「ノンタンでかでかありがとう」 １歳のお子さんに読んだ みんなの声

1歳の娘に読みました。ノンタンの中でも私が好きな1冊。妹に絵を壊されて怒ってしまったノンタンも最後はみんなのおかげで「ありがとう」を言うまでに。とても素敵なストーリーです。娘も「あり、と」と復唱してました。きょうだい間のいざこざやお友達の優しさ、日常触れるいろんな出来事が描かれていて馴染み深い1冊でした。

子供の頃にノンタンのあっかんべー、などを読んだ記憶があり、ノンタンシリーズは好きなのですが、自分の子供があっかんべーを覚えるのが何となく嫌で読んでいませんでしたが、今回子供が自分で選んできたので一緒に読みました。私は歳の離れた兄弟しかいないので、この、ノンタンとタータンのような喧嘩は殆ど経験していないのですが、自分の子供たちはわちゃわちゃ喧嘩をしながら一緒に育っているので、いつかそれが幸せな時間だったと気づいてくれるといいなと思う本でした。
１歳8ヶ月の息子は、やっぱりあっかんべーを気に入って真似していました。。

大好きなお兄ちゃんのそばに行きたいタータン、タータンの気持ちはわかるけど、自分の気持ちもあるノンタンの気持ちの葛藤、ちょうどそんなお年頃ですよね。ノンタンとタータンを見てると兄弟っていいなと思います。微笑ましいお話でした。

最近の娘のブームです。
小さい子あるあるが満載の絵本です。
タータンはまだ小さいから仕方ないのは分かるけど、私は長女なのでノンタンの気持ちもわかります笑
でも最後はみんなにでかでかありがとう。ノンタンシリーズは、どれも純粋で癒されます。
娘にもノンタンみたいに優しく育ってほしいなと思います。

ノンタンシリーズは、子供の反応がとてもよいです。
言葉もリズミカルに読めます。
題名を見て、何が「でかでか」なのかなと思って読みすすめました。
おえかきの「でかでか」。お礼の言葉を大声での「でかでか」でした。
ノンタンの妹が登場します。
ノンタンが妹に怒って、妹をかばった友達にもイライラ・・・。
それでも、友達達の行動が素晴らしいです。

ノンタンがみんなでおえかき。
でもタータンのせいで絵はめちゃめちゃに。
怒ったノンタンは一人飛び出して、別の場所で
お絵かきしようとしますがそこにタータンがまたきて・・・。

ノンタンのタータンに対する遠慮のない態度や言葉に、
兄妹ってこんなもんだよね〜…と、私も幼いころを思いだし
クスリと笑ってしまいました。
ノンタンの絵を描いて二人の仲直りのきっかけを作ってくれた
みんなのやさしさも素敵です。
息子はやはりノンタンが大きな声でありがとうを言うシーンが好き。
ありがとう、と大きな声で言うと気持ち良いな、
と感じてくれたらいいなと思います。

ノンタンがせっかくかいた絵も、タータンはふみ消してしまいます。
小さいから仕方ないんだよ、とノンタンだって、きっとわかっているんです。
でも、やっぱり許せなくて・・・

お兄ちゃん・お姉ちゃんが、みんな経験する気持ちでしょう。
我が家のお姉ちゃんも、今まさにこんな時期です。

なかなか「ありがとう」が言えない娘ですが、大好きなノンタンがありがとうと言っているのを見て、徐々にいえるようになっています。
また、お絵かきは好きですが、地面に書くことは、土で手が汚れるためにとても嫌がっていたはずが、自ら木の棒を持ってきて、なにやら描いているではありませんか！！これには驚きました。
娘の心を動かすノンタンに「ありがとう」です♪

ノンタンシリーズは、娘が大好きな絵本です。この「でかでか　ありがとう」は、娘の時はなかったですが、孫に読んであげれる幸せにふけっています。妹のタータンの登場で兄弟って邪魔になる時もあるけれどいいもんだと思います。素直に気持ちが表現されているから、共感できる事ばかりです。御馴染みの絵も可愛いし、絵本から素直に「ありがとう」を覚えられて学べるところがいいです。