私が小さいときに大好きだった本だったので4歳の娘にも、と思い読んでやりました。「やさしいことをひとつすると ひとつさく」花さき山の花はどんな花よりも綺麗。この世のものとは思えない花を咲かせているもの、それは自分を犠牲にして誰かのために何かをするけなげな心。この本は、自分のために生きたい命をみんなのために捧げる事こそが自分を最高に生かすことだと信じてその道を歩き始めた人々への讃歌で、そういう子供がたくさん育って欲しいという斉藤隆介さんの祈りからできた作品です。数十年ぶりに大人になって読んだのに感動は変わりませんでした。視点も変わっているはずなのに、、、名作中の名作です。