干し柿」 ママの声

干し柿 文・写真:西村 豊
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2006年10月
ISBN:9784251009500
評価スコア 4.88
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  • 伝えたいもの

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子18歳

    素晴らしい!!

    干し柿作りの過程の写真はもちろんですが
    実際に子ども達が作る様子が続く場面に
    感激です!

    「渋い」表情を切り取った写真は素晴らしいです
    実体験しないと
    出来上がった自然の甘さが、実感出来ないと思います

    そして、最後のページの
    柿の実が木にひとつだけある写真
    意味はおわかりでしょうが
    昔からの人間の知恵、そして言い伝え
    昔からの自然の食べ物・・・

    あとがきにも、感心して読ませていただきました

    本を閉じたら、あら?顔を発見!
    たのしさ溢れる写真絵本です

    投稿日:2010/10/15

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  • あの風景をもう一度

    ページをめくるたびに、干し柿の甘い香りと晩秋の澄んだ空気がたちのぼってくるようでした。オレンジ色に輝く柿がずらりと軒先に並ぶ光景、農家の方の節くれた手、やがて白い粉を吹く柿の様子など、一枚一枚の写真がまるで一篇の詩のようです。作者が4年以上もかけて追い続けたというだけあり、そこには圧倒的な時間の重みと温もりが写し出されていました。

    私自身、幼い頃に祖父母の家で見たこの風景に、懐かしく温かい記憶がよみがえりました。しかし、効率や便利さが優先される現代の暮らしの中で、我が子にこの手間ひまかけた豊かな食文化を実体験として味あわせてあげるのは、残念ながら非常に難しいのが現実です。

    だからこそ、この絵本は単なる記録以上の大きな価値を持つのだと感じます。体験できない世界を想像力で補い、日本の食文化の奥深さと、自然の恵みと共に生きる人々の営みを次世代に力強く伝えてくれます。「昔の人はすごいね」と呟いた子どもの言葉が印象的でした。

    食べ物が私たちの口に届くまでの長い時間と多くの人の手を、美しい写真を通して実感し、感謝の気持ちを育むことができる。親子で大切なことについて深く語り合うきっかけをくれる、一冊です。

    投稿日:2025/09/21

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  • 干し柿大好き

    我が家の8歳と6歳は干し柿が大好き。そしてその2人に共通するのは、同じ幼稚園に通ったこと。幼稚園では毎年渋柿が出来るので、干し柿を作って食べさせてくれます。なんとなく、干し柿の作り方は知っていたものの、こんなふうに人の手がたくさんかけられて作られているんだなぁと感心しました。息子、娘からはうちでも作りたい!!とリクエストが…

    投稿日:2025/03/17

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  • 日本の伝統を紹介する

    干し柿を干しているところは、あまり見たことがありませんが、作られている様子がよく分かる作品です。
    表紙の写真がまず圧巻ですね。
    色合いが素敵で、とっても美味しそうです。

    日本の伝統的な食の紹介である本作品は、温かみが感じられ、子供にも興味を持ってもらえる内容だと思います。

    投稿日:2020/12/13

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  • 干し柿を作りたくなりました

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子9歳、女の子7歳

    大量につるされた干し柿は圧巻。家でも作って食べたことがあるけれど、また作ろうか!って秋の訪れが楽しみになりました。
    木からとれた後も、太陽や風の力を受けて甘く変身していく渋柿っておもしろくて、自然の力を感じました。

    投稿日:2020/11/23

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  • 写真が魅せる秋の色☆

    小4国語の教科書の『読んでみよう』に紹介されてた事もあり、
    干し柿そのものが自分が好きなので手に取る。
    干し柿の作り方や、どうして干し柿にするか?
    等の説明が丁寧に書かれてる。

    そのままだと渋くて食べられない柿を、
    昔の人の知恵で甘くて美味しい食べ物に変えていく。
    冷蔵庫もなかった頃の知恵って凄いなと改めて感じました。
    今では、干し柿はすっかり高級品になってしまいましたが。


    写真絵本なので、干してるところの写真が圧巻で綺麗。
    が、息子には「勉強っぽい」と不評
    うーん、そうなの?

    息子には不評だったけど、季節的にも良いし、
    折角教科書で紹介されてるからと
    10月初旬の学校読み聞かせに使用してみる。
    教科書での事を伝えて興味を惹かせて読む。
    みな、結構じっくり聞いてくれた。

    淡々と聞き入る印象かと思ったが、
    私も良いと感じた干し柿の吊るして干してるところと、
    並べて干してる写真達はみなから
    「すごーい」「きれい」との歓声があがる。
    写真絵本もたまには良いのかもしれないと思いました。

    投稿日:2016/10/18

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  • 干し柿づくり

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    写真絵本。
    干し柿をつくるさまが描かれています。
    うちの子も読んでいる最中から「干し柿つくりたい」と言っていました。
    干し柿そのものもまだ食べたことなかったかも。今度いっしょに食べようかな。
    しぶ柿が甘くなるなんてすごいですよね。

    投稿日:2016/09/21

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  • 昔ながらの・・・

    今の時期にピッタリな絵本を娘がセレクトしてきました。
    「干し柿」が出来るまでの工程を写真を使って詳しく教えてくれます。
    私自身、あまり馴染がなかったので、親子で一緒に学ばせてもらいました。
    読んでみると、実に素晴らしい昔の人の知恵が満載の食文化なんですね。
    「干す」という工程って本当にすごい事なんだと改めて感じました。
    機会があったら作ってみたいと思いました。

    投稿日:2013/12/04

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  • 渋さを伝えたい

    干し柿・・と言ったら飯田かな?と思ったのですが
    作者の方が暮らしている辺りを取材されたようですね。
    柿も干し柿も、私達が暮らす長野市の辺りでも、あります。
    当たり前のようにあるので、あまり意識したことがなかった
    のですが、こうして写真絵本であらためて読むと、美しいし
    日本の素敵な食文化だなあと思いました。
    あとがきのところにあった「干し柿を使った正月飾り」も
    素敵でしたし♪(みかんじゃないのですね!この辺りでは
    栽培できないみかんも、現代では普通に手に入れることができる
    ので、正月飾りに干し柿を使うなどということは知りません
    でした)
    渋さの、口の内側がくっついてしまうような感覚を知っていると
    いうことも大切だと思うので、そのうちに渋柿も娘に経験として
    食べてもらいたいなあと思っています(その後に干し柿を作りたいです)。

    投稿日:2013/10/31

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  • 手間のかかった贅沢なもの

    昔、祖母が干し柿を作っていたことを思い出しました。実は昔、干し柿があまり好きではなかったのですが、大人になってから好きになりました。手間のかかった贅沢なものなんですね。
    この絵本では、干し柿づくりの様子がキレイな写真で綴られています。軒下にひもに吊るされて並んで干されている様子は、本当に美しいです。
    今はこんな風景をなかなか見れないけれど、絵本を読んで興味を持ってくれるといいなと思います。干し柿づくりに親子で挑戦するとなお良さそうですよね。

    投稿日:2013/09/29

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