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しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑

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おこだでませんように自信を持っておすすめしたい みんなの声

おこだでませんように 作:くすのき しげのり
絵:石井 聖岳
出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2008年06月
ISBN:9784097263296
評価スコア 4.79
評価ランキング 441
みんなの声 総数 278
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  • 頑張っている先生とお母さんへ

    この本の感動は、もう多くの方に書き尽くされていますが、
    主人公である男の子にも、先生にも、そして
    おそらく、たった一人で懸命に二人の子育てをしているお母さんにも
    等しく、優しく暖かいまなざしが注がれているところが
    何よりも素晴らしいのです。

    子育てに正解などありません。
    迷ったり、失敗したりしながらも、
    いつでも、何度でもやり直すことができるはず。
    そう、信じたいと思いました。

    「どうしてこの子、おこだでませんように、って書いたんだろう」
    と、不思議そうな息子が、
    「あ、でも、ここには、おこられませんように、ってちゃんと書いてあるよ」

    最後のページ、家で妹と共に、お母さんに抱き締められている男の子のそばには、小さな笹と短冊が3つ。
    先生かお母さんに、正しい書き方を教えてもらって、書き直したのでしょうか。
    きっと、優しく教えてもらったに違いありません。
    その字を見ると、胸がつまる思いでした。

    息子は、この本を読んだ後、しばらく考え込んでいましたが、自分でも短冊を書く、と言い出しました。
    去年までは「ピアノがほしい」とか「アンパンマンになりたい」だったのですが、今日書いたものを見ると、こう書いてありました。

    「まいにち なかないで ようちえんにいけますように」

    投稿日:2011/01/23

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    30
  • 私の本でした

    • みんぷんさん
    • 30代
    • ママ
    • 長野県
    • 男の子7歳、男の子5歳、女の子0歳

    絵本ナビで見かけて以来、購入して読んでみようと思った本です。
    私は、一度読んだだけで涙が止まりませんでした。
    人によって感じ方はそれぞれでしょうが、この本はまったく私のお話だったのです。

    私事ですが息子が入学して一年間、親も子も初めての学校生活…
    今まで元気で個性的な子と思っていた息子が悪魔に思えたこともある位、このお話のできごとがそのまま私の家庭にもありました。
    先生からのたびたびの電話に、子どもの気持ちを第一に考える余裕もなく、発達障害?ストレス性障害?と悩んだ一年でした。
    担任の先生や相談員の先生に「とにかく褒めてあげましょう」と言われながらもどうしてもいけないこと、できないことばかりに目が行ってしまう…。

    そんな時に出会ったこの本は、ほめてあげることの大切さ、改めて感じる子どもへのいとおしい気持ちが、すっと、しかも直撃で入ってきた本です。
    1、2年の課題図書にもなっていますが、私の場合、逃げるようですが親として恥ずかしく、まだまだ子どもとは一緒には読めそうにありません。
    「おこだでませんように」…私の息子は同じように感じているかわかりませんが、せつないすなおなこの「ぼく」の気持ち、しっかりと受け止めたい、と思いました。

    投稿日:2009/04/24

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    19
  • 子どもの言い分

    • ももうさ♪さん
    • 20代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子2歳、女の子0歳

    子どもの頃、妹とけんかをした時、
    「どうせお母さんに言っても分かってくれない」
    と蓋をしてしまった感情が、
    たくさんたくさんありました。

    筋が通っていたのかは今では分かりません、
    でも、
    私なりの言い分が心の中にありました。


    大人になって、2人の子どもを持って、
    果たして今の自分は、
    子どもの言い分をちゃんと聞いてあげられる自分か、
    言い出せない・言い出さない気持ちに気付ける自分か、
    あの頃の自分に尋ねられているような気持ちになりました。


    色々我慢しているであろう上の娘を、
    いっぱいいっぱい抱っこして、
    ゆっくりじっくり色んな話を聞いてあげようと思います。

    投稿日:2010/11/07

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    8
  • 男の子の心の声に涙が出ます。

    息子に読み聞かせながら、途中で押さえきれず号泣。息子を心配させてしまいました。。。
    子どもの気持ちに寄り添った素晴らしい絵本です。
    ぜひ多くの方に読んでもらいたい!

    「ぼくは いつもおこられる。いえでも がっこうでも おこられる。」
    男の子の心の声。
    「ぼくは どないしたら おこられへんのやろ」
    何をやっても空回り、迷惑を掛けて怒られてしまう。
    みんなと仲良くしたいのに、本当は褒められたいのに。
    「ぼくは わるいこ なんやろか・・・」
    ぐっと歯を食いしばる男の子の横顔、胸に迫ります。

    「おこだでませんように・・・」
    考え抜いて、七夕の短冊に書いた願い。
    それを見た先生の気づき。男の子だけでなく、読んでいる人の気持ちも救ってくれます。
    「せんせい・・・おこってばかりやったんやね。 ごめんね。」
    こんなふうに素直に子どもの気持ちをくみ取ってあげることが出来る先生が、たくさんいたらいいなと思います。

    息子の心の声、聞こうとしてるだろうか?
    子どもはみんな「褒められたい」「いい子になりたい」と素直に思っている。
    その時々の小さな過ちにイライラしたり、カッと叱ってばかりになっていないだろうか?
    子どもはみんないろんな失敗をして、いろんな迷惑を掛けて、少しづつ成長していくもの。
    そのことを忘れないで、いつも心に刻んでいようと思いました。

    投稿日:2010/09/04

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    8
  • 私の本棚に.....

     久々にお互い照れながら、息子が寝る前に絵本を読みました。このごろは、『アインシュタイン』などの伝記物や『三国志』を自分で読んでいますが、彼のリアクションが楽しみで読みました。
     
     ちいさな胸の内の何とも切ない思いが、よく伝わってきました。
    どの子もみんな“よいこ”でありたいんですよね。周りの人にほほえんでもらいたいんですよね。
     
     さて、わが息子はというと、はじめ私の下手な関西弁に笑っていましたが、過去に、いや今でも共感できる事があったのか、随分神妙な面持ちで聞いてくれました。後半の部分では、くるりと私に背中を向けたくらいにして。私も、涙を抑えて読みました。
     
     「あとがき」を見て、くすのき先生の子どもに対する温かい視線とその視線の高さ(子どもと同じ)に、この作品の完成度の高さがあるのだと思います。
     
     石井聖岳先生の絵がとてもマッチしていました。読み進められるとこの表紙の意味が分かると思います。
      
     とても良い作品でした。「子どもの思い」に気づけるように私の本棚に置いておきます。

    投稿日:2009/05/28

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    8
  • 先生のほうがやさしい!

    • シーアさん
    • 20代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子5歳、男の子1歳

    絵本ナビなどで、たびたび評判は目にしたことがあった絵本。
    普段、兄弟二人で同じことやってても
    長男ばかりを怒りすぎてしまってるって自覚してたから
    迷わず借りてきました。

    この絵本に出てくる少年は、何をやっても怒られてばかり。
    家では、妹を泣かしたと言われて怒られ、
    学校では、意地悪言った子をキックしてやり返したら
    「乱暴だ」と怒られ・・・

    言葉でうまく気持ちを表現できなかったり
    立ち振る舞いや、タイミングや
    いろんなことが間が悪くって、
    ほんとは褒めてもらいたい、いい子になりたいって思うんだけど
    ことごとく怒られてしまう・・・

    七夕さんの短冊に、小学校に入って覚えたてのひらがなで
    「おこだでませんように」と書いた
    男の子の気持ちが、痛々しいです・・・

    長男に、この絵本を読み聞かせたとき
    妹が泣いて・・・というくだりで
    深く深く、何度もうなずいてました^ ^;

    そうなんだよねぇ、ケンカの場面を見てなかったりしても
    弟の泣き声が遠くから聞こえると
    まず上の子に「なんかした!?」と怒ってしまう・・・
    それまで、一緒に遊んでくれてたのに、そんなこと褒める余裕もなくて。

    反省・・・
    でもね、七夕さんだけじゃなく、先生も、お母さんも
    ちゃんと彼の気持ち、汲みとってくれましたよ。

    子どもの気持ちに寄り添える、
    最後にあたたかい気持ちになれる、いい絵本です。

    投稿日:2011/03/22

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    7
  • 今年一番の感動

    「言い訳をしない」 この男の子のシンプルなかっこよさ。
    ちょっぴりやんちゃな、だけど、「素直な心」がストレートに表現されています。最近で一番感動しました。いつまでも心に残る作品になると思います。傑作です。
    2才の次男に全編立ち読みコーナーで読み聞かせしました。読みながら何度もぐっときて声が詰まりました。(決して悲しい話ではありませんが、泣けます。)子供は、最後のところで「良かったね」と言っていました。私もまったく同感です。
    早速購入して、今度は7才の長男に読ませたいと思います。

    未読の方、是非お読みください。お勧めです。

    投稿日:2010/11/04

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    7
  • 自分自身への約束

     娘が生まれて以来初めて、娘を叩いてしまった。今まで、どんなにガミガミ怒ることはあっても、絶対に手だけは上げたことはなかったのに。思わず言葉よりも先に手が出て、ぴしゃっと頭を叩いてしまった。どんなに謝っても、抱きしめても、娘がいつもどおりの笑顔を返してくれても、全然心は軽くならなくて、辛くてたまらなかったとき、この絵本を娘に贈った。今日のことを決して忘れないように、自分自身への約束として・・・。
     
     娘は、自分が怒られたことなどすっかり忘れているかのように、「ぼく」の願いが叶ったことを純粋に喜び、去年の短冊に書いた願い事を1つ1つ思い出しながら、「Jの願い事も全部叶ってよかったね!」と、心の底から嬉しがっていた。

     声にならない心の叫びを、言葉にしてくれたこの絵本に、親としても感謝の気持ちでいっぱいだ。1人でも多くの子どもたちの思いが届くようにと、願わずにはいられない。

    投稿日:2010/08/20

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    7
  • 改めてジーン

    • キンコママさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子8歳、男の子7歳、男の子6歳、男の子4歳

    初めにこの本を目にとめたのはこのあまりかわいくもなくリアルな表紙。そしてへんてこな題名。「おこだでませんように」って・・・方言?不思議な絵本が気になり思わず手に取って立ち読みしてしまいました。読み初めてから最後まで涙が止まりませんでした。それも書店の入り口で他のお客さんが通るにも関わらず・・・・人の目なんて気にしてる暇もないくらい絵本の内容にくぎ付け。泣けて泣けて仕方ありませんでした。即買いでした。うちは息子が4人。男の子なんて何も考えてないで、本能で生きてるし、こっちの言う事もほとんどスルーで返答する方がおかしいくらい。毎日怒られない日もなく、怒られてもヘコまない。この絵本の中の男の子も日々怒られているけれど、いろんな事を思って、考えいるんだって事を感じた。「あっ!」うちの4人もこんな風に思ったり考えてるのかなぁ・・・・自分の子供達に対する気持ちに変化をもたらせてくれた絵本です。っと言っても日々ワンパクな息子達の相手をしていると、「絶対にこの絵本の男の子みたいな息子達じゃないわっ!!」って度々思いますが、そういう時こそ・・・絵本を手に取り、読み始め・・・ジーンと心に余裕を持たせ、また子供達に接します。まさしくこの絵本は私の気持ちを静まらせてくれるオアシスです。大人目線で見てたけれど、子供目線で見ると改めて「子供に対する自分の気持ち」を見直すいい機会を与えてくれる絵本です。ワンパク坊主を持つ両親にはと〜ってもおススメですっ。

    投稿日:2011/02/20

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    6
  • 是非子供が二人以上いるママに読んでほしい

    この本は是非、子供が二人以上いるママ、パパに読んでほしい!!
    毎日、ろくに理由も聞かず、怒ってばかりの親に読んでほしい!!
    何回読んでも泣けてきます。
    七夕の本を探していて、この本にたどり着きました。
    子供に読んであげたら、共感する子供もいるかもしれませんが、それよりも、親に読んでほしいと思いました。

    投稿日:2010/08/22

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