子供のころのお気に入りでした。
私は女性ですが、とても印象に残っている絵本の一つです。
自分も子供を産み、まっさきに思い出した絵本がこの本でした。
ところが、約25年ぶりに実際に本を開いてびっくり。
「この本、白黒だったの?うそ!!??」
私の頭の中にある「ちゅうちゅう」は、とても鮮やかなものだったからです。
ちゅうちゅうが街中を疾走していくスピード感。
周りの動物や人々の声。
そして、森に迷い込んだちゅうちゅうの寂しく、不安な気持ち…
今でも、家の本棚にあった「ちゅうちゅう」を思い出せます。
子供って、絵本を読んでもらっている時、
本当に頭の中で情景を描いているんだなあと驚きとともに実感しました。
読み聞かせにはとても良い絵本だと思います。