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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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  • ためしよみ

あいしているから」 ママの声

あいしているから 作:マージョリー・ニューマン
絵:パトリック・ベンソン
訳:久山 太市
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2003年10月
ISBN:9784566007635
評価スコア 4.65
評価ランキング 3,135
みんなの声 総数 19
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  • 決して独占してはいけない!

    もぐらのモールくんは、巣からおちたひな鳥を保護しました。
    世話をして行くにつれて、だんだんとひな鳥に情が湧いてきて独占してしまうのです。
    家族の野生の動物は「ペットじゃんないよ!」って言われても・・・

    人間関係のなかではさまざまな愛情のかたちがありますが
    自分本位で相手のことをムシするような愛情は、決してベストな愛ではない!
    相手の置かれた環境や状況を考えて接して行く事、
    そして優しく見守ることもすてきな愛情表現。
    そんな風に愛することの大切さと、愛することの難しさを
    優しく、子どもたちにも分かりやすいような場面を通して
    お話ししています。

    これからお友達関係が難しくなる小学校中学年から
    私たち大人の皆さんに手にとって、考えて欲しい1冊です。

    投稿日:2007/11/14

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  • 子育てにも重なって

    モグラのモーくんは、巣から落ちた雛どりを助けます。
    そのひなが可愛くて可愛くて仕方がないので、手放したくなくて、家の鳥かごで買うことにするモーくん。
    でも空を飛べないひなどりは、どんどんとしょんぼりしていきます。
    子育てにも重なって、考えさせられました。
    巣立つ子を送り出すときも、こんな感じなのかな?
    大人にもオススメの絵本です。

    投稿日:2020/06/17

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  • 考えさせられる絵本です

    我が家の子供たちは、虫やトカゲなど、捕まえてきては、かごの中に入れて可愛がっています。

    親からしてみると、捕まえられた生き物がかわいそうで、早く返してきなさい、と言ってしまいます。とにかくその生き物がかわいいという事は確かなんだけど、明らかに、その生き物は幸せではない…。

    たまたま絵がほんわかしていて気に入ったのと、題名が気になって、図書館で借りたこの絵本でした。息子も絵が気に入ったのか、自分から手に取って読んでいました。
    「かごの鳥がかわいそうだったよ。」と言って、10歳の息子は何か考えていた。様子でした。

    とてもためになる絵本でした。

    単に子供への生き物を飼う教訓ではなくて、私自身、子供とのありかたを考えさせられました。そういった、深い意味も込められた絵本なのかな、と思いました。

    投稿日:2014/10/20

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  • 子離れ

    雛から育てた小鳥を手放す事ができないモグラのぼうや。
    でも鳥は大空を羽ばたきたがっている。
    このシチュエーションがもう、子離れできない親そのものです。
    最後は小鳥の幸せを願って「あいしているからこそ」手放すのですが
    私も、子どもの手を離すタイミングを間違わないようにしなければと、戒めました。
    それを間違うと、ずっと飛べない鳥になってしまうでしょうから・・・。

    投稿日:2011/08/12

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  • 愛し方って・・

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子9歳、男の子6歳

    もぐらの子供がはぐれてしまったひな鳥を育てます。
    一生懸命育てたひな鳥を、なかなか手元から話すことができません。

    愛してるからこそいつまでも籠の中に入れておきたい気持ち
    愛してるからこそ、籠から放してあげなればいけないというお母さん

    その中で揺れる気持ちが小さい子にもわかりやすく
    うまく表現されていました。

    子供は自然やペットに対してきっと思うところがあるでしょうし
    親は子供に対しての接し方について考えさせられる一冊じゃないかなと思いました。

    本も大きく絵もわかりやすく良い本だと思います

    投稿日:2011/03/24

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  • 感じる心

    束縛も解放もあいしているから。
    どちらを選ぶかで成熟度が測れる気がします。

    たとえ幼い子でも鳥かごに入れられた小鳥の絵には
    何かを感じずにはいられないのではないでしょうか。
    親としてはおじいちゃんみたいなアドバイスがいつも出来たら
    どんなにいいだろうと思います。

    投稿日:2010/06/22

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  • 愛し方って・・・

    • YUKKEさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子9歳、女の子2歳

    極端な話をすると(本の内容とは関係ありませんが)、
    たとえばそれが暴力でも、
    愛という裏づけがあれば許されるのでしょうか。
    いいえ、愛に裏づけされていても
    正しくないこともあるんです。

    愛するということは、
    自分の価値観を押し付けることではなく、
    相手の生き方を認めること。
    そんな深いテーマを、やさしいタッチで描いた作品。
    子どもたちの心の中にも
    愛することの本当の意味が、じんわりしみ込む素敵な絵本です。

    投稿日:2009/09/27

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  • パトリック・ベイソンの表現力が素晴らしい

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    この手の絵本は、いい作品だとわかっていても、人に紹介されないと、手にしない種類かもしれません。
    うちの子どもたちは動物がとても好きです。なので、このモグラのモール君の気持ちはよくわかったと思います。

    モール君とひなとりの距離がとても素敵に描かれていました。

    そして、大切なことを諭すとき、ごく自然に「おじいちゃん」が登場して、モール君と散歩に行くんです。
    物語は正直、よくある内容でした。が、パトリック・ベイソンの絵の表現がとても素晴らしく、モール君や彼を取り巻く環境、感情の変化さえも、見事に描いてくれていて、この絵本がとても素晴らしいものに仕上がっている。と、私は感じました。

    「命の大切さ」って、きちんと説明されてると、意固地になってしまったら、反抗したくなったりするけど、こんな絵本を1つ読んであげることで、何か感じて、気付いてくれると素敵だな。と思いました。

    投稿日:2009/06/16

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  • このお話は弱った小鳥を助けてペットにしたいというモール君のお話です。
    「ペットにただしたい」と、いう子はすごく多いと思います。
    でも、そのペットにはそれ特有の生き方があります。
    ただ面倒を見てあげて一緒に生活するのがそのペットにいい事なのか・・・
    この本のラストは「愛しているからこそ・・・」と、いう思いがとても温かく涙が出そうになりました。
    まだ妊娠中のママでお腹の子に読み聞かせしているだけですが、
    お腹の子が大きくなったら読んであげたいと思います。

    投稿日:2008/11/17

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  • 大切なことを考えられます

    • ののっぺさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子6歳、女の子4歳

    大切だから、ずっとそばに置いておきたい。
    だけど、たいせつだから手放さなければいけないこともある。
    大切って?大好きって?相手の気持ちを考えて
    大切だから何をしてあげたらいいのか
    自分だけが幸せならいいのか?
    子供と一緒に考えることが出来る絵本です。

    投稿日:2008/06/29

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