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てんぐざる

ママ・50代・埼玉県、女の子25歳

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自己紹介
てんぐざるは、小学生の頃のあだ名です。(誰が心当たりのある方はご連絡くださると嬉しいです)

子どもたちに素敵な本やお話を届けるために、出来ることにはいろいろなことにチャレンジしていきたいなぁと、思っています。
好きなもの
本(特に物語)と、お芝居と、子どもたち。
ひとこと
今は、2016年の高校生向け課題図書『ハーレムの闘う本屋 :ルイス・ミショーの生涯 (あすなろ書房)』にハマってます。
知れば知るほど、知らなかったことが多くて、情けなくなります。
この機会にたくさんの中高生に紹介したいです。

てんぐざるさんの声

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なかなかよいと思う 私は夕焼け空が一番好きです。   投稿日:2009/07/28
雲のてんらん会
雲のてんらん会 作・絵: いせひでこ
出版社: 講談社
小さなお子さんに、この絵本の良さがわかるか。というと、ちょっと考えてしまいます。これは大人向けの癒し絵本ではないでしょうか。

もしくは絵の勉強をしている人、描かないまでも美術館巡りが好きな人には、薦めします。
この絵本の中には、それはそれは素敵な空がたくさん描かれてします。
どの空の絵も、とてもと素敵ですが、私が個人的に気に入ったのは一番最後の「夕焼け」のそれでした。
赤い陽の色にちょっとだけ紫っぽい水色が入っている、この絵が、とても好きです。
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なかなかよいと思う 不思議な生き物を独占取材?   投稿日:2009/07/28
カッパの生活図鑑
カッパの生活図鑑 作・絵: ヒサクニヒコ
出版社: 国土社
名前は知っていましたが、この方の本をきちんと読んだのは初めてかもしれません。

漫画家であり、恐竜研究科でもあるそうです。筆者紹介のところを読むと、いろいろ載っています。どうやらヒサクヒニコさんは、不思議な生き物にとても興味があるようです。
このカッパノ本にしても、いったいどの資料から、ここまでの事を調べ上げたんだろう。

まるで、どこかでカッパ達に独占取材でもさせてもらっているんじゃないだろうかと思うくらい、「カッパの生態」について詳しく描かれています。

この本を読んでいると、「カッパ」という生き物が、ただの昔話に出てくる妖怪の類ではなく、カモノハシみたいな一種独特の変化を遂げた生き物で、絶滅寸前だけどどこかに隠れて住んでいるんじゃないか?と、思えてくるから不思議です。

なかなか楽しめました。不思議なことに興味のあるお子さんなら、小学校低学年からでも、十分に楽しめると思います。
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なかなかよいと思う ラストページが明るい未来を予感させる   投稿日:2009/07/28
せかいいちうつくしい村へかえる
せかいいちうつくしい村へかえる 作・絵: 小林 豊
出版社: ポプラ社
アフガニスタンの戦争を描いたシリーズ3作目です。
前から気になっていたのですが、やっと読みました。
主人公ミラドーが、長い旅路を経て、やっと自分の生まれ故郷へ帰ってくるというお話です。

うちの子どもが通う小学校にも第1作・第2作が置いてあります。
子どもが自発的読みたい本、というより、大人が子どもに読んでもらいたいと思う絵本ではないかと思います。

戦争関連の絵本には違いないのですが、恐ろしいシーンはひとつも描かれてはいないのに、「戦争」というものを考えさせてくれました。
ミラドーはこれからどうやって、故郷で暮らしていくかはわかりませんが、明るい色彩の終わり方が、幸せな未来を予感させてくれます。
続きな気になるシリーズです。
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なかなかよいと思う セレスティーヌがおしゃまに成長。   投稿日:2009/07/28
くまの アーネストおじさん アーネストがころんだ
くまの アーネストおじさん アーネストがころんだ 作・絵: ガブリエル・バンサン
訳: もり ひさし

出版社: BL出版
「くまのアーネストおじさん」のシリーズです。何作目なのかはよく分かりません。

セレスティーヌが、おしゃまな女の子に成長しています。
ここにきてアーネストは老化が進んだのでしょうか?(まだまだ若い?くま年齢って、毛で覆われているので、今イチ見分けがつきませんね)

怪我をしたために、せっかくの結婚式に出席できなかったのは残念ですが、セレスティーヌとの家族愛も深まって、ドラマのあるお話でした。
で、名前だけの登場「ジェローム兄ちゃん」とは、いったい何者?
う〜ん。他の作品に登場しているのでしょうか。気になります。

こちらの作品はカラーが付いているので、ドラマティックなストーリー性の本が好きなお子さんなら、小学生くらいから、楽しめるかと思います。
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なかなかよいと思う インドネシアでの「影絵芝居」日本版   投稿日:2009/07/28
山からきたふたご スマントリとスコスロノ
山からきたふたご スマントリとスコスロノ 再話: 乾 千恵
絵: 早川 純子

出版社: 福音館書店
絵本としてはとても素晴らしい作品ではないかと思います。
原作はインドネシアで大変有名な昔話の「影絵芝居」だそうで、作者は現地でこの作品に触れ、10年かけて日本版の絵本として仕上げたそうです。
主人公はどちらかというと、双子の兄「スマントリ」ですが、決して、非の打ちどころのない素晴らしい青年というわけでなく、むしろ、姿は醜く、親に見捨てられてしまった双子の弟「スコスロノ」の方が、心根はやさしく描かれていました。

ただ、昔話というのは、どの国のものでも、顛末に「えっ!?」と思うような結果が待っているのもので、このお話もたぶんインドネシアの神への信仰というものをきちんと理解していないと、なぜこんな終わり方?と、悩む人もいるかもしれません。

残念ながら、うちの子は絵を見た時点で、全く興味を持ってくれなかったので、(不思議な展開だけど、読むと面白いのに)私だけが読みました。
本の後ろには、小学校3年生からとありますが、読んだ感触では、もう少し高学年の方が、内容を味わえるのではないでしょうか?
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なかなかよいと思う ちょっとオカルトじゃないですか?   投稿日:2009/07/28
ふしぎなお人形ミラベル
ふしぎなお人形ミラベル 作: アストリッド・リンドグレーン
絵: ピア・リンデンバウム
訳: 武井典子

出版社: 偕成社
正直に言います。ピア・リンデンバウムが描く主人公ブリッタの顔がちょっと怖いです。
だから、全体的に明るい色で描かれていて、一見、楽しくて不思議で素敵な絵本!と、思うのですが、読んでみると「オカルト」?と、感じてしまいました。

だって、不思議っちゃ、不思議ですが、人形が土から生えてくるんですよ〜。いくらかわいい顔している人形でも、不気味だと思いませんか?

ただ、お人形さん遊びが楽しい年頃のお子さんには、いいのかな〜。
ミラベルが土から出てくるところや、おしゃべりするところが、怖いと感じないお子さんには、結構低年齢からイケると思います。
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なかなかよいと思う なんと!171ページの大作です。   投稿日:2009/07/28
セレスティーヌ アーネストとの出会い
セレスティーヌ  アーネストとの出会い 作・絵: ガブリエル・バンサン
訳: 森 比左志

出版社: BL出版
1ページ1ページの文章は、ほとんどそのページの絵を説明するだけの一言、短いのですが、絵本自体は171ぺージもありました!!

びっくりです。こんな長い絵本は初めて見ました。というより、ここまでくると絵童話といった感じでしょうか?(画が主体の)ガブリエル・バンサンの場合「絵」という表記より「画」という方がずっとしっくりするのはなぜでしょう。

そもそも、シリーズの別の作品を先に読んでいて、アーネストとセレスティーヌはいったいどんな関係なんだ。と、気になっていたので、出会い編という子の作品を図書館で探してきました。

意外でした。セレスティーヌはアーネストが拾って、赤ちゃんの時から育てていたんですね〜。
子どもたちはお話そのものよりも、入院したセレスティーヌがなかなかアーネストのところに戻ってこれないのは、なぜなのか、気にしていました。

この絵本は先にも書いたように、大変個性的な作品なので、お子さんに読んであげるなら、絵本慣れ、またはお話慣れしてからの方がいいような気がします。
どちらかというと、中学生以上〜大人向けの作品ではないでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい 子どもが何度も読み返していた作品。   投稿日:2009/07/20
ペーテルとぺトラ
ペーテルとぺトラ 作: アストリッド・リンドグレーン
絵: クリスティーナ・ディーグマン
訳: 大塚 勇三

出版社: 岩波書店
リンドグレーンは大好きな作家なのですが、
今まで児童書ばかり読んでいて、
子ども向けの絵本がこんなに出ているということに
気がついたのは、つい最近です。

翻訳が、リンドグレーンの作品を多く翻訳されている大塚雄三さんだったためか、とてもリンドグレーンらしい素敵な文章を感じることができました。

今回、いくつか図書館で見つくろってきた絵本の中で、下の子が一番気に入って、何度も読み返していたのが、この作品です。
私も子どもの頃、「こびと」や「妖精」の存在にあこがれ、信じていればいつか会えるはず。と、幼心にブロックの下や草むらの中を探索したことがありました。(残念ながら会えませんでしたけど)

この絵本、「ペーテルとぺトラ」の素敵なところは、
彼らこびと族が教室に入ってきたと、
そのクラスの子どもたちが驚きつつも、
すんなりと彼らをクラスメートとして
受け入れてくれたと子ではないでしょうか?

特に一番初めに仲良くなったグンナルと、
こびとたちの友情はほのぼのしていて、見ていると暖かい気分になります。
我が家では真夏に読んでしまいましたが、
実は真冬のお話なので、学校の子どもたちに紹介するときは、
寒い時期にしたいと思います。
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なかなかよいと思う さんねん峠の作者です。   投稿日:2009/07/20
おばけのトケビはわすれんぼう
おばけのトケビはわすれんぼう 作: 李錦玉
出版社: 少年写真新聞社
「面白いから聞いてよ」といって、子どもたちに読んでみました。
表題作は、とてもおかしな朝鮮特有のお化けの「トケビ」が出てくるお話です。
こんなお化けがいたらなら楽しい!
と、私は嬉々として、子どもたちに話したのですが、
「で?だから?それで終わり?」と、残念な反応でした。

オチがね。ちょっとあっけないんですよ。私もそれは感じていたのですが、面白さは伝えたかったんですよね〜。

朝鮮半島は日本に近いこともあり、日本の昔話と大して変わらない
(でも、お国柄が出ている)話もいろいろと、載っていました。
全部で9話のっています。子どもたちが読みやすいように大きな活字で、振り仮名もちゃんと振ってあります。

とても楽しいお話が短くまとめられているので、小学校2,3年生くらいのお子さんから1人読みでも楽しめると思います。

なんと、作者の李錦玉さんは国語の教科書に載っている「さんねん峠」の作者です。興味のあるお子さんに、たくさん読んでほしいな。
子供向け昔話のお話集です。
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自信を持っておすすめしたい 表紙裏の「通信」まで勉強になります。   投稿日:2009/07/20
のんびりオウムガイとせっかちアンモナイト
のんびりオウムガイとせっかちアンモナイト 作・絵: 三輪 一雄
出版社: 偕成社
とっても勉強になったし、面白かったです。
下の子も一緒に読んだのですが、上の子の方が、楽しそうに反応していたので、対象者はあえて中2の子の方で…。
「よく見ないと、どっちがオオムガイで、どっちがアンモナイトか分からない」と、納得いくまでじっくり見比べていました。

また、作者紹介の記述の部分に「のんびりゆっくり」という文があり、アインシュタインのことが載っていました。
うちの子も含め、この絵本は、のんびりゆっくりタイプのお子さんに特に読んであげたいです。

この絵本には、なんと!表紙と裏表紙の裏に『オムオム通信』と『アモアモ通信』というおまけのページがあります。
ここがまた、興味深く面白いページでした。
夏休み前後にこの絵本に出会ったら、オウムガイやアンモナイトを「理科の研究」で調べたくなる子もいるんじゃないかな?

そして、図書館さんの心遣いが素晴らしい!と感じたのも、
このページ。
なんと!!
見開き裏の「通信」の文章が隠れてしまわないように、
工夫してカバーをかけてくださっているんです!
本を借りて読んだ時の、子ども達の事を考えた「見えない部分」のお仕事ぶり、とても感動しました。
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