ラテールとアースセイバー 絶滅危惧種が教えてくれること(フレーベル館)
今日から君も、アースセイバーになろう!
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前と後ろのどちらからも読める、ちょっと変わった絵本たち。前から始まるおはなしと後ろから始まるおはなしは、真ん中で出会ったり、いえいえ、そのまま出会わずすれ違うことも。どういうことかって? それは絵本を読んでのお楽しみ! きっと驚きの体験が待っていますよ。
表紙に大きく電車の走る絵。裏表紙もやっぱり電車の走る絵。この絵本はやまの駅から出発してうみの駅へ到着するまでの電車の様子を描いたおはなしです。前から読んでも後ろから読んでも楽しめます。それだけでもすぐ電車好きの子の気持ちをあっという間につかんでしまいますよね。
スピード自慢のタカが湖から山を目指して飛んでいくお話の後、ページを逆にめくっていくと、仲間とはぐれたガンの子が、山から湖の住処に帰っていくお話が始まります。同じ鳥の絵が、右を向けばタカに、左を向けばガンに見える! しかけがないしかけ絵本です。
クリスマスまでの一年間、サンタやトナカイは何をしているのかな? 前から読めばサンタのお話、後ろから読めばトナカイのお話。クリスマスの日のために一年間準備をしたサンタとトナカイが、絵本の真ん中で出会います。
「さよならさんかく またきてしかく しかくはとうふ……」昔から子どもたちに親しまれてきたわらべうたをもとに、安野光雅さんが絵を手がけた絵本です。連想遊びの様なこのわらべうたをどんどん繋げていって、最後まで行ったらさかさまにして逆戻り!
くるっと本をひっくり返すともうひとつのおはなしがはじまる、おはようとおやすみの絵本。いちにちの始まりと終わりに、リズミカルでうたうような美しい文章をお楽しみください。はじめて絵本に出会うあかちゃんへのプレゼントにぴったりの一冊です。
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