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ふしぎふしぎ
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投稿日:2022/11/15 |
ふしぎなふしぎな話の玉手箱って感じの本でした。
第一印象は、これって、ドン・キホーテの女版? それとも、ほらふき話?と言っても過言じゃないくらいのスケールの大きさの話が綴られていて、不思議すぎるのですが、読むのが止めれないくらい魅力的な話になっていて、あっという間に読んでしまいました。
絵本ナビからのメールで紹介されていたので、読んでみたのですが、挿絵も作者の橘さんによるものらしく、児童書のくくりになっていても、年齢を問わない、だけど女性限定で、夜寝る前に一話一話を読みたいという本でした。
情熱的で色々な体験をした女性の人生、素敵です。
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ガツン!!
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投稿日:2022/08/27 |
ガツン!!とやられたという気分です。
言葉と描かれた絵は本当にシンプルです。
が、とても力のあるものでした。
そうなんです。「みかたのかお」も「てきのかお」も同じ
人間なんです。共通するものがあるのに何故戦争になるのか?
という、静かなる問いかけに頭を殴られた気分でした。
さすが、谷川さんとノリタケさんだなという感じです。
考えさせられました。
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静かな絵本
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投稿日:2022/08/26 |
絵本ナビからのメルマガで紹介されていて、興味を覚えたので読んでみました。約100年の歴史をもった湖のほとりの家とそこに住んだ人々のことが淡々と描かれた絵本です。まるでその湖の水面に映った影のようなタッチの絵本でした。
歴史の生き証人ともいえる家。誰を責めるとか批判するとか、そういう言った強い言葉は書かれていない静かな絵本でしたが、却って、背景を自分の教養とかを総動員させて考えさせられる本かもしれません。絵本に現在の家のことが分かるアドレスが書いてあったので、アクセスしてみました。見学ができるそうです。
他の方も書いているように、大人向きの絵本です。
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絵本だけれど絵本ではありません。
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投稿日:2022/07/14 |
世界難民の日に送られてきた絵本ナビからのメルマガに紹介されていたので、読んでみました。
いくつか紹介されていた中で、この本を選んだのは、それは漫画だったからです。しかも紹介されていた画像では色付きの漫画だったので、読みやすそうと思って手に取りました。
結構、長い話でした。でも、不思議なことに読むのを止められませんでした。淡々と難民兄弟と彼らをとりまく人々の日常が描かれているのですが、最初は難民キャンプだったのに、それが常態化して村と化している現実、そして誰もが第三国への移住を夢見ていることなどが知っているつもりでも、改めて考えさせられました。
高校生の息子にも、読んでみる?と聞いたら、読むとのことだったので貸しました。やはり息子も、読むのをやめませんでした。
どうしたら世界から難民がいなくなるんでしょう。
その答えはなかなか簡単には実行できないかもしれないけれども、やはり教育の大事さ、そして自分ができることをまずやれたらなと思いました。
小学生からでも読めます。大人も十分に考えさせられる本だと思います。国際協力などを学びたい人にもお勧めです。
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悲しい話です
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投稿日:2022/02/22 |
表紙の色鮮やかな動物の絵が気になって手に取って読みました。
全く知識なく読んだので、真ん中で、あれ? ストーリーが元に戻ってる?と感じ、もしかして、これは双方から読むパターンのやつ?と、本を反対から読んでみたら、やっぱりでした。
災害に遭い助けを求めている側と助ける側の気持ちや事情を描いたものなんですが、一つの事象にも多面性があるということを言いたいのかな?と感じました。
読者の私には、どちらの気持ちも分かるけれども、やっぱり、王様が可哀相でした。
油絵で描かれていて、タッチがゴッホなみに肉厚?で色鮮やかさが目を見張ります。全然知らなかったし正直なところよく存じ上げませんが、セカオワのFukaseによる絵本だそうです。
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全然危険じゃないのに
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投稿日:2021/12/21 |
恥ずかしながら、ジェーン・アダムスのことは知りませんでした。マザーテレサと同じノーベル平和賞を受賞しているのに、日本人で彼女の名前を知っている人は多くないのではないでしょうか?
絵本では彼女の功績が優しい文章でサラっと書かれています。
もっと詳しく掘り下げ知りたいという人が出てくるかもしれません。
そういう意味で、彼女の存在を知るきっかけになる本だと思いました。中学生の夏休みの自由研究におすすめかもしれません。
今だからこそ、彼女のしてきたことが、世界中の先進国で必要なのかもしれません。みなに彼女の存在を知ってもらいたいです。
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決意表明
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投稿日:2021/12/06 |
NHKの昼前の情報番組の新刊の本紹介コーナーで、この本が紹介されていて、ながら見をしていた私は、題名を聞いて、きっとベッドの上での自由な空想とかを書いた本なんだろうと勝手に思い込んでいました。
ところが、表現の仕方が分からないのですが、冷や水をかけられたというか、そんな甘っちょろい本ではなくて、そんな風に勝手に思っていた自分自身を恥じました。
この話は、小学校3年生の作文?かなんかが絵本になったそうで、作者の前田海音ちゃんは、3歳の頃から病気と共に生きているそうです。
病気と一緒に生きている子は早熟なのかもしれませんね。
小学3年生で、充分すぎるほど孤独と対峙していながら、周りを思いやる心の深さに、言葉が出ませんでした。
この本は、彼女の決意のような気がしました。
読んでよかったです。
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複雑なんだろうな
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投稿日:2021/12/04 |
弟に障がいがあるお兄ちゃんの話です。弟のことが好きだけれど、煙ったく思ってしまうこともある。正直な気持ちでしょうね。
でも、どこまでもお兄ちゃんなんだなと、ほろっとしてしまいました。
ずっとこれからもいろいろな局面で葛藤を抱えて生きていくのでしょう。周りの人が何かできることってあるのでしょうか。この本を読むこともひとつの力になると思いました。
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せつないけれどほっこりしました
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投稿日:2021/11/30 |
私、実は猫も犬もあんまり好きじゃないんです。他の人たちがペットとして飼っていることは何とも思わないのですが、自分がじゃあ飼うか?と問われたら、即刻、『ありえない』と言いきれるって感じの私なんですが、いやぁ〜、この本には、かなりやられました。
絵本ナビからのメルマガでこの本を知り、お試しで読んでみました。すると、読後に何とも言えない、せつないけれどほっこりとした気持ちになりました。でも、正直、え? この気持ちって一体何?と不思議な感覚でした。そして、もう一度、読み直すと、そうか、飼われていた犬や猫も、本当に飼い主さんのことが大好きで、両想いが存在するんだなぁと改めて感じました。
あの白いデブ猫の雪男さん、素敵すぎです。耳が聞こえないけれど、他の猫や犬たちの心の声が聴けるんですね。用意してくれる食べ物や飲み物が素敵すぎて、こちらまで、涙がでそうになりました。特に、最後のまだ生きているけれど、雪男さんの喫茶店に来た野良猫に出されたにゃぽりたん、ぐっと来ました。
かなり気になったので、作者くまくら珠美さんのことを調べてみました。雪男さんや主人公の猫のモデルが実際にいたんですね。
この話は、くまくらさんの猫(ペット)愛がたっぷり詰め込まれていて、願いなのかもしれませんね。
今日、本屋さんに走り、この話の前編である『ほしのこんぺいとうハンター』も見させてもらい、どうして、主人公の猫がほしのこんぺいとうのハンターになったのかも分かりました。なるほど!
そして、この『そらのきっさてん』を、友人へのクリスマスプレゼントとして購入しました。
素敵な話でした。小さい子への本というより、どちらかというと大人向けの絵本な気がします。ペットロスの人たちへ、そっと渡したい本です。
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前半が素敵でした
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投稿日:2021/09/24 |
かきごりやをしながら旅をするカメレオンの話です。いや、もしかしたら、旅をしながらかきごおりやをしているカメレオンの話なのかな? とにかく絵のタッチや配色が私好みで、特に前半のかきごおりを買いに来たそれぞれのお客さんにカメレオンがぴったりなシロップを選ぶところがとても素敵で気に入りました。後半は、そんな素敵なシロップ選びができるカメレオンには深い悩みがあって、それもかなり深い深い悩みで、個人的には前半と後半で二つのストーリーにしてくれてもいいかもと思ってしまったくらいです。レオ・レオニの『じぶんだけのいろ』でもそうだったけれど、カメレオンが主人公だとアイデンティティの問題は切り離せないってことなのかなぁ。後半は流れがガラっと変わるので、ちょっと覚悟して読んだほうがいいかもしれません。あ、でも結末は決して暗く終わりません。光は差します。ご安心を。
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