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悲しい本」 ママの声

悲しい本 作:マイケル・ローゼン
絵:クェンティン・ブレイク
訳:谷川 俊太郎
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2004年12月
ISBN:9784251009418
評価スコア 4.47
評価ランキング 10,603
みんなの声 総数 35
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  • 表紙にひかれて

    • きのぴいさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子4歳、男の子1歳

    中身も確認せずに、ただ、表紙にひかれて買いました。

    谷川俊太郎さんの訳が、秀逸です。
    最初のページの顔こそが悲しみだと思いました。
    本当の表情を見せない、悲しみ。

    私も子どもを亡くしています。
    言葉にすることのできない、その悲しみを、この本が表現してくれました。

    希望を与えてくれる本もよいですが、静かにじっくり自分の悲しみと向き合えるこの本も素敵です。
    私は、泣きたかったんだ・・・
    この本を読んで、気づきました。

    投稿日:2011/01/07

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  • 逃れられない悲しみ

    「そいつはやってきてきみをみつける」
    たたみかけるように続くこの言葉が衝撃的でした。

    「悲しみは人をえらばない。」
    だから大人よりはるかに深くこの本を感じる子もいるかもしれない。
    いてほしくはないけれど。

    悲しみについての描写が続いていく中
    正直に言えば辛すぎて感情移入などできません。
    直接 心に響く本だと思いました。

    投稿日:2009/01/06

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  • 「悲しみ」の考察

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子13歳、男の子11歳

    『悲しい本』、こんな題名の本を手に取る人はどんな人でしょうか。
    息子を失った主人公の悲しい想いをひたすら綴ります。
    悲しみに伴う主人公の行動も素直に描き出します。
    客観的な描写を、詩人の谷川俊太郎さんが滋味深く訳しています。
    絵は『チョコレート工場の秘密』の新訳版のイラストの方ですね。
    妙に見覚えがあるはずです。
    読み聞かせるというよりは、自分用に、あるいはブックトーク風に紹介して、
    そういう状況になった時にふと思い出して読んでほしい、
    という本ではないでしょうか。
    ラストのロウソクがとても印象的ですね。
    誕生日、その存在は生きている証し。
    そのロウソクの灯をいとおしく思いました。

    投稿日:2007/06/08

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  • ほんと、悲しい・・・

    悲しい本です。

    本当に悲しい本です。

    悲しくなってからどん底に落ちて

    乗り越えていくまでの道のりが

    描かれています。

    実際には乗り越えてないかもしれません。

    ただ努力しているんだろうと感じる内容です。

    タイトルも絵も本当に悲しみに溢れています。

    大人が一人で読む絵本ですね。

    投稿日:2022/09/26

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  • 絶望の中で

    クエンティン・ブレイクの本が大好きです。この絵本もクエンティンブレイクの絵に惹かれて手に取りましたが、思わぬ内容に衝撃を受けました。
    最愛の息子を失ったエディの、悲しすぎるつぶやき。人にひどいことをしても、楽しいことをしても、悲しみについて書いても癒されないその心。その絶望の中から息子の記憶をたどり、誕生日のシーンに思いを馳せます。
    きっと読むたびに、違う気持ちがあふれてくる絵本だと思います。何度も読み返したい大人の絵本だと思います。

    投稿日:2015/01/21

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  • とことん向き合う

    最愛の人を失った悲しみ。
    その計り知れない感情の流れが手に取るように再現されている。
    クェンティン・ブレイクのペン先から落とされるラフなタッチが、また逆に悲しげで切ない。

    必ず心に灯りがともる日はやってくる。今は悲しくていい。
    何か、吐き出さないとやりきれない。
    手もとに置いておきたい一冊。

    投稿日:2014/11/27

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  • 本当に悲しい本で、泣いてしまいました。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子2歳、男の子0歳

    一番最後のページで、主人公が一本のろうそくを見つめている場面で。私はここまで悲しい気持ちになった事はまだありませんが、主人公の悲しい気持ちは嫌という程伝わってきました。いつか私にも訪れるのだろう。こんな悲しい日が。

    投稿日:2014/11/26

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  • とことん悲しむ

    明るく希望にあふれる絵本も多い中、こんなにも「悲しい」という感情だけを
    描いた作品は珍しいように感じます。
    悲しんで、悲しんで、悲しんで、とことん悲しむ・・・そんな絵本です。
    「私の悲しみだから。ほかの誰のものでもないのだから」
    この言葉に潔さを感じます。
    悲しんでいても、心は強く保たれているのだと思います。

    投稿日:2012/03/24

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  • ろうそくの灯

    • あみむさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子11歳

    私は独身の頃父を亡くし、おととし大好きな祖父もなくしました。
    死については、色んな考えがあると思いますが、
    今の私にとっては、家族との死の別れがとても恐ろしい。
    大好きな主人と息子と別れてしまったら…

    普段は絵本の世界に入り込んでしまいますが、
    この本は悲しくて、気持ちが入り込むのを拒否してしまいました。

    でもだんだん心にあたたかい灯がともっていくのが、救いです。
    悲しみにみつけられても後悔しないように、
    毎日笑って、丁寧に暮らしたい、と改めて思いました。

    投稿日:2012/01/12

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  • 大人向けです

    7歳の娘と読みましたが
    抽象的な表現が多用され、読後「いみわからんっっ」と言われ
    娘には全く面白くなかったようです。

    いわゆる「死」に対峙する大人に向けて書かれた絵本だと言えます。

    冒頭、笑顔のおじさんが描かれているのですが文章は
    「悲しんでいる私だ」と独白で始ります。
    そして語られる身の上は、本当に悲しい・・。
    読み終えて、また冒頭に戻りおじさんの笑顔を見ると
    また違って見えてくるから不思議です。

    投稿日:2011/11/15

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