと思っていたのですが、2005年に発売していたんですね。(う〜、今まで知りませんでした)
    たまたま図書館でこのインパクトのあるふよこちゃんの表紙絵を見て、「なんだこれ?」と思って、借りてきました。

    大きな盛り上がりはありませんが、淡々とした野山の風景がのどかで心地よかったです。
    また、ふよこちゃんのおならで花が咲くシーン、可愛くて好きです。

    偶然昨日見ていたテレビで、震災で起きた原発事故の避難区域の映像が流れていました。(今はあの震災から約半年がたとうとしています)
    テレビでは、許可をもらったタレントと専門家が避難区域に入り、放射能の測定などをしていました。
    「今は、大気中の空気はだいぶきれいになり、地面に落ちた粉じんが舞い散らなければ、それほど危険はありません。
    その分、大地や草が放射能を吸ってくれているので、枯葉などがたまっている場所などは放射能度が高くて危険です」と、その現場を訪れたタレントと、専門家の人が話していました。

    人は自然を簡単に破壊してしまうけれど、
    大地や自然界のものは、私たちの知らないうちに文句も言わず「生き物に有害な物質」を取り込んで、空気をクリアーにしてくれている。
    自然の力ってすごいな〜と、たまたま『ふよこちゃん』の絵本をタイミグよく読んだので、改めて考えさせられました。

    投稿日:2011/09/12

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  • 飯野和好さん

    飯野和好さんの作品だったのでこの絵本を選びました。とてもユニークな物が主人公なのに飯野さんのセンスを感じられる絵本でした。人間の暮らしがいかに目まぐるしいかを考えさせられる絵本でした。自然の恵みを享受して感謝しながら楽しく暮らす主人公の家族はとても素晴らしいなと思いました。お母さんが現実をきっちりと主人公に説明しているのも感動しました。自分の暮らしを振り返ってみたくなる絵本です。

    投稿日:2009/01/02

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  • お話会の時に、よく読む本です。
    お年寄りから、お子様まで大変ウケが良いと思います。
    お話会終了後に「この本は、一般でも販売されているのですか?」とよく聞かれます。隠れた名作?なんでしょうか・・

    飯野さんの本は、大変あったかいです。
    そして深いです。

    里山のお話なのですが、都会に住んでいる人は、ああー田舎に行きたい。都会の喧騒を離れたいそんな気持ちになる絵本だと思います。

    お子様には新鮮に。お年寄りには懐かしく感じる絵本ではないでしょうか?
    お年寄りの脳の老化防止にも近年絵本の読み聞かせは効果があると言われているので、字が読めるようになったお子さんが、読んであげたりするとお子さんの情緒を育むのにも良いと思います。
    (傍から見ていても、ほのぼのしますし・・)

    「おじいちゃん、ふようどってなーに?」と絵本を読んだあと、会話にも発展しますし、お孫さんにもぜひ読んであげてほしい本ですね。

    ふよこちゃんのキャラクターは、今風ではないので、逆に味があって私は大好きです。

    お孫さんに読んであげる本をお探しでしたら、ぜひお勧めしたい一冊です。

    投稿日:2008/07/01

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