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悲しい本」 みんなの声

悲しい本 作:マイケル・ローゼン
絵:クェンティン・ブレイク
訳:谷川 俊太郎
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2004年12月
ISBN:9784251009418
評価スコア 4.47
評価ランキング 10,578
みんなの声 総数 35
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35件見つかりました

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  • 乗り越えなければならないもの

    • くららさん
    • 20代
    • その他の方
    • 東京都

    最初タイトルを読んだときにとても驚いて、本屋さんで立ち読みして、思わず涙しながら買った本です。

    絵本を読んで涙することは何度もありましたが、こんなに直接的な悲しみを描いた絵本は初めてでした。


    私は子どもがいないのでこの人の悲しみがどれだけのものかというのは想像で終わってしまうのですが、それでも大切な人を失う気持ちは誰もが一緒だと思っています。
    その悲しみの深さや、どこにぶつけたらいいのかも分からない気持ち、そして思い出すその人との何気ない時間が、私の胸に響きました。
    そして最後には、何気なく過ごす毎日や変わらない日常を見て、だんだんと乗り越えていくことが出来る・・・。
    きっと誰もが経験するものだと思います。
    だからこそ、この本はとても反響を呼んだのでしょう。

    大事な人を失って、悲しみに暮れている人に、贈りたい。
    そんな本です。

    投稿日:2009/10/08

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    3
  • 一人きりの誕生日

    悲しみが押し寄せてくる絵本です。
    愛する妻と息子を失った主人公。来る日も来る日も、悲しみに明け暮れていることがわかります。
    その様子で、どれだけ妻と息子と過ごした日々が幸せだったのか、伝わってきます。
    幸せだった分、それを失ったときに、とてつもない悲しみが押し寄せてくるのだと思いました。
    絵は、悲しみというより、絶望といった表情をしていて、見ているこちらがつらくなりました。

    投稿日:2013/09/03

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    2
  • 表紙にひかれて

    • きのぴいさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子4歳、男の子1歳

    中身も確認せずに、ただ、表紙にひかれて買いました。

    谷川俊太郎さんの訳が、秀逸です。
    最初のページの顔こそが悲しみだと思いました。
    本当の表情を見せない、悲しみ。

    私も子どもを亡くしています。
    言葉にすることのできない、その悲しみを、この本が表現してくれました。

    希望を与えてくれる本もよいですが、静かにじっくり自分の悲しみと向き合えるこの本も素敵です。
    私は、泣きたかったんだ・・・
    この本を読んで、気づきました。

    投稿日:2011/01/07

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    2
  • 私も悲しいのかもしれない

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     この本を目に止めると、すぐに手にとった
    私も悲しいのかもしれない、そう思った
    「『悲しみは、私の悲しみ』であって
    他の誰かが必要になってくる」と作者ローゼンは言う
    それは、共感してくれる誰かだ、と訳者谷川は言う
    誰かがいても、癒えるのは一時である
     悲しみは、説明できない
    大切なひとを失うと、みんなこうなんだね・・・
    ろうそくの灯りをみると、誕生日と
    仏壇の向こうと両方を、思い浮かべてしまう
     悲しいひとを慰めるものは
    このろうそくの灯りの向こうで
    きっと見つめているだろう大切なひとと
    ゆっくり語り合い、微笑みを思い出すまでの
    ながいながい時間ではないかと、思うのでした
    大切な思い出を書き記してくださって
    ありがとうございました  感謝

    投稿日:2014/12/25

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    1
  • 悲しみを考える

    今日ほど、「悲しい本」が身近に感じられる時はないのではないでしょうか。
    コロナウイルス禍で気分は落ち込み、いつ起こるともしれない災害や、近づきつつあるように思えるミサイルに怯え、彼の地で起こった戦争で、ゲームのように殺戮される人の姿を目にしていると、たまらなくなります。
    でも、自分が自分でいられるのは、やっぱり家族がいるからでしょう。
    この絵本で、悲しみのどん底にいる男は、最愛の息子を失った喪失感の真ん中にいます。自分を愛してくれた母親も、もういません。
    他に家族の姿の見えない孤独感が、男の置かれている立場を表しているように思えます。
    幸せのふりをする演技は辛すぎます。
    この男の炎のような悲しみを、客観的に見られる自分は幸せかも知れません。
    でも、いつ訪れるかも知れない事実に、備える気持ちの大切さを感じます。

    投稿日:2009/04/11

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    1
  • 逃れられない悲しみ

    「そいつはやってきてきみをみつける」
    たたみかけるように続くこの言葉が衝撃的でした。

    「悲しみは人をえらばない。」
    だから大人よりはるかに深くこの本を感じる子もいるかもしれない。
    いてほしくはないけれど。

    悲しみについての描写が続いていく中
    正直に言えば辛すぎて感情移入などできません。
    直接 心に響く本だと思いました。

    投稿日:2009/01/06

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    1
  • 泣きました

    理不尽な理由で息子と離れてくらさなければならなくなりました。
    そんな時、本屋でこの絵本を見ました。
    私の今の気持ちや生活と全く同じことが描写されていて、本屋で涙をこぼして泣きました。

    以前、本屋でこの本を見たとき、「悲しい本」というタイトルを見ただけで「こんな暗い本誰が見るんだよ」と手に取ろうともしなかったのに…迷わず買いました。

    万人にうける作品とは思いません。ただ、悲しい時にはとっても心に響く内容だと思います。

    投稿日:2008/05/04

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    1
  • 「悲しみ」の考察

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子13歳、男の子11歳

    『悲しい本』、こんな題名の本を手に取る人はどんな人でしょうか。
    息子を失った主人公の悲しい想いをひたすら綴ります。
    悲しみに伴う主人公の行動も素直に描き出します。
    客観的な描写を、詩人の谷川俊太郎さんが滋味深く訳しています。
    絵は『チョコレート工場の秘密』の新訳版のイラストの方ですね。
    妙に見覚えがあるはずです。
    読み聞かせるというよりは、自分用に、あるいはブックトーク風に紹介して、
    そういう状況になった時にふと思い出して読んでほしい、
    という本ではないでしょうか。
    ラストのロウソクがとても印象的ですね。
    誕生日、その存在は生きている証し。
    そのロウソクの灯をいとおしく思いました。

    投稿日:2007/06/08

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    1
  • ほんと、悲しい・・・

    悲しい本です。

    本当に悲しい本です。

    悲しくなってからどん底に落ちて

    乗り越えていくまでの道のりが

    描かれています。

    実際には乗り越えてないかもしれません。

    ただ努力しているんだろうと感じる内容です。

    タイトルも絵も本当に悲しみに溢れています。

    大人が一人で読む絵本ですね。

    投稿日:2022/09/26

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  • 悲しんでいる人が ニンマリ笑った顔しているのは?
    「実は悲しいけれど・・・・幸せなふりをしている」 なぜ?そうする必要があったのでしょうか・・・・

    人にはだれでも 悲しいことがあります 愛する妻や子どもを亡くした哀しみ

    本当に悲しい人はたくさんいると思います

    でもそれを乗り越えるには 時間もかかるし どういう風に乗り越えるかは その人その人により 違うのです

    どう悲しみを乗り越えるかが この絵本には描かれていて ちょっと 切ない絵本です
    大人の絵本ですね
    じゅっくりと 読み 悲しみを乗り越えて 前に向かえたら幸いです!

    投稿日:2021/08/08

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