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レイラ

じいじ・ばあば・50代・兵庫県、女の子2歳 女の子1歳 男の子0歳

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自己紹介
HNのレイラは『絵本 千の風になって』のヒロインからお借りしました。
最近、この詩と自分との深い縁を実感しています。

司書資格を持っており、絵本が好きで、我が子の通っていた小学校の学校図書館ボランティアで引き続き読み語りをしています。
日々、川西市立中央図書館、中央公民館分室にはお世話になっております。

絵本はもともと好きでしたが、松居直さんの「絵本のよろこび」というNHK講座に感銘を受け、
読み聞かせの奥の深さを実感しています。
数年前から、ブックトークの講座の受講をきっかけに、ブックトークにもチャレンジしています。
おかげさまで、市内の小学校数校の授業にも入りました。
他市からはゲストティーチャーにもお招きいただきました。
市の子ども読書サポーター養成講座終了。
ストーリーテリング、エプロンシアター、パネルシアター、ペープサートもデビューしました。
読書サポーターとして幼稚園にも行っています。
児童文学者、梓加依先生主宰の読み語り研究会にも参加し、指導を受けております。
その研究会の一環として、未就園児のおはなし会も担当しています。
数年前からは、中学校の読み語りのお手伝いもしました。
ということで、気が付けば、おはなし会は乳児から中学生までが守備範囲となりました。
市の学校支援地域本部にてコーディネーターのお仕事をいただき、市内の図書ボランティアの組織作りを担当しています。
好きなもの
アメリカ先住民の世界観に深い共感を覚えます。
マヤ・アステカ・インカやエジプト・ギリシアなどの古代文明も好きです。
高校時代は音楽部で合唱をする傍ら、芸術選択では書道、合間に美術展覧会めぐりということで、
宗教曲、オペラ、美術、書芸術など幅広く惹かれています。
理解はできませんが、数学の美しい世界には憧憬を感じます。
物理・化学・生物・地学も同様です。
ひとこと
レビューを書くことでいい記録ができ、選書の際とても重宝しています。
また、レビューを読むことで、各種絵本ネタを仕入れることができ、
ブックトークの時にはいろいろ盛り込ませてもらい、とても受けがいいです。
お気に入りに登録してくださっている方がたくさんいてくださって嬉しいです。
皆さんと絵本の楽しさを共有できることに感謝です。
親子で図書館のヘビーユーザーしています。
ちょっと嬉しい親子コミュニケーションです。

このたび、読み語りでご指導いただいている梓加依先生との共著で
本を出版させていただきました。
乳幼児向けおはなし会プログラムについてまとめてあります。

『絵本であそぼう、このゆびとまれ! 乳幼児からの集団での絵本の読み語り』素人社
第1章 0歳から、なぜ絵本?―幼い子どもに絵本を読む意味
第2章 小さな子どもたちの集団での読み語り
第3章 プログラムを作ってみましょう
第4章 テーマ別で絵本を探してみましょう
第5章 小さな子どもたちとお母さんたちの絵本のグループ作り
第6章 小さな子どもたちと絵本を通して―子育て支援グループ「いないいないばあ」のメンバーによる感想

私は第3章と第4章を執筆いたしました。

絵本ナビでもお取り扱いしていただいております。
皆様のお役に立てると嬉しいです。

(2014.10.08)

レイラさんの声

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自信を持っておすすめしたい いちじくのはっぱ   投稿日:2010/10/24
てがみをください
てがみをください 作: 山下 明生
絵: むらかみ つとむ

出版社: 文研出版
以前国語の教科書に掲載されていたようで、
知人が、お子さんの音読の宿題で聞いて涙した、と評されていたので
読んでみました。
「ぼく」の郵便箱にある日居候始めたかえる。
「ぼく」は自分宛の手紙を取り込んでいるカエルに文句を言いますが、
カエルが手紙をもらいたいと思っていることを知り、
助言するのですが・・・。
ちょっとした勘違いで、「ぼく」もカエルも、願いがかなわずじまい。
ちょっぴり切ない余韻が残ります。
登場するハガキが、昔仕様の20円切手、5桁の郵便番号。
タイムスリップしたような気分です。
舞台である郵便箱が、イチジクの木にあり、
今住んでいる土地はイチジクが特産で身近なだけに、親近感がわきました。
緑色のイチジクの葉っぱに、緑色のカエル、その単色の色彩が鮮やかです。
村上さんの描く個性的な絵が、物語にぴったりですね。
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なかなかよいと思う トピアリー   投稿日:2010/10/24
ナーサリークライムズ
ナーサリークライムズ 作・絵: アーサー・ガイサート
訳: 久美 沙織

出版社: BL出版
表紙のカボチャちょうちんが印象的ですが、
ハロウィーンではなく、サンクスギビングデー(感謝祭)のおはなし。
ジャンボニー一家は、植木農園を経営していて、
なかでも、トピアリー(樹木を刈り込んで動物の形などにデザインする)作りが評判だったのです。
秋には感謝祭用の七面鳥のトピアリーを作るのですが、
ある夜、それらが盗難にあうのです。
さあ、犯人探しの始まりです。
副題の「しちめんどうくさい七面鳥盗難事件」がなんとも上手い意訳だと思います。
この農園は、いわゆるリサイクル業もしていて、
いたるところに置かれた物が上手く活用されていて、そんなところも見所ですね。
解決策は、なるほど!の展開。
秋にぴったりのアイデアです。
トピアリーの本物を見たくなりました。
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自信を持っておすすめしたい お届け先はおとぎの国の登場人物   投稿日:2010/10/24
ゆかいなゆうびんやさん おとぎかいどう自転車にのって
ゆかいなゆうびんやさん おとぎかいどう自転車にのって 作: ジャネット・アルバーグ アラン・アルバーグ
絵: ジャネット・アルバーグ アラン・アルバーグ
訳: 佐野 洋子

出版社: 文化出版局
自転車に乗ったゆうびんやさんの配達ストーリー。
お届け先は、なんとおとぎの国の登場人物たち。
さんびきのくま、ヘンゼルとグレーテル、ジャックと豆の木、シンデレラ、赤ずきん・・・。
それぞれのお話を踏まえたお手紙が届く、という趣向です。
実際に封筒が装備されていて、そこからお手紙を取り出して読みます。
中には、ダイレクトメール風だったり、いかめしい勧告書だったり。
絵本や紙幣の同封もあります。
小学校のおはなし会で読みました。
元のおとぎばなしを知っているか不安でしたが、
おはなし会に参加してくれた子どもたちはさすが!
少しマイナーなさんびきのくまもちゃんと知っていて安心しました。
ちょっとしたブックトークにも使えそうです。
図書館で借りてきたのですが、散逸してもおかしくない全パーツがきちんと収納されていて
感激。
当たり前とはいえ、そんなマナーがきちんと守られていることにもほっこりしました。
メールや電話が主流の昨今ですが、こんな手紙のやり取りの温かさも大切にしたいです。
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なかなかよいと思う 本物のおばけの存在感   投稿日:2010/10/24
おばけのジョージーのハロウィーン
おばけのジョージーのハロウィーン 作・絵: ロバート・ブライト
訳: なかがわ ちひろ

出版社: 徳間書店
はずかしがりで小さなおばけ、ジョージーのおはなし。
おばけと言ってもかわいらしいので、怖くなくて安心ですね。
さて、ハロウィーン当日。
ジョージーが居候しているホイティッカーさん一家はハロウィーンのお祭りにお出かけ。
ジョージーはお留守番を決め込みますが、友だちのねことふくろうに誘われて、
お祭りに出かけることになります。
ジョージーと一緒に、ハロウィーンのお祭りの様子を体感できそうですね。
ジョージーのはずかしがりぶりが何ともかわいいです。
でも、ちゃんと存在感をアピールするところは、
そういえばそんな体験自分にもあるなあ、とリアリティがあります。
絵本というより読み物の分量ですが、8分ほどですから、
読んであげてもいいと思います。
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自信を持っておすすめしたい おやさいマラソン大会   投稿日:2010/10/24
おやおや、おやさい
おやおや、おやさい 文: 石津 ちひろ
絵: 山村 浩二

出版社: 福音館書店
『くだもの だもの』で言葉遊びを味わったので、
そのお野菜バージョン、期待でワクワクです。
おやさいマラソン大会だそうですよ。
リアルなお野菜の迫力が伝わってきます。
絶妙な容姿に、鉢巻や帽子がりりしいです。
もちろん、だじゃれのような言葉遊びで展開していきますが、
実況中継のようなストーリー展開になっていて、笑えます。
一押しは「きゅうりは きゅうに とまれない」。
沿道の応援する人々(みんな野菜ですけどね)、給水コーナーもあって
本格的です。
とにかく、野菜がいっぱい登場しますから、当てっこするのも楽しそうですね。
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自信を持っておすすめしたい 場面構成の巧みさ   投稿日:2010/10/23
ロージーのおさんぽ
ロージーのおさんぽ 作: パット・ハッチンス
訳: 渡辺 茂男

出版社: 偕成社
先日図書ボランティア研修会で、子どもの物語受容について研究されている
大学教授の講義を拝聴しました。
そこで、具体的に取り上げられたのが、この作品。
めんどりのロージーがお散歩に出かけて戻る、それだけのストーリーなのですが、
絵は、ロージーを狙うキツネの姿も描きます。
ところが、すんでのところで、キツネの襲撃はことごとく失敗。
しかも、ロージーは全く気付く様子もないのです。
展開はまるでトムとジェリー、
そのスリルは一昔前ならドリフのコント(観客が「そこ!そこ!」と突っ込む)でしょうか。
それだけでも、絵を読み取る楽しさがあるのですが、
登場人物の視線の方向性、途中から奥行きのある構成など、
映画論も踏まえた考察が実に面白かったです。
なるほど、絵が語る作品としての完成度が高いことがよくわかります。
じっくりと絵を楽しみたい作品ですね。
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自信を持っておすすめしたい る:たくさん、り:少々、ぐ:一つ   投稿日:2010/10/20
るるるるる
るるるるる 作・絵: 五味 太郎
出版社: 偕成社
色鮮やかな飛行機が、空を飛行中。
なるほど、そのエンジン音が「るるるるる」という訳ですね。
映画のようなズームアップの画面が、雰囲気たっぷりです。
ところが、雲に突入したり、不思議な光景に遭遇したり。
「る」だけではすまなくなってくるのです。
特に擬人化しているわけではないのに、なんだか表情まで感じられます。
唯一登場する「ぐ」が味わい深いです。
読む時、、テンポ、声の大きさ、間の取り方など、思案しそうですが、
これはその場の感性に任せた方がいいかもしれません。
聞き手と読み手のコラボ、といったところでしょうか。
ラストへはスリリングな展開。
いろいろな解釈ができそうです。
でも、なんだか前向きで、嬉しくなりました。
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自信を持っておすすめしたい 五線譜を走るブルドーザー   投稿日:2010/10/17
どどどどど
どどどどど 作・絵: 五味 太郎
出版社: 偕成社
題名を見た時、何となくブルドーザーっぽいイメージを予想していました。
でも、中表紙からしっかり絵をご覧ください。
ト音記号と五線譜があるではありませんか。
そして「どどどどど」とくれば、そう、音階の「ど」なんですね。
ブルドーザーの行く先々、「どれみふぁそらしど」の音が交じり合います。
絶対音感のない私はここでひるんでしまいました。
宮川彬良さんにクインテット風にメロディを弾いてもらいたい気分です。
ともあれ、坂道、でこぼこ道、断崖!?と、なかなか道中はスリリング。
ブルドーザーがいつしか表情を持っているようにも見えてきます。
ラストのオチは見事ですね。
こだわれば、楽器で音読のようなことも可能でしょうが、
感性で読んでも、味があると思います。
乗り物好き、あるいは、音楽好きのお子さんにはいいと思います。
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自信を持っておすすめしたい 蚊に刺される!?   投稿日:2010/10/17
かかかかか
かかかかか 作・絵: 五味 太郎
出版社: 偕成社
ズバリ、「蚊」のおはなし。
でも、文章は「か」だけで表現されています。
「か」の付く生き物たちに蚊が近づいて、ページが変わると刺された後、という趣向。
蚊に刺された経験は誰にだってありますから、
その何ともいえない感覚が喚起されます。
(私はよく虫に刺されるだけに、ちょっと身震いしてしまいました。)
無表情な蚊と、刺された部分の描写が、実に絶妙です。
ところが後半、やや勝手が違ってきます。
いろいろ解釈できそうですね。
シンプルな文章だけに、読み方・感じ方はいろいろできそうで、
読み手と聞き手のコラボで成り立つ世界です。
奥が深いです。
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自信を持っておすすめしたい 声に出すだけで笑い声   投稿日:2010/10/17
ははははは
ははははは 作・絵: 五味 太郎
出版社: 偕成社
題名と表紙の絵を見ただけで、ほら、笑顔のおすそ分けしてもらったような気分です。
いろいろ「は」のつくものが登場し、「ははははは」と言います。
もちろん、とんでもないものも登場しますが、
みんな笑顔ですよ。
こんなに笑顔をいっぱい見て、「ははははは」と言われたら、
読者にも笑顔が伝染しますね。
嬉しいのは、各ページ対になっていること。
相手がいるからこそ、笑顔が生きるような気がします。
五味さん独特のはっきりした線と色彩が印象的です。
笑い声って、言葉で書くと単純ですが、
シンプルな発声に奥深さを感じます。
親子ともに笑顔がほしいなあ、という時にいいと思います。
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