第３回 子どもの絵本大賞ｉｎ九州
福岡の児童書担当者の女性4人が、「現場からの生きた絵本との出会いを！」と企画し、九州内の約100店もの書店が参加して決定した、絵本ベスト10。そのランキングを店頭フェアで展開する企画です。（2010年開催）
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【子どもの絵本大賞in九州事務局より】
はじめに
今年もはじまりました！！子どもの絵本大賞in九州。無事３回目を迎えられたのは、皆様のおかげです。ありがとうございます。第２回から選定に参加してくれた書店さんの数がググっと増えました。九州に輪がどんどん広がっているようで、とてもうれしいです！！
２００９年も多くの絵本が出版されましたが、いろんな意味で、児童の世界もボーダーレスになってきていますよね。その中でも子どもたちが楽しめて、その上大人もおもしろいと思える１０作品が揃った、毎年書いていますが、今年も自画自賛しちゃいます（笑）。いろんな世界があるんだ！！ということを絵本を通じて知っていただけたら・・・そんな気持ちでいっぱいです。
絵本のおもしろをたっぷり味わってください！！
※作品のコメントは、子どもの絵本大賞in九州事務局発行の「この本よかっ！！新聞」より許可をいただいて転載しています。
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【第１位】
ちょっとした冒険のようなドキドキと、宝物を見つけるように、たくさんの発見が出来て、素直におもしろいなーって言える絵本です。「児童書コーナーに来た子ども達が必ず手に取って夢中になって読んでいます」このコメントが、この絵本の素敵さのすべてを語ってくれています！！
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【第３位】
「王さまときつねの意地の張り合いがとってもゆかい！」「争い事や、他人と比べる事が、いかに無益かをユーモアたっぷりに教えてくれる」大事なことをおもしろさでコーティングしているところにシビれますー。「表情・動き等の描写に大注目」確かに、この絵の味は誰にもマネできません。一見無表情なきつねの顔からも、たくさんの感情が読み取れるのがスゴイ！！
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【第４位】
「親子２代、それぞれないしょのままという設定も、ネズミ側のお部屋のインテリアにも心ときめきます」素敵な偶然がずっと続いていってほしいと思わせてくれる絵本。それにしても部屋の断面図ってこんなにウットリするのはなぜ？お話のすばらしさはもちろん、タイトルも秀逸な絵本ですね。
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【第５位】
「この本からは、がまんするのってすてきなこともあるんだなぁという思いを感じます」苦手な人が多いがまんをテーマにしているので、共感できるところも多いのでは？自分だったらがまんできるかしら・・・という声もあります。
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【第６位】
「昭和の香りが満載！」なんです。でも、その時代を知らない子どもたちに読み聞かせをしたら、この絵本の世界に入りこんでいったという体験談もあり、そのおもしろさが本物だとわかります。奇妙な踊りを家族で踊っていますが、「これでカレーライスの実がなるのなら・・・私も踊るかも？！」私も踊りまくって、おいしいカレーを食べたい！！と思いました。
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【第７位】
「ラストにびっくり！です」という声多数。「親子で読んだ後、一緒におしくらまんじゅうをしてみると楽しいかも」読んでも遊んでも楽しい絵本なんて最高ですよね♪まんじゅうたちの口元に大注目。セリフイってます！！
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【第８位】
「思われることのあたたかさや、相手を思うやさしさを知りました」自分以外の誰かを大切に思うって素敵なことですよね。「自分が１番、そんな気持ちが心を占めてしまう時にはぜひこの絵本を！！」固くなっていた気持ちがふんわりしていきますよ。
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【第９位】
「不思議な不思議な世界へ連れていってくれる本。頭をやわらかくして読んでほしい」「ありえないお話なのに、なぜかひきこまれてしまう」と、なかなかシュールな展開に熱狂的ファンがついています。まさか縁側の下があんなことになっているとは・・・思わず見入ってしまう魅力があります。
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