ホームランを打ったことのない君に」 みんなの声

ホームランを打ったことのない君に 作:長谷川 集平
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2006年01月
ISBN:9784652040485
評価スコア 4.62
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みんなの声 総数 60
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60件見つかりました

  • 結果ではなく過程

    • みいのさん
    • 50代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子15歳

    野球は身近なスポーツですが、活躍する選手や、目立つ選手ばかりに、目がいってしまいがちです。
    ホームランは打ったことがなくても、日々の練習を怠らず、努力を続けることが大事だし、その積み重ねがホームランにつながると、改めて思います。
    そして野球に限らず、色々な場面で研鑽を重ねる人たちを、忘れずにいたいです。

    投稿日:2017/11/06

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  • りきみすぎ

     野球には全く縁のない私ですが、共感する部分が多い絵本です。野球に限らずここぞという時に、りきみ過ぎ空振りすることは、日常でも多いものです。変に力が入ってしまうのです。自然にすれば上手くいくのに、失敗します。あれこれ考え失敗します。いざという時、力を抜き自然体でいる事は、とても難しいと思います。そのためには地道な努力が必要なのですね。力を入れるより、力を抜くことの方が難しいことを思い出させてくれた絵本でした。私もスポーツをしたくなりました。

    投稿日:2017/11/04

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  • この作品を読み終えて、思い浮かべた一人のプロ野球選手がいる。
    広島カープの若き4番バッター、鈴木誠也選手。
    チームを代表するバッターの1人だが、今年8月、守備中に足を骨折し、離脱を余儀なくされた。

    手術し、苦しいリハビリの毎日。
    子どもの頃から野球が大好きで、練習ばかりしていた鈴木選手が、初めて練習も出来ない逆境に立たされた。
    その中、自分よりも大変なリハビリをしている年配の方や子どもたちに触れ、野球が出来ていたのはどれだけ幸せなことだったのか。打てないことで悩んでいたことも、今思えば小さなことだったと初めて気付いたという。

    人生も、きっと順風満帆に進むより、挫折や逆境を経験して、それを一つ一つ乗り越えていく中で、より豊かなものになっていくのだろう。
    鈴木選手も、きっと来年、今より強いバッターになって戻ってくると思う。

    夢をあきらめない。
    まず、一歩、一歩。
    そして、いつかその人にとっての大きなホームランが打てるよう、努力し続けること。
    この絵本は、とても大切なことを教えてくれました。

    ピッチャーが投げる様子や、ホームランを打ち、場外に消えていく白球など、絵にとても迫力があって良かったです。
    私は幸いにも野球を見るのが好きなので、スクイズや6-4-3といった用語もすんなり理解でき、とても面白く読めました。


    投稿日:2017/11/06

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  • 静かな闘志を感じます

    もうすぐ小学校に入る息子。
    今は母が選んだ習い事をさせていますが、
    そのうち自分で考えてやりたいことを
    見つけるでしょう。
    その時、どんな風に応援できるのか。


    ルイは、野球をやっているけど、ホームランを
    打ったことがない。バッターボックスに
    立つと周りが見えなくなってしまう、
    至極普通の小学生。

    試合で全く活躍できず、今日も負けてしまった…
    そんなとき、おつかいで行ったコンビニで
    仙ちゃんに会う。今日の試合を見に来ていた
    仙ちゃんからアドバイスをもらうけど…


    ルイはお母さんに仙ちゃんのことを聞いて
    どう思ったかな?
    自分が仙ちゃんだったら?
    仙ちゃんとの約束を守れるかな?


    男の子独特の、闘志を感じました。
    まだ小さい息子にも、こんな風に感じる日が
    近づいていると思うと、
    母親は応援するしかできないな、と
    少しだけ寂しくなりました。

    投稿日:2017/11/05

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  • 夢を持つことの大切さ

    私は野球自体には全く興味がないのですが、この本を読んでいると野球に興味がなくてもすごく感動してしまいました。それから、夢を見てその夢に向かって頑張っていた若い頃の自分を思い出しました。

    私の子供も将来の夢について私と何度か話をしたことが有りますが、まだ7歳なのであれもしたい、これもしたいとまだいろいろ有って決まらないようです。けれどももし子供が夢を持ったら、しっかりと応援してあげようと思っています。夢に向かって頑張ってみれば夢が叶うかも知れないし、その可能性は絶対に諦めて欲しくないなと思いました。

    この本を通じて無理をしないこと、そして頑張ってみること、そして簡単に諦めないということが学べると思いました。これから大きくなっていくうちの子にもぴったりな1冊だと思いました。

    男の子、女の子、大人、関係なく感動できると思うし、夢を持ち、その夢に無会って頑張ることを教えてくれる素敵な1冊だと思います。野球好きな子はもちろんですが、そうでない私のような人にもすごくオススメです。

    投稿日:2017/11/02

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  • 諦めない夢 受賞レビュー

    なんでだろう... 終わりの2ページで涙がこぼれました。
    仙ちゃんの
    「何言ってんだよ。始める前からあきらめるのかい。夢見るだけにしとくのかい。
    やってみないとわからんだろう。オレだってあきらめてないぞ」
    が、じ〜んと染みます。
    仙ちゃんの方がずっとずっと状況が悪いのに、この言葉を発せられるなんて
    本当に野球が好きなんでしょうね。逆にこんなに好きなものに、情熱をかけられる
    物に出会えるなんて、羨ましいかも。
    なんか男の友情、約束。読み終わった後に、そんな言葉が、私の心に残った
    1冊でした。絵本というより人生訓を教えてくれる本のような気がします。

    投稿日:2017/10/31

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  • あきらめない気持

     「ホームラン」は、知っていますが、野球のことはあまりくわしくないので、ちょっとわからないところもありました、、、。 
     練習をしたら、ホームラン打てるものだと思っていましたが、ちがうんですね。

     ホームランをねらう少年と、年上の友達のアドバイスがいいなと思いました。あきらめない気持が、少年につたわりました。
     野球少年が、夢中になってボールを追う気持、私にもわかりました。

    投稿日:2017/10/29

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  • 読んでいる私も、聞いている娘も「苦虫かみつぶしたような顔…」にとても惹かれました。
    私の固定観念ではなく、辞書で調べてもやはり、「きわめて苦々しい顔つき。ひどく不機嫌そうな表情のこと。 」のようなのに…どうして、ホームランを打ってダイヤモンドを1周してホームに戻って来た時にする顔なんんだろうと…。。
    今までの苦しみや辛さを思い返しているのでしょうか。
    そもそも「苦虫」という虫は実際にいなくて、
    -----
    「苦虫」とは、噛んだらとてつもなく苦いとされる、想像上の虫のこと。
    -----
    だそうです。
    私も娘も野球を知りませんが、とても興味を持ちました。
    そこには仙ちゃんだけでなく、みんなが持っている「ロマン」と言うものを感じました。
    そして、いや「だから」気になりました。
    「苦虫かみつぶしたような顔」。
    ---
    ホームランを打つ=夢をかなえる
    ---
    とみられるのでしょうか。
    その複雑な表情「苦虫かみつぶしたような顔」が。。

    投稿日:2017/10/24

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  • 古傷が疼きました。

    息子は野球をやらない。
    どころか、スポーツ全般そんなに好きじゃないらしい。
    だからかこの本に興味を持ってもらえず、まだ読むに至っていません。

    私はといえば、野球は好きで、ルールはきちんと理解しています。
    でも。
    ホームランを打ったことのない人の気持ちを考えたことがなかった。
    そんなに難しいのか。
    神様に選ばれた人間にしか打てないって思えるほどなんだ。

    私自身は小中高とバスケットーボールをしていました。
    高校時代はレギュラーで試合に出続けたけれど、
    試合で一度もスリーポイントシュートを決めることができませんでした。
    チームプレーだから、勝手なことはできない。
    でも、チャンスに何度かは打ちました。
    でも、決まらない。練習ではできるのに。
    自分には才能ないんだなとよくよく思い知らされました。
    そのときの感覚を思いだしました。

    自分の息子が、何かに躓いたとき、
    うまいこと励ませる気がしません。
    努力しても、報われないことがあることを知っているから。
    でも、努力はしなきゃいけないんだな。
    いろいろ考えさせられてしまった。
    息子がもう少し大きくなって、
    何かに躓いたとき、かける言葉がないときに、
    この本を読ませたいと思いました。
    ある程度の年齢になれば、自然と野球のルールも理解するでしょうから。

    投稿日:2017/10/25

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  • 長谷川さん

    長谷川さんの作品だったのでこの絵本を選びました。やはり、選んでよかったです。私も四歳の男の子も野球のことはあまりわからないのですが、主人公の気持ちはひしひしと伝わってきました。この絵本をキッカケに、彼も野球に興味を持った様子でした。野球好きな人には勿論、そうでない人にもお勧めしたい絵本です。

    投稿日:2017/10/27

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