夜をこわがる子におススメ!
寝る前に読んだ、こわ〜い怪物が出てくる絵本。そんな怪物が本当におうちにやってきたとしたら……?
子どもたちの想像力を刺激する、寝かしつけの絵本。
<作/新井洋行さんからのメッセージ>
僕が二人の娘を育てていて、一番大事にしたいなと思う事は、「こども達が安心感の中でのびのび育つ」と言う事です。自分は幼い頃に両親がいなくておばあちゃんに育てられましたが、おばあちゃんの明るさや強さ、温かさの中で安心して楽しい子供時代を過ごして来れたと思います。自分の娘達にもパパがいれば大丈夫と思ってもらえるような親でいたいと思います。おばけや怪獣やオオカミのみならず、自然災害や恐ろしい事件などなど、こわいもののニュースが絶えない昨今、この絵本を読んでくれたこども達も、近くに大人がいれば大丈夫と安心してくれることを願っています。
<担当編集者のうちあけ話>
『れいぞうこ』などのボードブックのシリーズで人気のある新井洋行さんですが、今回の作品はストーリー物ということもあり、一味違います。幼い姉弟の寝る直前のひとときを描いたこの作品は、誰もが体験する「夜の不気味な怖さ」が表現されていますが、ラストはほっこりあたたかい気持ちになれます。新井さんご自身の優しさや、あったかさがにじみ出た作品に仕上がったなあと思いますので、ぜひご覧下さい。ちなみに、この絵本を進めながら、他にもさまざまな企画を進めている新井さんと私。第一弾として、クリスマスツリーが主人公の『ツリーさん』という絵本が10月に刊行されますので、そちらもどうぞお楽しみに! (弓引き童子)
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