ジオジオのかんむり」 おしんさんの声

ジオジオのかんむり 作:岸田 衿子
絵:中谷 千代子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1978年04月
ISBN:9784834007145
評価スコア 4.76
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  • 生きていくということ。

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    ジオジオは、らいおんの中でも一番強かった。
    頭のかんむりが、ちらっと光ると、だれでもこそこそと隠れてしまうのです。
    じおじおはつまらないと思い、誰かとゆっくりと話してみたいと思っていました。水に映った自分の姿は、白髪が生え、目もよく見えなくなってきました。
    そこで出会った、自分の卵を6個ともなくしてしまった灰色の鳥も、つまらないと思っていました。
    ジオジオは、あることを提案します。

    百獣の王らいおんのジオジオ、きっと若い頃は、みんなから畏れられた存在だったのでしょう。そんなジオジオも、今ではすっかり年をとり、印象もずいぶんと変わってきました。
    年を老いていくという、ちょっと悲しいさびしい現実をつきつけながらも、また新しい楽しみにもあるのだよと、気づかせてくれます。
    ジオジオの周りでは、時間もゆっくりと流れているような気がしました。優しい筆遣いの絵、鮮やかな色で、背景の変化も充分楽しむことができます。

    投稿日:2009/08/10

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