『UNDER THE TREES AND THROUGH THE GRASS』が原題。
石津ちひろさんの意訳が軽快です。
中表紙で、森の中を通る動物たちが描かれていますが、
その様子を石の陰から覗いている男の子。
そう、どうやら男の子が目撃した動物たち(小川もあるのがびっくり!)の様子が
描かれているようですね。
「だあれ?」の問いかけに応えるのは動物たち。
自己紹介のような展開が愉快です。
それがリレー式につながっていくのですから、
素敵な構成です。
注目は、みどころをしっかりと語ってくれているところ。
絵と合わせて、その動物の動きなどが生き生きと浮かび上がります。
もちろん、最後には男の子だって。
みんなの語りを聞いていれば、最後の得意そうなセリフも納得です。
ロジャー・デュボアザンさんの絵が滋味深いです。