先日のおはなし会では、珍しく小学校の中学年の男の子達が聴きに来てくれました。そんな彼らにぴったりだなぁ、と思ったのがこの本です。
絵本の中でホームランが打てるようになるのではありません。おとぎ話ではない、現実をしっかり描いてくれている骨太の作品でした。
野球をテーマにしたお話ですが、目標に向かって一つづつ努力を積み重ねることが、夢の実現につながるのは、他の分野でも同じですよね。私達の大多数はスーパースターではないけれど、今、自分が何ができるのか、常にそこに向かって努力していくことがとても大切。
言葉にすると、伝わりにくいけれど、この絵本を読めば心の深いところでズンと感じることができます。
一度といわず繰り返し、読んで欲しい一冊です。