
<あらすじ>
津波の被災地宮城県で見つけた小さな希望の花タンポポ。子どもたちの願いが、綿毛となってとんでいって、明るい笑顔の花がたくさん咲きますように!
<編集者からひとこと>
出身地の宮城県を取材中に東日本大震災にあった作者は、1週間避難所で生活しました。被災地の子どもたちを励ましに行って、校庭に咲き乱れるタンポポに目がとまりました。子どもたちが元気になりますようにと思いを込めて、この絵本が生まれました。

牡鹿半島をボランティアで訪れた時、ここにも日常があったのだとがれきの山をみて思いました。
津波の映像を何度も見て、大自然の恐ろしさに身も震えました。
避難所生活を見て、とても可哀想に思いながら、どこか他人事にしている自分も感じました。
多くの人たちが家族を失ったけれど、春が来ればがれきの中にもタンポポが咲くのです。
当たり前のことだけれど、多くのものを乗り越えていかなければいけない。
笑顔も悲しみもない交ぜにした顔。
タンポポのようにたくましく生きていかなければいけない。
心のがれきに少しでもタンポポが多く咲くように。
経験した人でなければかけない絵本ですよね。
そして、忘れてはいけないことがしっかりと刻まれている絵本です。 (ヒラP21さん 50代・パパ 男の子15歳)
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