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星モグラサンジ

その他の方・40代・群馬県、男12歳 男10歳

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星モグラサンジさんの声

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自信を持っておすすめしたい 心がふるえました  投稿日:2004/12/31
ことりをすきになった山
ことりをすきになった山 作: アリス・マクレーラ
絵: エリック・カール
訳: ゆあさ ふみえ

出版社: 偕成社
2005年の干支、「とり」にちなんだ本を探していて出会いました。
この本に出会ってよかった。

岩だらけで孤独な山が、ことりのジョイに出会い
かたくなな心は少しずつとけていきます。
やがて、ジョイのくる春を待ちこがれるように。

「ここにいておくれ」「来年もきっとまた立ち寄ります」
岩だらけの山はジョイを求めるあまり、心が張り裂けてしまいます。
しかし、何代目かのジョイが運んできた一粒の種が、岩山を緑の山へ導いていきました。
長い長い時の果てに、巣をつくるため、今は豊かな山になった彼のもとへジョイが訪れます。

オーケストラが奏でる壮大なシンフォニーを聴いているかのように、私の心は悠久の時の流れを漂いました。最後のページ、大樹の上で卵を抱くジョイの姿に、ふるえました。

エリック・カール氏のコラージュが一番映える作品じゃないかな。
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なかなかよいと思う かあさんの背中  投稿日:2004/12/12
かあさんとじてんしゃにのって
かあさんとじてんしゃにのって 文・絵: 長谷川 知子
出版社: 新日本出版社
ワーキングマザーならわかるかな、この気持ち。

私は、専業主婦に母に育てられ、今の私も同じ。
だから、「まみこ」の気持ちも「かあさん」気持ちも
「そうなのかぁ」と感じるだけで、共感というところまで
いきませんでした。
暑い日も風の日も自転車に乗って、保育園にいくまみこ。
かあさんと一日一緒にいたい日もあるよね。
「かあさんなんか きらい!」って思っていても
赤とんぼのことを真っ先に教えたいのは、やっぱり
大好きなかあさん。

ワーキングマザーは、どう読みましたか?
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自信を持っておすすめしたい くたびれもうけだったね?!  投稿日:2004/12/09
きつねのおふろ
きつねのおふろ 作・絵: 国松エリカ
出版社: 偕成社
露天風呂に行きたくなりますよ!

腹ぺこキツネは考えた。「お風呂屋さんを開いてやってきたお客を食べちゃおう」
お風呂屋さんは、連日満員の大繁盛。
でも、お客はみんなわがままで…。

食べたいのに食べられないし、お客さんの注文に泣く泣く従うキツネさん。
世の中うまくいかないねぇ。
木桶のお風呂、本当に気持ちよさそうです。
動物たちの表情がそれをよく物語っているよ。

こんなにされても、希望を捨てないキツネはきっと「プラス思考」
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なかなかよいと思う 幻想的なお話  投稿日:2004/12/09
きつねのかみさま
きつねのかみさま 作: あまん きみこ
絵: 酒井 駒子

出版社: ポプラ社
「しっぽをせなかにくっつけるようにして飛んでみれば?」
長縄をうまく飛べないきつねに、りえちゃんはアドバイスします。
しっぽを引き上げ、たのしそうに飛ぶきつねたち。
この場面が一番すてき。

「よるくま」で酒井駒子さんのことを知りました。
黒い点のような「目」ですが、なんて温かいのでしょう。
また、原色をつかわない、ちょっとざらっとしたタッチが、日本的な情緒をも引き出していると思います。

子どもたちなら違和感なく入り込める不思議なお話。
あなたのお子さんならあの縄跳びを、取り返す?置いてくる?
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自信を持っておすすめしたい 温かさと重さ  投稿日:2004/12/09
ごくらく ももんちゃん
ごくらく ももんちゃん 作: とよた かずひこ
出版社: 童心社
作者のとよたさんの講演会で、「この本どうですか?」と
まだ色鉛筆書きの段階の「ごくらくももんちゃん」を見せてもらいました。
ももんちゃんシリーズでは、一番好きだなぁ。
書店で出会ったとき思わず「やぁ、ももんちゃん。来たね!」と声をかけてしまったよ。

大きなタオルにくるまれたももんちゃん、
頭の先だけじゃなくて全部ピンク色になったももんちゃん、
読んでいる私は、ももんちゃんのお母さんと同化して
ほかほか温かい、ずっしりした赤ちゃんの重みを
腕に感じてしまいした。


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自信を持っておすすめしたい じわーっとしみてきます  投稿日:2004/11/25
ミシュカ
ミシュカ 作: マリイ・コルモン
絵: ジェラール・フランカン
訳: 末松 氷海子

出版社: らんか社
今年、一番心にしみた絵本だと思います。

いばりんぼのエリザベットの家から逃げたした、クマのぬいぐるみのミシュカ。
「もう 絶対 おもちゃには ならないぞ!だれが なんていったって!」と高らかに宣言します。森の中で気ままに生きるのはとても楽しい。でも、ひょんなことから、クリスマスプレゼントを配るお手伝いをすることに。最後の1件というところでプレゼントが全部無くなってしまい…。

「大きく息をして、あたりの景色を忘れないように みわたしました。」
ここから後が、じわーっとしみてきますよ、心の深いところに。

小さい子に読み聞かせるとき、「死」と「自己犠牲」のものは避けた方がいいと聞きます。この絵本も、もしかしたら「自己犠牲」に片足つっこんでいるかも知れないけど、絵の暖かさ、文章の美しさなど、プラス面が勝っているので、大丈夫かな…なんて思いました。
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自信を持っておすすめしたい うらやましいぞ、女の子  投稿日:2004/11/25
まあちゃんのながいかみ
まあちゃんのながいかみ 作・絵: たかどの ほうこ
出版社: 福音館書店
私はくせ毛なので、髪を長くのばしたくても出来ず、ロングヘアは小さいときからの憧れでした。(今でもよ)
おまけに、私の子どもは2人とも男の子。
こういう世界にはほとほと縁がないんですねぇ。

読んでいて「嫉妬」を感じてしまうくらい素敵です。
発想力もすごいけど、まあちゃんの「超前向き」なところ、
参りました!と土下座してしまいたくなりました。

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自信を持っておすすめしたい ホラーだぁ  投稿日:2004/11/17
ねずみのなるき
ねずみのなるき 作・絵: さとう わきこ
出版社: フレーベル館
食べられようとしていたネズミが差し出したもの…「ねずみのなる種」
嬉しそうににんまり笑いながら、その種を埋めている様子がこの絵本の表紙に!

ネズミが入っているらしい果実を、猫は一生懸命守ります。
大風がふいたり、鳥がつつきにきたりしますが、猫はひたすら実を守ります。
そして、たった一つ残った実が熟して中から出てきたのは…。

鉛筆画で、着色はオレンジ色、一色のみ。それがかえって静かな「迫力」を醸し出してるような気がします。
猫の目つきがこわ〜い。ちょっとホラーもののような気分。
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なかなかよいと思う 無心になっちゃう  投稿日:2004/11/14
むぎちゃんのすなば
むぎちゃんのすなば 作: ますだ ゆうこ
絵: ひだ きょうこ

出版社: 偕成社
お砂場で穴を掘っていたら、動物たちがどんどんやってきて
「ボクも掘る!」
みんなで掘っていたら、穴が深すぎてとうとう出られなくなっちゃった。
そこへ、長〜い首のキリンさんがやってきて…。

想像力全開のステージ、砂場。
「入れて」って、突然どうぶつが現れたって子どもは驚かないかも。
現実とお話しの垣根が低いと言われる幼児期。想像する力を支えてあげたいですね。
お母さんも、ママ友達としゃべってばかりいないで、一緒に穴を掘ってごらんよ。
きっと無心になれるから!
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なかなかよいと思う 夜も昼も乗れるしあわせ  投稿日:2004/11/14
ぶらんこのすきなワニくん
ぶらんこのすきなワニくん 作: カトリン・キッス
絵: ロア・シガール
訳: 那須田 淳

出版社: 講談社
フランスの絵本かなぁと思ったら、ドイツの人が書いたものでした。

みんなが怖がるから、夜ひとりぼっちでブランコに乗っていたワニくん。星空の下でゆらゆら揺られて、楽しいけど少し寂しい気分。
女の子に誘われた日から、昼間でもブランコに乗れるようになったけれど、夜にも一人で乗りに行ったりするのです。

同じひとりぼっちでも、最後のページのワニくんの心の中は、満たされた気分でいっぱい。
わかるな、一人で乗りに来る気分。
子どもよりも、大人の方がいろいろ感じちゃう1冊かも。
夜中の公園でワニがブランコに揺られていたら、
黙って缶コーヒーでも手渡してあげようかな。
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