少年と木のお話。木は大きくなっていく少年の要求に身を削り、出来る限り応じていく。最後には切り株になってしまうが、それでも木は満足で、少年の役に立てることが自分の幸せとなっている。木の無償の愛に心打たれるものがあります。
学校の英語の教科書で出会ったときから大好きな絵本でした。始めは素敵な内容と思っていたのですが、子供が出来てからは木の無償の愛がとても心に染みるようになり、年齢を重ねるごとに好きになっていく絵本です。
絵はカラーではなく白黒のですが、それがまた雰囲気があって素敵です。外国の絵本ですが日本語訳も素敵でしみじみと読める内容となっていると思います。
私の中ではこれからも大切な絵本となっていくことと思います。