ようちゃんとおばあちゃん。
会いたくって、たまらなくって、おたがいがおたがいの家へ出かけていくのだけれど、これがおもしろいくらいにすれ違ってしまう。ふたりとも、まっすぐでいっしょうけんめいだから、その分、事態はややこしくなる。やーっと会えたときのうれしさ。わが家の2才児もやったね!と大喜びでした。
見開き画面の左側にようちゃんの家、右側におばあちゃんの家を配したダイナミックな構成も楽しい。子どもと、「あ、ようちゃんがこっちからきた!」「おばあちゃん気づかなかった!」と指をさしながら楽しめます。さすが五味太郎先生。