郵便屋さんてどんな仕事?的なお話
私が小さい頃から手紙が好きで、ぽすくまのキャラクター自体も好きで、絵本が出るなら子供に読んであげてみたいと思って読み聞かせに使いました。
フリーペーパーのわりには長い物語で、小さめの文字で漢字が多くふりがながいっぱい。
内容は幼稚園くらいの小さい子にちょうど良さそうですが、一人で読むなら年長さん以上からかなと思います。
ぽすくまが郵便屋さんに興味を持ったきっかけの話といった内容で、郵便屋さんてどんな仕事?といった感じ。
一番下の小学生と読んだところ、楽しく聞いてくれて太文字表記のセリフは一緒に大きい声で言ってくれたりととても楽しんでいました。
優しく温かいお話で、内容も気に入ったようでー人でも読んでいました。
ただ私として気になったのは、きっかけがあって「おばあちゃんに手紙を書こう!」となっているのに、出した後のおばあちゃんの反応なりやりとりなりが一切出てこなかったところ。
郵便屋さんてこんなお仕事してるのね、で終わってしまっている印象で、「お手紙っていいな、書いてみようかな」という気持ちにまでならない内容だなと思いました。
まあ、余韻としてそういうところで終わる絵本は多いので、子供目線では気にするところではないのかも知れませんが。
続きでまたおばあちゃんとのやりとりとか手紙自体へのフォーカスを予定しているのなら読んでみたいなと思いましたが、フリーペーパーなら続きが手に入らないこともあるので、一冊でまとまって欲しいなという気持ちでした。
タイミングが合わず自分の子以外への読み聞かせはできなかったのですが、職業への興味を持ってもらうためには良い内容と思ったので、読み聞かせ会などでも使ってみたいと思います。
投稿日:2025/06/18