宮沢賢治の絵本 雨ニモマケズ」 みんなの声

宮沢賢治の絵本 雨ニモマケズ 作:宮沢 賢治
絵:柚木 沙弥郎
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2025年04月29日
ISBN:9784895881562
評価スコア 4.77
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みんなの声 総数 59
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59件見つかりました

  • 超有名

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    超有名な宮沢賢治の詩。
    読んでいて、正直けっこう自分、暗唱できるなと思いました。
    「雨ニモマケズ」の絵本化ということで、絵がたくさん添えられています。
    こういう形だと子供も手に取りやすいかな?
    やっぱり心に残るものがありますね。

    投稿日:2016/12/27

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  • 実際に行動にうつせる人になりたい! 受賞レビュー

    「雨ニモマケズ」は、何度も読んだことがありますが、
    こんなにも書かれている内容を理解し、心に響いたのは初めてです!

    柚木沙弥郎さんの絵が、「雨ニモマケズ」の世界観にぴったりで、
    視覚からも伝わるものが多くあったのだと思います。

    「行って」が重要なキーワードであることもわかり、
    口だけでなく、実際に行動にうつせる人になりたいと
    心から思いました。

    このことは、私の子ども達にもしっかり伝えていきたいです!

    投稿日:2016/12/27

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  • 心にジーンと響きました

    学生の頃に習った記憶があるけれど、こうやって大人になって久しぶりに読むと何だかこの詩の持つ意味が大人の気持ちで分かった気がしました。読んでいると、こんな人に慣れたらいいな、こんな強い人に慣れたらいいな。そう思いました。そしてこんな素晴らしい人がこの世の中にどんどん増えてくれたらもっと平和になれるのになって思いました。1ページ毎に私の胸にジーンと来る物が有りました。自分だったらどうだろう、と自分に置き換えてみると自分は弱虫だなって思いました。学生の頃に読んだ時とは大人になって読むと印象が違いました。読む人によって受ける印象は違うのだと思うのですが、私にとってはとっても素晴らしかったです。私も見習えたら良いなって、そう思いました。

    投稿日:2016/12/28

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  • 素直な詩

    ソウイウモノニ ワタシハナリタイ

    ヒトではなくモノ。
    実に宮沢賢治らしい表現だなと思いました。
    あらゆるものを愛し、尊重し、感謝していたのだろう。

    この詩を読むと、前に一緒に暮らしていたわんちゃんを思い出します。

    老犬で、病気もしました。寝たきりにもなりました。
    でも彼女は病気を受け入れ、懸命に生きてくれました。
    病気をする前と変わらず、ごはんを食べてトイレをして眠りにつく…当たり前の毎日を送りました。
    亡くなる直前までほんの少しのごはんを食べて、最期はとても静かに眠るように…。

    介護していた私が一番近くで、その生き様を見せてもらったのです。

    病気の宮沢賢治が残した祈りは、宮沢賢治の心そのもの。
    最期までとても丁寧に、真っ直ぐに生きようとしていた事が伝わります。

    私のソウイウモノは…うちの犬ですね。

    投稿日:2016/12/26

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  • 小さい子が自然に学べる

    宮沢賢治さんのあの有名な詩が絵本に!
    こういう、名作をそのまま絵本にしている本が好きで、息子によく読ませています。
    枕草子や俳句の絵本など。
    息子は宮沢賢治さんの文章は好きなのですが、こちらの詩はあまり興味を示してくれなかったので、今回この絵本を知り、さっそく読み聞かせしました。

    やっぱり絵があると違いますね。
    最後までしっかりと見てくれました。
    色彩豊かなイラストなので小さい子でもパッと目をひくようですね。

    最近は私が「雨にもまけず」と言うと
    「風にもまけず」と言い返してくれます!
    意味は理解できなくても、名文を口にできることが大事なんじゃないかなと思っています。

    小さい子でも自然に学べてとてもいい絵本です。

    投稿日:2016/12/28

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  • カタカナだと

    他にも同じテーマの絵本を持っていますが、こちらはカタカナがメインの表現なのですね。それはそれでまた違った味がありますね。
    ちょうど娘がカタカナの敏感期なので読ませてみたところ、たどたどしいながらも一生懸命に読んでいました。娘の一生懸命さと賢治のひたむきさがリンクしてなんともいえない不思議な気持ちになりました。
    娘はまだ意味がわかっていませんが、これからも機会を見て何度も何度も読んでいってほしいなと思いました。

    投稿日:2016/12/24

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  • 言葉が心に染入る。 受賞レビュー

    • ととくろさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子7歳、女の子4歳

    ミキハウスさんの宮沢賢治さんのシリーズは
    重厚で趣きがあって大好きです。
    適材適所、作品ごとに絵の作家さんが変わり、
    それがとてもピッタリ。
    毎回、新しい賢治作品を見ているようで面白いです。
    文字量が多い作品も多いのですが、
    今回は幼児にも読みやすい短さなのでお勧め。
    あの有名な詩、
    「雨ニモマケズ」です。

    一行一行にページが分けてあり、
    めくる度に見る者を止めてしまうような力強い絵。
    屈強さと謙虚さと愛と真面目さと。
    言葉に色と形がついて伝わります。

    ソウイウモノニ
    ワタシハナリタイ

    最後まで読むと
    絵と言葉の向こうに、ただただ純粋で崇高な心が見えて
    涙がでました。
    その想い、その姿勢、なんて美しく眩しいのでしょう。
    きっと改めて、この詩のもつ力に圧倒されます、
    親子でも、ぜひ読んでほしい絵本です。

    投稿日:2016/12/24

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  • 幸せな生き方。 受賞レビュー

    小学校6年生のとき、盲腸で入院した際、
    どなたかが、お見舞いに宮沢賢治の伝記を差し入れてくれ、
    この「アメニモマケズ」の存在を知りました。
    その時、思ったのは、
    宮澤賢治という人は、
    人々のために生きた立派な人なんだなということは理解できたけど、
    質素倹約、質実剛健な生き方が大事なのもよくわかるけど、
    この詩は、なんて苦しい詩なんだろうということ。
    なぜここまで自分を追い込んだり律したりしながら生きていかなければいけないのだろうか。
    人生って、そういうものなのだろうか。
    毎日が楽しく、希望や夢がいっぱいの6年生には、まったく理解できませんでした。

    あれから30年、久しぶりに読み直してみました。
    人生酸いも甘いも経験した身には、
    宮澤賢治の祈りが伝わってきました。
    世の中の人が皆こういう気持ちで生きていたら、
    争いも起こらないし、
    世界中の人々が幸せに暮らせるのではないでしょうか。
    一人一人がこんな精神で生きられたら、
    本当に幸せだと思う。
    こんな生き方は、決してつらくも苦しくもありません。
    抗うことなく自然とともに生きる。
    最も幸せな生き方のようにも思えます。

    今までのイメージとは全く違う、明るい挿絵。
    柚木沙弥郎さんが「アメニモマケズ」から受けたであろうイメージが、
    私にもしっくりきました。
    素敵な挿絵です。

    投稿日:2016/12/21

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  • 奥が深くて心に響きます。

    「雨ニモマゲズ」,学生の頃(きっと小学生や中学生の頃だったでしょう)私も国語の授業で学びました。
    でも実際にはどこまで理解できたか。
    大人になって読んだ方がずっとずっと心に響きました。
    作者の「祈り」だった。。。とても奥が深いですね。
    私にはこの詩の人物のようにはなれないけれど,こんな人になれたらどんなに人として素晴らしいことか。ほんの少しでもこんなふうになれたらなと思いました。
    最後の宮沢和樹さんのお話がまたぐっときました。
    想うだけでなく行動することにこそ意味があるのかも知れませんね。

    投稿日:2016/12/18

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  • 祈り

    何度も読んだことのある、雨ニモマケズ。作品ではなく「祈り」だったことを、はじめて知りました。
     
    原始的な力強さをかんじる絵は、「祈り」そのものですね。シンプルながら、色使いや構図が絶妙です。

    両手を空に向けてあげている、最後の場面が印象的でした。
    じっくりページをめくって、賢治の祈りをかみしめたいなと思いました。

    投稿日:2016/12/19

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