のらさんと 5ひきのこねこたち

ノラネコのお話って何故か好きでよく読むのですが、うちにもノラネコが何匹もよくやってきて、しかも親子で。なのでこういったお話は他人事ではなくて。なんだか自分の家の周りにいる猫たちのことを思いながら読んでしまいました。しかもこの子猫ちゃんたちはみんな以前ノラネコママが生んだ赤ちゃんたちにそっくりなので余計に。とてもかわいらしい絵本です。...続きを読む

こぐまちゃん いたいいたい

痛くしないためのいたいいたい。小さな痛いを体験させて危険を覚えさせる。 こぐまちゃんはとてもかしこい。失敗→やり直し→工夫→用心が簡潔に描かれていてこぐまちゃんと一緒に成長できそう。 大人には思いつかない失敗だったりするので子ども目線（こぐまちゃん目線）での痛いは良いと思う。...続きを読む

はるかぜさんといっしょに

G.W.明けくらいに読んだので、もう春というより夏に近い暑さの日があったり、薄手の長袖が必要な肌寒い日があったり、と春！という季節ではなかったのですが、読んでいて温かな気持ちになりました。日本の春と秋、いつかなくなってしまうのではないか？と心配になる程、この絵本に描かれるような春を感じられる期間が短くなってきましたね。...続きを読む

こぐまちゃんのみずあそび

風景が思い浮かぶお話です。 暑い日には水遊びが楽しい子どもたちですが、夢中になるとどんどんやっていることに歯止めがかからなくなって、ずぶ濡れ泥んこ。 でも、そうした行為で、子どもたちは成長していくのですね。 押さえつけてはいけません。...続きを読む

ボタンのくに

西巻茅子さんのデビュー作だそう。 あとがきには、西巻茅子さんの思いもしたためられています。 制作に４年もかかっただけあり、 伸びやかな絵に込められたいろいろな思いも伝わってきます。 ぬいぐるみうさぎの目の赤いボタンが取れての冒険譚。 ボタンが主人公というのも独創的ですが、 『わたしのワンピース』で描かれた洋裁の世界を既に感じさ...続きを読む