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幸せずっしり
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投稿日:2026/05/23 |
絵本ナビ歴が20年を超えました。
絵本を読むということに、記録をする習慣をつけてくれたことに感謝です。
この本の編集にも表れていますが、
メンバーによるレビューのクオリティの高さが圧巻です。
絵本を軸に「幸せ」を感じるヒントがぎっしり詰まっていますね。
見開きで一冊というシンプルな構成もいい塩梅です。
200冊、ほぼ全て既読でしたが、よい振り返りの機会となりました。
新旧織り交ぜてあるのもいいですね。
幸せずっしり、気持ちに寄り添った選書に拍手!です。
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聞き上手
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投稿日:2026/05/23 |
名作にも関わらず、未読だったので気になって読んでみました。
時間がテーマですが、モモの聞き上手という側面もとても示唆に富んでいると感じました。
冒頭、モモの聞き上手の様子が語られますが、
これだけでも、モモのすばらしさを実感できますね。
そして、いよいよ、灰色の男たちとの対峙。
全身灰色、葉巻持ちが特徴だなんて、愉快な造形です。
時間という、とらえどころがない概念を、
銀行にしまい込んだり出したり、可視化して大活劇が繰り広げられます。
カシオペイアという不思議な亀の存在感もキュートです。
甲羅文字での会話、楽しいです。
マイスター・ホラの導き、この世界観、壮大です。
印象的な時間の花、大切にしたいです。
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話を聞く
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投稿日:2026/05/22 |
ミヒャエル・エンデさんの名作『モモ』の冒頭部分の絵本化作品です。
時間がテーマの壮大な物語ですが、
冒頭の、モモが聞き上手、つまり、「話を聞く」ことの大切さも
大切なモチーフです。
ということで、『モモ』を読む前にプロローグとしてもいいかもしれませんね。
原作でも、モモが住んでいる円形劇場などは詳細に書かれていますが、
このように可視化されていると、情景がよく理解できそうです。
ただ、聴いているだけで、周りの人々が自ら悩みを解決してしまうって、
ある意味素敵な気付きです。
その能力を押さえておくと、原作でこれから繰り広げられる
摩訶不思議な世界観も奥深く理解できそうです。
何より、絵の美しさも魅力的です。
ぜひ、原作も読んでほしいですね。
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新解釈
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投稿日:2026/05/19 |
月虫、という見慣れないワードに引力があります。
そして、表紙絵のミステリアスな女性の目力に引き寄せられます。
冒頭から、富安陽子さんの語り口が一気に物語へナビゲート。
月に住んでいる虫だとか。
その様子に耳を傾けていると、ある別の物語が浮き上がってきます。
竹取物語。
なるほど、新解釈ですね。
しかも、その不思議な行動に、納得の解釈が。
ソリ、ソリ、ソリ、ソリ、ソリ。
音が見えます。
すごい物語に出会ってしまいました。
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雲が決める天気
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投稿日:2026/05/19 |
「空となかよくなる天気の写真えほん」シリーズ。
雲の紹介はたくさんしてもらったと思いますが、
今回の切り口はしくみ。
なるほど、また違った知識です。
くもとひかりはおともだち。
天気も雲が決めている。
成り立ちから見てみると、納得ですね。
雲への愛、受け取りました!
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耳を澄ませて
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投稿日:2026/05/19 |
『POLAR BEARPOLAR BEARWHAT DO YOU HEAR?』が原題。
いろいろな動物が登場し、「なにがきこえる?」という問答で
次の動物へ、というリレー趣向。
エリック・カールさんの鮮やかなコラージュの造形がいい塩梅です。
鳴き声というテーマが、音声的にも愉快です。
歌ってるや音を立てているという表現にバリエーションを感じます。
飼育係が登場し、動物園ということがわかりますが、
意外なラストにびっくり。
楽しそうな様子が伝わってきます。
耳を澄ませて楽しめそうです。
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おれのしらないみんな
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投稿日:2026/05/19 |
『ひみつのたからもの』の続編でしょうか。
前作の2匹とは違うねこの視点からの気づきが奥深いです。
相変わらず、例の2匹は小鳥や魚をかわいがっているようですね。
ということで、それを目撃した主人公、
「へんだよね!?」とみんなに訴えますが、
意外なことに、みんなもそれぞれ秘密を持っていたようで。
おれのしらないみんな、だれひとりおなじじゃない、
その大きな気づき。
すっかり消沈する主人公に、みんながとった行動が素敵ですね。
前作をさらに優しく包み込む読後感です。
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戦争の食糧難の記憶
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投稿日:2026/05/17 |
インパクトのある題名です。
それは、おばあちゃんがついた優しい嘘なのです。
おねしょが治らない6才のしんちゃんが主人公。
もうすぐお兄ちゃんになるということで、
それも影響しているかもしれませんね。
夏休み、おばあちゃんの家に泊まりに出かけ、
おばあちゃんの弟のエピソードを聞くのです。
同い年の弟が亡くなる前、姉がついた優しい嘘。
その思いを、主人公はちゃんと受け取り、行動に移します。
おねしょを差し引いても、素晴らしいです。
きっといいお兄ちゃんになりますね。
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作りこまれた世界観
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投稿日:2026/05/17 |
ピタゴラスイッチでおなじみのユーフラテスさんの作品ということでセレクト。
絵本というより、カレンダー風図鑑の趣です。
主人公は辰ひろし、親友は柴田こーへいって、いかにものネーミング。
15歳という設定も絶妙です。
各種こだわりや、押し、学生らしい生活も共感どころでしょうか。
何より、作りこまれた世界観やキャラクターが愉快です。
囲碁のうんちくは、作者の趣味でしょうかね。
ヘビメタとへびの押しとは、納得の絡め方。
家族愛もほんのりと。
青春ですねえ。
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題名そのまま
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投稿日:2026/05/17 |
『Valentine’s Guest House』が原題。
「どなたでもどうぞ!」の意訳がキャッチーで素敵です。
バレンタインさん、娘のエルシーが経営するホテルのおはなし。
お客さんのどんな要望にも応えるというのが肝。
そう、お客さんがトラであっても!?
せっかくトラに満足してもらったのに、他のお客さんに不評とは、
おやまあ。
でも、それでへこたれないのが、このホテルの強み。
ほうら、「どなたでもどうぞ!」が素敵な展開に。
多様性の素敵さも感じられますね。
なにより、エルシーたちのホスピタリティに、拍手!
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