「めっきらもっきらどおんどん」 ４歳のお子さんに読んだ みんなの声

かんたが「めっきらもっきらどおんどん」などとめちゃくちゃの歌を歌うと穴に吸い込まれて３人のばけもの？に出会います。
この３人がまたものすごく個性的で迫力ある容姿なのでびっくりです。
リズム感のある文章で読みやすいところもあるし、間違わないように読むのが大変なページもありますが、最後にふとおかあさんを思い出して寂しくなってしまうあたりなどは現実的で、気持ちがわかりやすいです。
それにしてもあの歌はやっぱり思い出せないですよね。

初めて読んだ時
めちゃくちゃな歌ということで
ちょこっとだけ、読むのに苦労しました（；´∀｀）
でも、すぐに覚えられてしまうので
歌うように読み聞かせすると
子どもたちも本当に楽しそうでした。
３人のお化けたちも、何だか可愛くって
大人も子どもも楽しめる、そんな一冊だと思いました。

主人公の男の子が不思議な世界で妖怪とあって遊びます。
妖怪ならではの遊び方で楽しそうで私は好きなのですが、
妖怪が泣き出すところで子供は悲しくなってしまい、もう読まないといってました。
もうちょっと年齢が大きくなったら楽しめそうです。

「この怖いの読もうよ〜」と何度も持ってきます。
確かに表紙は怖いですが、内容はちっとも怖くない、いえ、むしろ楽しいです。
かんたの歌ったでたらめな歌に反応した妖怪たち。みんな恐ろしげな姿かたちなのに、泣き虫で、優しくて、おもしろい。こんな妖怪たちだったら、怖がりな子だって一緒に遊びたくなっちゃいますよね。
妖怪たちと遊ぶかんたは本当に楽しそう。ページいっぱいに描かれた躍動感のある絵で、ダイナミックな妖怪たちとの遊びが描かれています。
最後はお母さんのところに戻ってほっとできるのも子どもの気持ちをひきつけるのでしょうか。
絵の雰囲気や内容がどちらかというと男の子向けですが、4歳の娘もとても気に入っていました。

ちょっと怖そうな表紙です。
でも、読んでみると楽しいお話。主人公のかんたが出会う３人のおばけ（？）たちは「一緒に遊ぼう」と泣き出すなんてかわいらしい。しかも、誰が一番に遊ぶかでじゃんけん･･･
３人と楽しく遊んだかんた、つい「おかあさーん」と呼んでしまい、元の世界へ。

神社って神秘的で本当におばけが出てきそうですね。私が子どものころ遊んだ神社も山の中だったのでそんな感じでした。

元の世界に戻ったかんたは、その後は「めっきらもっきらどおんどん」の歌を忘れてしまい、３人のおばけには出会うことができませんでした。そんなかんたに息子は、「歌を教えてあげなあかんな〜」と言っていました。何度も読んでいると歌を全部覚えてしまうかも。

読み聞かせる人によって歌の節なんかは色々かも知れませんね。そういう意味で他の人の読み聞かせを聞いてみたいな〜と思いました。

「めっきらもっきらどおんどん」のフレーズがどうしても気になって、読んだ一冊です。
このリズム感というか、なんというか、不思議な言葉が子どもは気に入ったようです。
でも、イラストがちょっとこわいので、ようかいが出てきたときは「こわい・・・」と目をそらし気味でした・・・。
お話自体はおもしろいのですが、おばけ嫌いの子には、イラストがちょっとこわいかもしれません。

　おばけや妖怪のお話が大好き！
　お話に出てくる登場人物の名前（おたからまんちん、しっかかもっかか、もんもんびゃっこ）がまたツボにはまるようです。
読み終わった後、
「ちんぷく　まんぷく　
　あっぺらこの　きんぴらこ
　じょんがら　ぴこたこ
　めっきらもっきら　どおんどおん」
をまほうの呪文のように唱え続けています。

うちの子は怖いものが嫌いなので
あんまり興味を示しませんでした＾＾；
淡々としていて『なんだろうこの世界…』
ってぼんやり聞いている感じでした。。。
出てくるお化けがコミカルで
これなら小さい子も怖がらずに
読めるかもしれませんね。
不思議な世界です。