宮沢賢治の絵本 雨ニモマケズ」 みんなの声

宮沢賢治の絵本 雨ニモマケズ 作:宮沢 賢治
絵:柚木 沙弥郎
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2025年04月29日
ISBN:9784895881562
評価スコア 4.77
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みんなの声 総数 59
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59件見つかりました

  • 頂きました!

    • 光井さん
    • 70代以上
    • じいじ・ばあば
    • 群馬県
    • 男の子1歳

    プレゼントで頂いた時、表紙を見て「雨ニモマケズ」と見て〜まだ0歳だったので早いかなーと思ったのですが、、、!

    中を見てみて、絵が半分の見開きになっていたのでこれなら〜と思い読み聞かせたら!

    大のお気に入りになりました!文がそんなに長くなくページ展開が早いのが楽しいらしいです。

    絵も色が沢山使われていて、自由な水彩画が堅苦しくなく見ていて楽しいです。

    内容は誰もが知っていると思いますが、大人になるまで長く楽しめる絵本だなーと思い素晴らしい本をプレゼントしてもらったなーと心があたたまりました♪

    投稿日:2021/02/20

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  • おどろき

    読んで、びっくりしました! 絵がつくことで、こんなに受け取る印象がかわるものかと!私にとっては、厳しい印象が強かった詩でしたが、色鮮やかで元気な絵が、応援してくれるような明るい印象の詩にごろっとかわりました。手元において、読み返したい絵本になりました。

    投稿日:2019/12/02

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  • 宮沢和樹氏の文章

    私は、小林 敏也 氏の版画の作品が
    「アメニモマケズ」のイメージに1番近いと思っていました
    柚木氏の絵で
    それも明るい色使い!!
    びっくりしました

    でも、この雰囲気だと
    こどもは
    スッと賢治さんの世界に入りそうな気がします

    それとこの本のすごいのは
    巻末に賢治さんの弟の清六さんのお孫さんが
    書いているんです

    「行ッテ」という言葉こそが大事なんだよ

    本来原文は「行ッテ」は4箇所書かれているとのこと
    メモ書きでしたものね

    「自ら行く」ということ?
    自発的にーという意味のなのかな?
    と、思ったら
    日蓮上人の「法華経」の曼荼羅の
    南無・・・に続く文字に「行」が確かに4箇所

    でも・・・
    賢治さんご自身の見解ではないーわけで

    賢治さん自身、ご自身のメモが
    後世にこんなにみんなに愛されるモノになるとは
    思ってもみなかったでしょうね

    投稿日:2017/12/31

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  • 賢治のことば

    • うめちびさん
    • 30代
    • ママ
    • 富山県
    • 女の子6歳、男の子4歳

    小学生のころ、国語の時間にこの「雨ニモマケズ」を必死に暗唱できるよう覚えた記憶があります。
    その頃は、言葉の持つ意味は先生や辞書が教えてくれるものひとつでなんだかおもしろい言葉だなと思っていました。
    それから歳月や経験を重ねて、本を通してもう一度出会った時まったく違ってみえました。
    1ページに少しの言葉と、言葉の世界を広げてくれる柚木沙弥郎さんの絵が描かれていて賢治の想いがすっと入ってきました。
    賢治のことばがその時の時代や、自分を映す鏡のように思え、じわーっと広がりました。
    娘や息子とも読んだのですが、子どもたちは「ソウイウモノニ ワタシハナリタイ」の響きが気にいったのか声を揃えてよんでいました。次に読むときはまた違った風に届くのかなと思いながら余韻にひたりました。

    賢治が、手帖にそっと書いた想いが伝わってくる本です。

    投稿日:2017/11/27

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  • 未来に向けての愛

    今の時代は、常に「自分、自分」。周りのことなんかお構いなし、自分が良ければ他人の気持ちなんかどうでもいいと、思っているようで、ギスギスした世界のようです。本当の思いやりって何だろう。皆が幸せになるにはどうしたらいいだろう。その答えが、この絵本の中にあります。

    投稿日:2017/11/26

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  • 賢治のふるさと、花巻市の出身ですが

    • ニハルさん
    • 60代
    • その他の方
    • 茨城県

     私は、賢治のふるさと花巻の出身ですが、あの大きな賢治の詩碑、石碑に彫られていた、雨ニモマケズが、こんなカラフルな、のびやかな絵とともに味わえるとは、思ったこともなく、本当に衝撃でした。
     思わず図書館に行って、柚木沙弥郎さんの絵本をまとめて借りてきました。谷川さんやまどさんやいろいろな方の詩をたくさん絵本にされているのですね。どれもきれいで、不思議で、楽しくて、ご高齢と知りましたが、すばらしい感性に脱帽です。

    投稿日:2017/11/25

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  • 人としての心の真実の在り方・心の原点

    • KKのママさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子7歳、男の子3歳

     インターネットで気軽に買い物ができ、便利になり、人対人の関係性が希薄になりつつある現代で決して忘れてはならない「人としての心の真実の在り方・心の原点」が描かれていた。
     「ソウイウヒトニナリタイ」と言いきる宮沢賢治は病気で自分自身の体がしんどいにもかかわらず、今の自分が在る中で賢く生きること、人のためになることを考えていて、もし自分自身が病気の中にいたら自分の事にしか目を向けれなくなってしまうだろうと思った。宮沢賢治の大きく広い崇高な心にある、言葉が並び、心に直接届き、一行一行その言葉の意味を考えさせられる。
     子供が音読すると言葉がさらさらと流れ、区切りもよく何度か読むうちに覚えることができそうだ。流れる言葉の奥にある宮沢賢治の心を感じ、部分的には理解しているようで、困っている人がいたら助けてあげなくてはいけないという気持ちに共感していた。今覚える宮沢賢治の言葉が、子供が大きくなりふとした時に口をついて出てきた時に言葉の持つ深い意味を考えてほしいと思う。
     息子の本棚に置き、ずっと在り続け、大きくなっても手にとりページを開き宮沢賢治の心を感じてほしい一冊だ。

    投稿日:2017/11/22

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  • 大人のための童話です

    誰でも皆、幼い頃に一度は聞いたことのある言葉がならぶこの絵本の読者はふた通り。
    初めて読んだ時、何を言いたいのかわからないまま大人になり二度と手にすることのない人。何を言いたいのかわからなかったけれど大人になってもう一度手にして、賢治の言葉がしみじみと胸にしみる人。
    『雨ニモマケズ』は、たくさんの喜びや哀しみを知った大人にこそ読んで欲しい一冊です。
    哀しい時、苦しい時、泣きたくなった時、すぐに手に取ることができる、そんな大人のための、いつも傍に置いておきたい一冊です。

    投稿日:2017/11/19

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  • 賢治の魅力、再発見

    夫が息子(4歳)に宮沢賢治を読んであげたいと言い出したので、彼の有名な詩が絵本になったこちらの作品を選びました。
    夫に続いて復唱する息子。意味はわからないなりに、何かおもしろい、と感じたようです。日を変えて3度目を読む頃には、ほとんど暗唱してしまっていました。
    「コワガラナクテモイイトイイ」や「オロオロアルキ」などの部分で必ず笑うので、最初は単純に日本語のリズムを楽しんでいるだけのように思えましたが、「お母さん、ヒデリの時は涙を流すんだよ。ヒデリって何?」と聞くなど、内容を知りたいという気持ちも働いているようです。
    耳にすーっと入ってくるこの何ともいえない語感の良さ。久しぶりに息子と読んでみて、あらためて賢治の魅力を感じました。
    柚木さんの、カラフルで説明的すぎないイラストもよくあっていると思います。

    投稿日:2017/11/13

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  • 世代によってさまざまな作者の面を感じることができる
    絵本だと思います。

    子どもたちは絵本なので絵をみて、力強さを感じるでしょう。
    「ソウイウモノニ ワタシハナリタイ!」
    道がみえなくなったとき、迷ったとき、
    この詩を読むときっと、文末に「!」がみえてきて、
    応援歌のように感じるでしょう。まよったとき、先に
    明るい光ががみえてくるようです。

    また大人は、あとがきをよむことで、遺作であること
    また、メモ書きであったこと。法華経の精神といったものを知り、
    彼がそのときに感じた思いをめぐり、作り出した詩であることなど
    宮沢賢治がその詩を作った時、そのときの気持ちが今になって
    あざやかに感じつながると思いました。

    力強い絵と大きな文字は私たちに色々な気持ちを
    感じさせてくれます。

    雨ニモマケズは絵本として数多くでているとは
    思います。ですが、この絵本は全てがシンプルであるがゆえに
    この詩の思いが鮮明に伝わる絵本だと思いました。

    投稿日:2017/11/05

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