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てんぐざる

ママ・50代・埼玉県、女の子25歳

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自己紹介
てんぐざるは、小学生の頃のあだ名です。(誰が心当たりのある方はご連絡くださると嬉しいです)

子どもたちに素敵な本やお話を届けるために、出来ることにはいろいろなことにチャレンジしていきたいなぁと、思っています。
好きなもの
本(特に物語)と、お芝居と、子どもたち。
ひとこと
今は、2016年の高校生向け課題図書『ハーレムの闘う本屋 :ルイス・ミショーの生涯 (あすなろ書房)』にハマってます。
知れば知るほど、知らなかったことが多くて、情けなくなります。
この機会にたくさんの中高生に紹介したいです。

てんぐざるさんの声

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なかなかよいと思う ツバメよりロバ派でした。   投稿日:2009/08/20
ツバメの歌
ツバメの歌 作・絵: レオ・ポリティ
訳: 石井 桃子

出版社: 岩波書店
「岩波子ども文庫」の復刻版で、実は表題作「ツバメの歌」(作&絵:レオ・ポリディ)ともう1つ「ロバの旅」(文:アン・ノーラン・ルラーク、絵:レオ・ポリティ)が入っています。
訳はどちらも石井桃子さん。
1つだけでも、それなりに長い絵本なのに、2つまとまっているので、この1冊、意外と分量があります。
どちらの話もほのぼのとしていて、あまり大きな盛り上がりがある話ではないので、うちの子ども達の反応は特にありませんでした。

私個人的には、ただツバメを待っているだけのお話よりも、ロバの旅の方が、結局、このロバはどこに行って何をしたいと思っているのかな〜と、わくわくしました。
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ふつうだと思う 何度も出てくる文がちょっと…   投稿日:2009/08/11
しゅてんどうじ
出版社: 偕成社
大好きな作家・長谷川摂子さんが、
「酒天童子」のお話はたくさんあるけれど、
中でもこのたかしよいちさんの、この絵本は面白い。と、ある本で書いていらしたので、図書館で探してきました

悪くはないと思います。それに、那須良輔さんの極太の筆で描いたような酒天童子も、素敵でした。
でも、本文中に何度も出てくるうたい文句みたいな
「ごんぐり ごんぐり 酒をのみ、
 初しもの、まっかにうれた
 とうがらしのようなち○ぽ○から…」
というクダリが、私にはどうしてもいただけませんでした。
だって、何度も、何度も出てくるんですよ。この文。そんなにそこんとこを強調しなくてもいいのに!
今なら、ちょっとセクハラ扱いになるかもしれません。
学校とかの読み語りにも、ちょっと使えないかな?
そこさえもう少し違う表現とか、気にならない程度に使ってくれていれば、全体的なストーリーはとても面白かったです。

家族で読む分にはいいかもしれません。
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自信を持っておすすめしたい 家族構成を読んだだけでもワクワクする!   投稿日:2009/08/11
ぬまばばさまのさけづくり
ぬまばばさまのさけづくり 作・絵: イブ・スパング・オルセン
訳: きむら ゆりこ

出版社: 福音館書店
すっごく面白い作品なのに、ナビの投稿が少ない作品を見つけると、より声を大にして皆さんに紹介したくなります。
「面白いですよ〜」

これも、日本での初版が1981年と、結構古いです。
ぬまばばさまという謎の生き物(きれいに表現すると妖精?不気味に表現すると妖怪)の家族の1年を、なんだかとっても楽しく物語ってくれている作品です。

えぇ、ぬまばばさまには家族がいるんですよ〜。
だんな様はドロの塊みたいな大男。
娘は生まれてから一度もとかしたことのない、ふさふさの髪の毛をしていて(ここが結構ポイント!)、
息子はいたずらっ子で、どうやらひょろっとした足をしているようです。
はっきり、ひょろっとした足という表現は出てきませんが、
人間に見つからないように変化するとき、
息子は枯れ枝のような足を突きだして、
上半身は土の中に突っ込んでいるようなのです。
ね?この家族構成を見ただけで、なんだかワクワクしてくるお話じゃないですか?

この一家が、ぬまばばさまを中心に作りだすお酒には、実はすごい魔法みたいな力が隠れているんです。
でも、それは読んでからのお楽しみ。
読んであげるなら、幼稚園くらいから、小学校高学年。中学校などでも喜ばれるかもしれません。
ただこの絵本、ちょっとばかり規格が小さいので、あまり広すぎる場所での、読み語りにはお勧めできません。
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自信を持っておすすめしたい 我が家の子どもたちに大ヒット!   投稿日:2009/08/11
ものいうほね
ものいうほね 作・絵: ウィリアム・スタイグ
訳: せた ていじ

出版社: 評論社
久々に、我が家の子どもたちに大ヒット!!
スタングの絵本は「ロバのシルベスターとまほうの小石」が有名ですが、私も、子どもたちも断然こっちの「ものいうほね」の方がウケました。

しゃべるほねに顔も口もないのがまたポイントですよね。
ホント、見た目全く普通の骨なんですから!
そして、世界中のあらゆる言葉がしゃべれて、いろいろな音や音楽が奏でられて、何と本人(ほね)自身も土壇場まで気づかなかったのですが、魔法まで使えちゃうとっても優秀な能力を持っているほねなんです。

主人公のぶたのパール(若くてかわいい少女、らしいです)との
やり取りも面白く、子どもたちがぐんぐんお話に引き込まれていく感触がありました。
こういう絵本は読んでいる方は、ますます楽しい気分になれます。
きつねにはちょっとかわいそうな気もしますが、
ラストのどんでん返しみたいなシーンは痛快で、面白かったです。
ちょっと長い絵本ですが、機会があったら、ぜひお子さんに読んであげてほしいです。
読んであげるなら、幼稚園くらいから小学校くらいまで、中学生だって楽しんで聞けるかもしれません。
結構幅広い年代のお子さんが、楽しめる絵本です。
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なかなかよいと思う 似ているやまんばいます。読み比べてみて   投稿日:2009/08/11
やまんばのにしき
やまんばのにしき 作: 松谷 みよ子
絵: 瀬川 康男

出版社: ポプラ社
どこかのお話会で、誰かに読んでもらったような記憶はあるのですが、自分で手にして読んだのは初めてです。

「やまんばもの」のお話の中では、このお話に出てくるやまんばはとても優しく、自然の神様的に描かれています。

絵本やお話が好きな人には、有名な絵本だと思います。

この本自体の存在は、だいぶ前から知っていたのに、なんで今まで手にしなかったか、
というと、ぱっと見、昔話にしてはかわいらしい絵だったから。っていうのが大きいです。
だから、表紙を見てビックリです。
大好きな瀬川さんのイラストだとは、今日まで気がつきませんでした。

第1刷が昭和42年とあります。
年代物ですね。
今の瀬川さんの絵とは全く違う雰囲気でした。

最近、安房直子さんの作品が好きになって、よく読むのですが、
安房さんが最期まで書き続けていた短編シリーズ
『小夜の物語』に登場したやまんばと、この『やまんばのにしき』のやまんばは、その存在がとても似ていました。
安房さんの『小夜の物語』シリーズでも
やまんばは、山の神様・自然の神様みたいに描かれていて、ちっとも怖くない。
そんな小さな共通点を発見して、喜んでしまいました。
気になる方は読み比べてみてください。
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なかなかよいと思う 子どもは風船好きですよね。   投稿日:2009/08/11
あかいふうせん
あかいふうせん 作: ラモリス
絵: いわさき ちひろ
訳: 岸田 衿子

出版社: 偕成社
検索したら、同じような題名の作品が4冊も上がってきました。
作家さんが思い描きやすい題名なのでしょうか?
この絵本は、岩崎ちひろさんが、ラリモスのフランス映画「赤い風船」がお好きだったので、生まれた作品だそうです。
映画時代は1956年物。この絵本の初版は1968年。ざっと40年前の作品です。
すごく古いですよね〜。でも、全く時代を感じませんでした。
だって、今の子どもたちも「風船」は好きですよね?
うちは買い物の時、おまけに貰ったりするとめっちゃ喜びます。
9歳ですけど…。

この絵本には、そんな子ども心がぎゅ〜っと詰まっています。
そしてラストは、原作がフランス映画だからなのでしょうか?
妙にファンタスティックに終わっていました。
こんな不思議な感じで終わるところも、子どもたちの好奇心を誘うかもしれません。
幼稚園くらいから、小学校高学年まで、意外と楽しめる絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい お話がぐるぐるする物語です。   投稿日:2009/08/11
ひつじかいとうさぎ
ひつじかいとうさぎ 作: うちだ りさこ
絵: すずきこうじ

出版社: 福音館書店
ラビニアの民話を、ロシア系の昔話や民話がお上手なうちだりさこさんが再話して、まとめてくれています。
イラストはスズキコージさん。

この手のお話で有名なのといえば、イギリスの昔話で「おばあさんとぶた」とかかなぁ。
織り込み付録に解説がありました。要するにお話がぐるぐる廻っているもので、累積譚というそうです。
こういう風に先が読めるのに、そこがまた面白い!
読者の心理を突いてきますよね〜。
この絵本は、もともと1991年3月の年中さん向き「こどものとも」なので、読み語るなら年中さんから小学校くらいまで、楽しく聞けると思います。自分で読むのは、高学年はちょっともう、こういう作品はあまり手にしないかな?
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なかなかよいと思う 林明子さんの絵本と雰囲気がちょっと   投稿日:2009/08/11
となりに きたこ
となりに きたこ 作・絵: 岩崎 ちひろ
案: 武市 八十雄

出版社: 至光社
岩崎ちひろさんの絵本は、子どもの頃「赤い蝋燭と人魚」を見て(文は小川未明)感動した覚えがありますが、それ以外にあえて読まなかったような気がします。

こんなに絵本を出していたなんて、調べてみるまで知りませんでした。
特にこの作品はまるで、林明子さんの絵本みたいな印象を受けました。
絵本の作り方というか、構成も、目線も、絵の雰囲気もちょっと似てますよね?

小さな女の子と男の子が出てくるお話なので、幼稚園くらいのお子さんに一番お勧めしたいです。
古い本ですが、味わいのある素敵なお話でしたよ。
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なかなかよいと思う 町の顔がよく見える素敵な作品です。   投稿日:2009/08/11
ピーターのめがね
ピーターのめがね 作・絵: エズラ・ジャック・キーツ
訳: 木島 始

出版社: 偕成社
ピーターの絵本って、「ゆきのひ」しか知りませんでした。この本を検索するまで、シリーズであることも知りませんでした。
なんという無知!が〜ん。

素直に面白かったですよ。
いかにもニューヨークの下町の子ども同士の小さいけれど、
本人たちには大変な縄張り争い?みたいなぶつかり合いも、
いい感じに表現されていて、
それでいて、全体のストーリーは子どもの頃にありがちなちょっとした冒険談みたいなノリになっていて…。

あちこちに落ちてるガラクタとか、壁の穴とかも、空の色とか、
洗濯物なんかまで、作者キーツ本人が後書きで書いているように、
たくさんたくさん、町を歩き回ってこられたのがわかりました。
どんな町なのか、よく見えてくる絵本でした。
作者が、時間とこだわりを持って、大切に描いている作品だと思いました。
小学校中学年位にどうでしょうか?
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自信を持っておすすめしたい 昔話のよう、奇天烈な話です。   投稿日:2009/08/11
いぐいぐいぐいぐ
いぐいぐいぐいぐ 作・絵: 梶山 俊夫
出版社: フレーベル館
長谷川摂子さんの絵本を紹介している本を読んで、題名に惹かれ、図書館で探してきました。

面白かったです。
梶山さんの個性的な絵と、民話みたいな不思議な話がすごくマッチしていました。
内容についての説明が全くないので、創作の絵本なのか、昔話がもとなのか、全くわかりません。

ラストに三つ目の化け物がミミズになってしまった。なんて、
オチがまた奇天烈でよかったです。

長谷川さんの紹介文を読むまで、全く知らないお話でしたが、こんなに楽しい絵本に出会えて、すごく幸せです。
学校が始まったら、ぜひ、子どもたちにも読んであげたいです。
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