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きみとぼく

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そうじきの なかの ボンボン

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ハット卿夫人

ママ・20代・神奈川県、男5歳

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ハット卿夫人さんの声

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自信を持っておすすめしたい 親子で感動  投稿日:2005/06/29
すてきな三にんぐみ
すてきな三にんぐみ 作: トミー・アンゲラー
訳: 今江 祥智

出版社: 偕成社
表紙にはいかにも怖そうな顔をした3人の男。
子供の絵本にしては珍しく暗いトーンで描かれています。
3人組の目つきも鋭いし、一体どこが「すてきな三にんぐみ」なの?と思いながら、読み聞かせを始めました。

物語の前半、彼らはただの泥棒です。
人々に恐れられ、金品を奪い取るまぎれもない悪党。
でも、一人の少女を連れ帰ったところから話の展開は大きく変わっていくのです。
文章はとてもシンプルなのに、中盤から後半への流れは私たち親子には大変ドラマチックに感じられました。
最後のページでも決して多くを語りすぎることなく、かつてあった出来事を振り返るような語り口が秀逸で、息子も「感動した!」と目を輝かせていました。
お話をきちんと理解出来るぐらいの年齢のお子さんにおすすめしたい絵本です。
何故この3人が「すてき」なのか分からず、ただ怖いと感じるだけではもったいないから…。
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自信を持っておすすめしたい 私の宝物、今は息子の…  投稿日:2005/06/29
やこうれっしゃ
やこうれっしゃ 作・絵: 西村 繁男
出版社: 福音館書店
文字の無い絵だけの絵本です。
私が子供の頃に読んだ絵本なのですが、出てくる夜行列車も昔の寝台列車。
私にとっては懐かしく、息子にとっては新鮮に感じられる絵本です。

駅のシーンに始まり、列車に乗り込む様々な人々。家族連れ、スキー旅行の若者、出張に向かうサラリーマンなどなど。
そんなごくごく普通の人たちの息づかいまでが伝わってきそうな温かく素朴なタッチの絵の世界に知らず知らずのうちに引き込まれていく、不思議な絵本です。

乗り物好きでなくても自分でストーリーを想像して楽しめますよ。私も子供の頃、ボロボロになるほど繰り返しページをめくり空想で何度も旅に出ました。
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自信を持っておすすめしたい 何度でも読みたい名作  投稿日:2005/06/26
だるまちゃんとてんぐちゃん
だるまちゃんとてんぐちゃん 作・絵: 加古 里子
出版社: 福音館書店
図書館で見つけて思わず「懐かしい!」と叫びそうになりました。
子供の頃、加古さんの絵本が大好きでした。文章を読まなくてもページを眺めているだけで楽しめるのが加古さんの絵本。
とにかく不思議な魅力のある作品が多いんですよね。

早速借りてきて息子に読んであげることに。
息子は保育園でのこの絵本を読んでいて「これ、面白いよね」とにこにこしていました。

だるまちゃんとてんぐちゃんがとても愛らしいのはもちろん、おおきいだるまどん(だるまちゃんのパパですね)の優しさ、子供の為に一生懸命になるところが大好きです。
花と鼻の間違いは、何度読んでも笑ってしまいます。
幅広い年齢の子供が楽しめる絵本です。未読の方は是非!
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自信を持っておすすめしたい 静かなイブの夜に…  投稿日:2005/06/26
もみのき そのみを かざりなさい
もみのき そのみを かざりなさい 作・絵: 五味 太郎
出版社: 文化出版局
クリスマスイブにぴったりの絵本です。
「ほし めざめなさい」の一文から始まるこの絵本は、さめ、ふくろう、ねこ、くつした、こどもなど様々な物(者)に語りかける形で進んでいきます。

最初は息子も私も頭の中は?マークでいっぱい。なんだろう、この絵本は…でも読み進めていくうちに心が清められていくような気がして、最後にはとても荘厳な気持ちにさせてくれました。
好き嫌いがはっきりと分かれる絵本だと思いますし、むしろ大人の方がこの絵本に魅力を感じるかもしれません。
ちなみにうちの息子はかなり気に入ったようです。
にぎやかなクリスマスパーティーをおおいに楽しんだ後は、静かな部屋で寝る前にこの絵本を子供に読んであげたい。
この絵本の最後は「あした ほがらかにめざめなさい」だから…
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なかなかよいと思う 何が起こるか分からない  投稿日:2005/06/26
ろけっとこざる
ろけっとこざる 作・絵: H.A.レイ
訳: 光吉 夏弥

出版社: 岩波書店
おさるのジョージが騒動を起こす展開は毎度おなじみ…といったところですが、子供にとっては純粋に楽しめる面白いお話。
好奇心旺盛なジョージが「次は一体何をやらかすの?」とハラハラドキドキ、息子は目をキラキラさせてお話を聞いています。

ただ、大人の目線から見るとジョージのいたずらは笑って許せるレベルじゃないのが難しいところ。
宇宙から帰って来たから万事オーケーとはいかないでしょう。
絵本は絵本、普段の生活とは違うということをきちんと教えた上で楽しめば大丈夫かな?
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なかなかよいと思う それぞれの役割  投稿日:2005/06/24
いやいやバスの3ばんくん
いやいやバスの3ばんくん 作: 砂田 弘
絵: 富永 秀夫

出版社: 小峰書店
乗り物好きのお子さんにお薦めしたい1冊です。
路線バスの3ばんくんは病院行きバス。
いつも病気や怪我の人たちを病院へ運びます。
誇らしげに走る遊園地行きのバスが羨ましくて仕方ありません。
ある日3ばんくんは事故で故障し、修理工場で一夜を過ごすことに。
そこには他にも怪我をした(故障した)自動車がいて、痛がって苦しんでいました。
そして3ばんくんは自分のしていたことが、実は色々な人の役に立つ素晴らしい仕事だと初めて気が付くのです。

華やかな仕事だけが格好いいのではない、例え地味でも人の役に立てることが素敵なんだよ、というメッセージが込められているようでなかなか良い絵本だと思いました。
乗り物に興味が無いと手に取る機会があまり無いかもしれませんが、内容は大人にも通じることでした。

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自信を持っておすすめしたい 平和を願う気持ち  投稿日:2005/06/04
トビウオのぼうやはびょうきです
トビウオのぼうやはびょうきです 作: いぬい とみこ
絵: 津田 櫓冬

出版社: 金の星社
息子は図書館でこの絵本を見つけた時に、表紙の楽しそうに海面を跳ねるトビウオの絵を見て、とても明るい内容の絵本だと思ったようです。
私は小学校の授業等でどんなに悲しい話か知っていたので、一瞬借りようか迷ってしまったのですが、そろそろ理解出来る年頃になりつつあると感じ借りて読んであげました。

物語はトビウオのぼうやの病気が治ったとも治らなかったとも告げないまま終わりを迎えます。
巻末のあとがきを、子供にも分かるように言葉をところどころ替えて説明して聞かせました。
息子は大泣きしました。読みながら私も一緒に泣きました。

誰一人幸せになれないのに、沢山の人や動物が悲しい思いをするのに、何故恐ろしい兵器を開発し、殺し合いをすることを止めることが出来ないのでしょうか。
平和な日本にいてはなかなか戦争を身近なこととして感じることは難しいと思います。
それでも、一人一人が「戦争反対、核兵器反対」と強く唱え続けることが大切なのではないでしょうか。
小さな声も、集まれば大きな声になる。
私たち大人に出来ることは、子供たちの心に平和を願う気持ちの種を植えることかもしれません。
この絵本はきっと、そのお手伝いをしてくれると思います。
いつまでも読み継がれて欲しい、悲しくも目をそらしてはいけないことが描かれた素晴らしい絵本です。
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なかなかよいと思う バムとケロには及ばず…  投稿日:2005/06/04
ぶーちゃんとおにいちゃん
ぶーちゃんとおにいちゃん 作・絵: 島田 ゆか
出版社: 白泉社
島田ゆかさんの最新作と聞いて、早速図書館で予約。
23人待ちと言われ、予約後3週間で借りることが出来ました。
図書館のカウンターで手渡された時には息子も大はしゃぎ!
家に帰ってすぐに読み始めました。

兄弟のほのぼのとしたお話で、バムとケロシリーズのキャラクターやガラゴも隠れキャラ的に登場し、ストーリー以外の部分で楽しませてくれるところはさすが!
絵も本当に可愛らしく、飾っておきたくなるほどでした。

ただ、ストーリーはバムとケロシリーズの方が面白かったです。
お話自体も短いので、より小さなお子さんでも楽しめるようにはなっていますが…。
借りていた2週間の間、息子も数回しか読みませんでした。
期待が大きかっただけに、ちょっと残念。
早くバムとケロの新作が読みたいです!
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自信を持っておすすめしたい 世界をまわる夢  投稿日:2005/06/04
ペンギンくん、せかいをまわる
ペンギンくん、せかいをまわる 作・絵: M.&H.A.レイ
訳: 山下 明生

出版社: 岩波書店
ペンギン好きの息子が表紙を見て気に入って借りて来ました。
タイトルの通り、ペンギンくんが自分の担当する番組の話の種を探しに世界中を旅するお話です。
ペンギンくんの冒険は次から次へと色々なハプニングが起こりますが、楽しみながら窮地を脱するペンギンくんの姿はなんとも爽快です。
仲良しのシロクマとアザラシにお土産を頼まれていたペンギンくんですが、旅のラストに思いがけず素晴らしいお土産を手に入れるチャンスが…。
ちょっと長いお話ですが、息子は飽きることなく最後まで楽しんでいました。

この絵本が誕生した経緯はちょっとユニークです。
大人の方は是非あとがきも読んでみてください。
装丁も高級感があって、挿絵も大変可愛らしく、特に旅に出発するペンギンくんを仲間が見送る場面では泣いているペンギンなんかもいて(ペンギンくんの家族かな?)レイ夫妻の想像力の豊かさには本当に感動します。
それと日本語の訳も絶妙で、ダチョウのお父さんのセリフやラクダの背中で気分が悪くなってしまった時のペンギンくんのつぶやきなど、思わず笑ってしまいました。
戦争という暗い影が忍び寄る中で、夢のある絵本を描き続けたレイ夫妻。
自由に世界中を飛び回ることが出来なかった時代に描かれたこの絵本には、レイ夫妻の希望が込められていたのかもしれません。
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自信を持っておすすめしたい 分かり易く奥深い  投稿日:2005/03/11
いろいろ1ねん
いろいろ1ねん 作・絵: レオ・レオニ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: あすなろ書房
今はどうだか分かりませんが、私が小学生の頃、レオ・レオニの作品は国語の教科書によく載っていたので「スイミー」「アレクサンダとぜんまいねずみ」等いくつか馴染み深いお話もあるのですが、これは新しい作品のようで全く知りませんでした。

可愛らしい絵、優しいストーリーなのに時々自然の厳しさが見え隠れするところが素晴らしい。
季節の移り変わりも感じられて、どの季節に読んでも楽しめるけれど私と息子は最後のクリスマスの場面が一番好きです。
息子は「こやし」の意味を知らなかったので、「何??」と質問してきました。
説明したらもう大爆笑。でも、木にとっては大切な栄養ですものね。
図書館で借りて読みましたが、いずれ購入して自宅の本棚に並べたい一冊になりました。
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