いろんな人からこの絵本はオススメだよ〜〜と聞いていたにもかかわらず
なぜか機会がなくてこれまで読めなかった絵本でした。
やっとてにしたかと思い、読み終わってみると
今読めて良かった。とてもタイムリーに読めたことが私の心に大きく響きました。
小学2年生の娘はただいま反抗期。
なんでもかんでも自分の思い通りにならないとキーキーとかんしゃくを起こしてしまう。
そういう娘をうまく受け止められずについつい私も正面からやりあってしまう。
どう接したらいいのか悩める時期にいます。
この絵本は大きな木と一人の人間のふれあいの中で
人間は自分勝手な要求だけを大きな木に求めるのだけど
大きな木は何もとがめることなくやさしく受け止めます。
それは自己犠牲のようにも甘やかしのようにも写ります。
でもそれは単なる[甘やかし]ではない、とてつもない大きな存在なんです。
いつも人間の心に寄り添ってもらえる安心感がそこにはあります。
すぐにはこの大きな木のようにはなれないけれど
もう少し大きな心で見守ることも大事だな・・・と思わせてくれました。
大人の気づきの絵本だなあと実感します。