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たべもののまちABCity

たべもののまちABCity(小学館集英社プロダクション)

A〜Zのたべものでできた世界で一番おいしそうな街。おいしくてかわいい、ふしぎな街を一緒に探検しよう!

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新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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soyosoyowind

ママ・50代・大分県、女の子17歳

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自己紹介
NPO法人絵本で子育てセンター主催絵本講師養成講座第3期修了と同時に長女を出産。娘在胎中から一緒に絵本を楽しみながら過ごしてきました。一冊の絵本を通して、子どもの成長や興味の対象を知ったり、親子に共通する趣味や価値観を見出したり、普遍のものを実感したり…そんな毎日を楽しんでいます。

娘と私の時間をキラキラ彩ってくれた大好きな絵本たち

公開

soyosoyowindさんの声

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自信を持っておすすめしたい お話し会で盛り上がります   投稿日:2013/10/22
よかったねネッドくん
よかったねネッドくん 作・絵: レミー・シャーリップ
訳: やぎた よしこ

出版社: 偕成社
幼・保園はもちろん、小学生にも、楽しんでもらえると思います。
「よかった」「でもたいへん」の繰り返しは大変忙しく、最後までハラハラして、ぐんぐん子どもたちをひきつけるようです。
みなさんよくなさっていると思うのですが、よかったのページでは、最後に合図をおくって「あ〜 よかった」、でもたいへんのぺーじでは、「なんてぇこった!」と声を出して貰いながら読み進みます。
会場が一体になって毎回楽しいです。
英文併記なので、我が子にはいずれ、英語でもテンポよく楽しんでもらいたいと思っています。
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なかなかよいと思う ユーモアを交え、死を描いた作品です   投稿日:2013/10/15
てんごく
てんごく 作・絵: ニコラス・アラン
訳: やがわ すみこ

出版社: 河合楽器製作所・出版事業部
死というのは子どもにとっては重たいテーマだと思います。
それが、茶化されたりごまかされるのはもちろん、美しく語られ過ぎてもいけないとも思います。
この絵本はこの作家ならではユーモアで、ペットの犬を天国へと見送る女の子が描かれています。
空を指さし、そこへいくのだという犬、私も行きたいと女の子。
しかし犬は、まだきちゃだめ!だと言います。
そこからは、犬の思い描く天国がどんな場所なのか、二人のやりとりの中で描き出されていますが、ここはとても楽しい!
犬に残された時間はどんどん残り少なくなっていき、やがてその時が訪れました。
女の子が ペットとの別れを受け入れる その瞬間。
淡々と描かれているのですが、このシーンは静かな中にも女の子の成長を感じさせられました。
そして…ネタばれにはなりますが、天国からその後の女の子の様子を見ている犬の様子は 私にも、5歳の娘の脳裏にも印象に残りました。
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自信を持っておすすめしたい どこか宮沢賢治を思わせます   投稿日:2013/06/17
どんぐりどらや
どんぐりどらや 作: どうめき ともこ
絵: かべやふよう

出版社: 佼成出版社
しゃく、しゃく、しゃく。木の葉を踏み分けて森を歩く足音。アキオくんはどんぐりたちがどら焼きを焼いているところに出くわしました。美味しそうな匂い。どら焼き作りの様子はすべて「唄」になっています。民謡の仕事唄みたいです。せわしなく働くどんぐりの様子や、純粋な心を持ったアキオくんとの交流が、宮沢賢治の童話のようです。秋の色いっぱいの絵は、登場人物たちのキャラクターもとっても感じがよくて、物語に広がりを感じさせてくれると思いました。ノスタルジックで、日本らしい一冊でした。娘が学校の図書室で見つけて借りてきましたが、親子で楽しめました。
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自信を持っておすすめしたい 大人になることに伴う切なさ・・・   投稿日:2012/09/11
ひめねずみとガラスのストーブ
ひめねずみとガラスのストーブ 作: 安房 直子
絵: 降矢 なな

出版社: 小学館
5歳の子には長い物語なので、2日間にわたって読みました。
風の子フーがくまのストーブ店で買ったやさしいみかん色の光を放つあたたかなストーブ。お料理上手な、小さな可愛いひめねずみとの幸せな時間。
だけど、やっぱりフーは風の子で、ひめねずみはひめねずみ。
ひめねずみは、旅立とうとするフーを止めても無駄だということがわかっていました。
一人ぽっちになってしまったと思ったひめねずみですが、実はひとりぽっちではなかった。ひめねずみにはひめねずみの暮らしがあったのでした。フーが風の子の性を生きるように。
ひめねずみをおいて旅立ったフーが悪いわけではない、それは仕方のないこと。だけど、フーにとっては哀しい結末が待っていました。
哀しい…切ない物語ですが、娘はしっかり最後まで聴きました。
この物語をすべて理解はできないでしょうが、いつかきっと、もう少し成長した時、彼女は自らこの絵本を手に取るのだと思います。
母自身の感想としては、全く違った時間、全く違った人生を送るはずの存在でも、ふとしたことで、出会い、ほんの一瞬でも幸せを感じることができる、その ほんの一瞬を ぎゅーっと抱きしめて 後悔なく生きたいものだと思いました。
この絵本の前に、「花豆の煮えるまで」を読んだのですが、どちらも、子どもが大人になっていくために手放していく(いかねばならない)ものの甘さ、重さ、大きさを思い、自分が失ってしまったもの、これから成長していく我が子のことも思われ、せつなくて、泣きたい気持ちになりました。
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自信を持っておすすめしたい 色合い、ページ割…とても美しい!   投稿日:2012/09/03
ライオンはそよかぜのなかで
ライオンはそよかぜのなかで 作・絵: よしざわけいこ
出版社: ひさかたチャイルド
まずストーリー抜きで、どのページをめくっても とても美しいやさしい絵で、なんとなく大まかなお話を想像できるような運びだな、と感じました。
柔らかく揺れている柳の葉、ポカポカの日差し、頬に当たる風の柔らかさや温度…絵を見るだけで伝わってきます。
ライオンが動物園の中でどうして不機嫌で荒くれ者なのか、このへんの背景を理解するには子どもの想像力と知識も必要な気がします。
ライオンを思いやり、その気持に寄り添おうとするおじいさんが植えた柳の木。 おじいさんの思いはライオンに届き、やがておじいさんとライオンの気持ちがお互いに寄り添い合い、一夜のミラクルが起きる。
大人が読んでもすてきなファンタジーです。
ライオンの表情の変化も見て欲しいです。
年長さんくらいからおすすめしたいです。
この絵本の原画展があったらぜひ観に行きたい!!
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自信を持っておすすめしたい みんなちがってみんないい…(爆)   投稿日:2012/09/03
シンデレラのおしり
シンデレラのおしり 作・絵: ニコラス・アラン
訳: とたにようこ

出版社: 徳間書店
みんなちがってみんないいってことを とってもユーモラスに解いてくれる、楽しい絵本です。
表紙の「おしりがいっぱい」の文字に興味をひかれ、ページをめくると、パンツがいっぱい干された中扉に「なにこれ〜?」
一番右端は作者のパンツ…さらにページをめくると…(笑)、と、ここまでの展開にもう既に 作者のユーモアが感じ取られて期待大。
お尻が大きいのを気にしているおねえちゃんに、小さな妹が、いろんな例を引き合いに出しながら、気にしなくていいのよ!ってお説教しています。その喩え話がひとつひとつとっても面白い。
特に娘が大笑いしたのは、しらゆきひめのいじわるなおきさきの喩え話でした。(この部分、絵もかなり笑えますよ…)
いろんなおしりが出てきて、最後もおしりで終わる、おしりぜめの(?)絵本。
作者の他の作品も読んでみたくなりました。
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自信を持っておすすめしたい 月って、ホント不思議デス   投稿日:2012/09/03
月夜のオーケストラ
月夜のオーケストラ 作・絵: イエンス・ラスムス
訳: 斉藤 洋

出版社: 小学館
太古から、洋の東西を問わず、月ってものを見ては人々はミステリーを覚えてきました。それに、(実は私は逆立ちはできませんが…)逆立ちすると、世の中が違って見えるような感覚がドッキングして誕生したような、他にない絵本です。
月夜、アンナのところにやってきた不思議な生物(音楽家)を乗せた船。月の世界で繰り広げられる演奏会。月の竜というのが髪にカーラーを巻いてスリッパをはいたおばさんっぽく描かれているのも、なんともユーモラスです。
娘は、
 私のところにも船が来ないかな…きみのなまえは?そりゃあいいなまえだね。きみはなにか楽器ができるかい?…って聞かれたら「私はピアノを弾くわ」って答える!
 と言っています。
この不思議な世界を楽しんだようです。
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自信を持っておすすめしたい 雨の降る日は…   投稿日:2012/09/02
あるげつようびのあさ
あるげつようびのあさ 作: ユリ・シュルヴィッツ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 徳間書店
雨の降る日は、外遊びができなくて、窓の外を眺めながら、なんだか頭の中でいろんな空想物語を繰り広げて過ごす時間が、誰しも幼い日にあったのではないでしょうか…。
窓の外を眺める男の子。傍らに置かれた人形は、逆光になってシルエットになっています。
男の子の空想物語の始まりです。
雨の降りしきる日、室内でトランプ遊びをしながら 描かれている色鮮やかなKQJJokerを眺め、頭の中に描き出されたお話。子供らしく楽しい物語でした。
雨の一日の静寂も伝わってくる、精緻に描かれた絵とリズミカルな繰り返しの文で、しずかに、でもユーモラスに展開していきます。
最後には う〜ん! っとうならせられるような感じを受けました。
谷川さんの訳で、繰り返しのリズミカルな文になっていますが、絵が見えにくいと楽しみが半減してしまうので、 集団読み聞かせに用いるには工夫が必要かと思いました。
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自信を持っておすすめしたい さすがロングセラー本   投稿日:2012/09/02
ふしぎなナイフ
ふしぎなナイフ 作: 中村 牧江 林健造
絵: 福田 隆義

出版社: 福音館書店
娘5歳。図書館で自分で見つけてきました。
もちろん母も知っています。楽しい絵本だとは思っていましたが、正直、母の頭は硬くて冷たく扁平な金属と化していて、それほどに面白さを感じていなかったのです。
しかし、ページをめくる娘はどうでしょう!!
楽しそうな表情。
ページを捲るたびに甲高くなる笑い声。
柔らか頭の子どもの感性を見習いたくなりました。
読み終えると娘は父親のところへ持って行き、「おとうさん!
この絵本、とっても面白いよ。ほらほら!!」と、父親に読み聞かせしながら、またまた一ページ一ページごとにケラケラ、きゃっきゃっ、と大笑いしていました。
頭から順番にページをめくるのではなく、順不同に開いたページをパッと見るだけで楽しい!ということに気づいた娘は、今度は母親に、「こんな風にしても面白いよ!!」と教えてくれました。
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自信を持っておすすめしたい 絵本になっていたんですね   投稿日:2012/09/02
らいおんはしった
らいおんはしった 作: 工藤 直子
絵: 中谷 千代子

出版社: 福音館書店
詩集「てつがくのライオン」の中の「夕陽のなかをはしるライオン」。好きな一遍でしたが、それが絵本になっていたなんて。
絵本用のテキストとして詩は編み直されていますが…。
ガブとメイのような、実際は食うと食われるの関係にあるライオンとシマウマが出会い友達になるというお話ですが、百獣の王たるライオンが、前半のモノローグ、後半のシマウマとの会話の中で、寂しがり屋でコミカルなキャラクターとして描きだされています。

娘が小さいな頃から好きだった「かばくん」の中谷さんの大変美しい絵が、工藤さんの詩にマッチしています。この物語にあまりマンガチックな絵をつけてしまうと、安っぽいお話になってしまいそうで、中谷さんの絵というのは嬉しい!昇ったばかりの月の方へ歩いて行くシマウマとライオンのシーンがとても好きなのですが、特にこの部分の絵が美しく目に焼きつくほどに印象的に描かれています。
読み終えて裏表紙を閉じた時、娘は「おともだちができて よかったねぇ…」と、言いました。
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