バナナの皮をむいたら、チョコバナナ!! えーっ!? そこで、出てくるのが「うそだあ!」という言葉。
子どもの頃、「そんな バカな〜」とか「ありえない」と思う場面で「うそっ!」と言うと、「『ほんと?』」と言いなさい。」と親にたしなめられました。「相手に失礼」だと・・。
「うそ」と「ほんと」という真逆の言葉が同じ場面で、同じ意味で使えることの面白さに加えて、「相手に失礼」ということが私の中に残り、「うそっ!」と言いたい時に、ブレーキがかかってしまいます。でもこの絵本では、間違いなく「うそだあ!」という言葉が似つかわしいですね。
みんなで「わはは」と笑える楽しい絵本です。最後のオチでキレイにまとまっています。子どもたちの好きな食べ物がたくさんでてくるところも、この絵本の魅力かな。