やまなしもぎ」 ママの声

やまなしもぎ 再話:平野 直
絵:太田 大八
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1977年11月
ISBN:9784834007077
評価スコア 4.69
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  • 昔話の安定感

    病気の母が食べたいという「やまなし」を取りに行くお話なのですが
    まぁ、よくある昔話展開で
    3人兄弟の3番目がそれを成功させるというものです。
    こういう予定調和的なお話は、安心して聞けるので大好きです(^^)

    同じようなお話と思いがちな昔話でも
    この作品の特筆すべきところは
    すばらしく味のある絵と、独特な言い回し(方言)の語り口。
    このイメージを崩さないように、はっきりと滑らかに読むのは
    なかなか腕のいるところだと思います。
    ずっと語り継ぎたい名作です。

    投稿日:2012/08/11

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  • 何度読んでも飽きない力

    昔話なので、なんとなくストーリーは分かってしまって、きっと3番目の息子がうまくいくのだろうなと想像はできたのですが、「ゆけっちゃ かさかさ…」というフレーズなど、方言の言い回しが声に出すと小気味よく、また、ちょっと不気味なばあさまや恐ろしいぬまのぬしなど、味わいある挿絵に、どんどんと引き込まれていきます。
    最後にはお母さんの病気も治ってハッピーエンド。みんなでにこにこしながら親子4人でお仕事をする最後のページを見ると、常に爽やかで楽しい気分になります。
    昔話はやはり何度読んでも飽きない力があると感動しました。

    投稿日:2012/01/15

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  • 言葉の響きが美しい

    有名な本です。よく紹介されているのを見ます。
    でも、なんとなく表紙の絵の地味さから今まで読んだことがなかった本です。
    小学校の教科書で「かさこじぞう」を習ってきた息子が、昔話をいろいろ読んでほしいというので、借りてきた本の1つです。
    昔話って、描写している音の響きとか、文章とかがとてもきれいだといつも思うのだけれど、この話の中に何度となく出てくる、笹の音「ゆくなっちゃ がさがさ」「ゆけっちゃ がさがさ」もとても耳に心地よい。
    この中に出てくる、沼の主、これは何だ?サンショウウオか何なのか、実に不気味でおそろしい。
    げろりっと人を飲み込む様子は想像するとちょっと怖いです。
    でも、最後には、その沼の主を退治して、やまなしを母親に持って帰る。
    昔話は最後でほっとできる、その感じがとても好き。
    ちょっと昔話ってちょっと古臭くて、お話が長くて、私はおもしろいけど、今の子はこんなの読むのかなぁ〜と思っているところもありましたが、息子はおもしろかったみたいで、「明日もこれを読んでね。」と言いました。
    息子がこういう話を楽しんで聞けるようになっていることに、成長を感じました。

    投稿日:2011/02/19

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  • 日本独特の空気感があるファンタジー作品

     民話の魅力溢れる作品です。

     典拠は?と奥付を読み驚きました。
     尋常高等小学校の当時高等2年生(11or12歳)の男子生徒の話から起こされた作品だということです。
     この少年も、祖父母からでも聞き伝えられたのでしょうか?それとも創作?
     いずれにしても長い時を経て、平成のこの時代に楽しめる幸せを感じます。

     孝行息子たちが、病に倒れた母親のために山梨をもぎに・・・。
     一番上の息子は、逸る気持ちからか森の精霊と思われるばあ様に親切もしなければ、注意も聞かず・・・。
     二番目の息子も・・・。

     このあたりで、聞き手は三番目の息子に期待を掛けて聞くことでしょう。
     
     木の切り株に座ったばあ様が繰り返す台詞や、三叉路に生えた笹の葉の風になる音(声)、あっさり沼の主にひと呑みにされる場面や三番目の息子の大立回りなど民話ならではの味わい深い作品です。

     最終ページの絵に、よかったよかった〜と声を出してしまいました。

     日本独特の空気感がある、素敵なスペクタクルファンタジー作品です。
     お話会にお薦めします。

    投稿日:2010/10/18

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  • テンポの良さが心地よい

    • クマトラさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子1歳

    兄弟が親の言付けで知恵比べをするお話はたくさんありますが、
    これは、言葉のテンポが良く読み手・聞き手とも心地よかったです。
    たろう、じろう、さぶろうと、読み進める中で
    ゆけっちゃ かさかさ…のフレーズでどんどん話しに
    引き込まれて行きました。
    最後に3人揃って話を導いたばあさまにやまなしを供え、
    かあさんに無事なしを届ける納まりのよさも爽快でした。

    投稿日:2010/05/20

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  • おばあさんは何者?

    昔話が大好きな下の子(年中)が気に入ってよく読みます。

    調子が悪く寝込んでしまった母が3人の息子に
    やまなしが食べたいと言います。
    やまなしを取りに行く途中兄弟はそれぞれ
    不思議なおばあさんに出会います。

    太田大八さんの絵がお話と合っています。
    大人は多分どうなるか先が読める(昔話はだいたい同じ
    パターンですよね)と思いますが、子供たちは
    とっても真剣に聞いてました。

    人に親切にする事や人の話をきちんと聞く事など
    昔話って教えられる事も多いですよね。
    語り口調も面白い昔話でおすすめです。

    投稿日:2009/11/03

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  • 昔話を読み比べ

    前にも絵本で読んだことがあるのですが、昔話絵本は読み比べることにしているので、読んでみました。

    前に読んだものよりも話が長い気がしました。

    息子も三人兄弟が出てくると大体は三番目の弟が賢いということを知っているので、上二人はうまくいかないのだろうと予想して読んでいたみたいです。

    太田さんの絵が味わいがあっていいなあと思いました。

    人の言うことはよく聞かないと大変なことになるという教訓も伝わってきました。

    投稿日:2009/08/07

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  • 人の忠告は、聞かなくちゃ。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子7歳

    病気のお母さんのために、山梨もぎに出かける三人の兄弟。
    しかし、沼には恐ろしいぬしがいて・・・。

    娘には、何度か読み聞かせしていて、知っているおはなしですが、
    久しぶりにリクエストがあり読みました。

    なんと言っても、三度繰り返す言葉や出来事に、昔話の良さを感じます。
    独特なリズム、昔言葉、繰り返し、子供の好きそうな要素がいっぱいつまっています。

    最後は沼のぬしをやっつけて、兄弟を助け出した三郎。
    三郎の活躍もさることながら、親子4人で楽しく暮らすことが出来たというラストに、
    子供に安心感を与え、また、聞いてみたくなるのでしょうね。

    娘は、「人の話(忠告)は、よく聞かないとだめなんだね。」ということに、
    気がついたようです。
    現実でも、お父さんお母さんの言うことを、
    素直に聞くようになってくれれば良いのですが・・・

    投稿日:2008/04/07

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  • 3人の繰り返し

    たろう、じろう、さぶろうの3人の繰り返しが、昔話らしいなと思いました。「いくがいくが」や「ゆけっちゃ」などの言葉の響きも味わいがあります。
    たろうとじろうは「いくな」という道を、どんどん行ってしまったのは、なぜだろうと思いました。さぶろうが、やまなしの木のみなみのえだに登っている場面がよかったです。

    最後のページの、元気になったおかあさんと3人の子供のたちの楽しそうな様子がほほえましかったです。

    投稿日:2008/03/17

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  • 三度目の正直

    先日なぜ昔話が子どもに良いのかという話を読み、とても共感を覚えたので、それを頭において読んでみました。

    真剣に身を入れて聞き、ちゃんとどの道のどの笹が行っていいと謳っているか確認をとり理解しながら聞いていました。
    言葉も大切に味わい深く読んでみたのですが、もともとヒアリングが苦手なこともあってか、意味がわかりづらかったようで、言葉よりストーリーを楽しんでいたようです。
    昔話ならではの気持ちの良い言葉は、読み手も快感なのですけどね〜。
    三郎がなしを捥ぐときは、どの枝がいいのかストーリーと一緒に真剣に考えていました。

    あと私は、絵がとてもいいなぁと思いました。
    日本画の雰囲気が好きな方は、きっと思っていただけるのではないかと。原画を見てみたいです。

    投稿日:2007/09/28

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